透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「絵はがきの中の江別」のお話 

2024-11-16 19:49:39 | 日記

晴れ。最低気温-1.6℃、最高気温13.0℃。

講演の始まる前に錦山神社とその界隈を散歩してきました。

野幌公民館にて開催された「絵はがきの中の江別」のお話を伺ってきました。

江別市政70周年記念事業の一環で、第91回人が集えば文殊の知恵袋講座の一つです。

主催は江別創造舎。

江別創造舎は平成19(2007)年1月、江別の地域文化振興活動を目的として結成された任意団体。

江別の活性化を願って、メンバー一人ひとりのキャリアを活かした事業を、江別市民や江別を訪れる人々を対象に推進しようしているとのことです。

本日の講師は元江別市情報図書館館長の佐々木孝一氏。

65枚の貴重な絵はがきを丁寧に説明して下さり、江別市の歴史の一端を学ぶことができました。

例えば、開村50周年記念(1928年10月)の絵はがきには江別町役場庁舎の写真があり、2階にはなんとバルコニーがあるのです。瀟洒な佇まいでお堅いイメージの役場庁舎にもロマンが感じられました。

講演の結びに、「戦後10年、絵はがきが出てこなかった。平和とはいかに大切なものか」と言葉すくなに話されていたのが印象に残っています。

「したっけ」が「さよなら」の意味になるなとうなづきつつこの歌を読みました。

「真一文字の冷凍さんま」という表現もぴったりだと思います。

解説の結びにあるように、作者は固くて真直ぐなさんまに自身を重ねたのでしょうか。

余韻に切なさのようなものが感じられました。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする