透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

ウグイスと秋川雅史氏

2014-05-18 16:39:15 | 日記

曇りのち雨。最低気温8.9℃、最高気温10.5℃。

昨日、終日降り続いた雨は朝から上がり、薄曇りの一日を迎えた。午後から野幌森林公園ふれあいコースを散歩する。森林公園の木々や草花も雨で洗われ、鮮やかさを増していた。ウグイスの声は高らかに響き渡り、いつもの役者の出番にホッとしながその声の主を探した。そして、初めて、この役者の姿をカメラに収めることができた。

木の枝を両足ではさむようにしっかりと立ち、尾を震わせ、大きな口を開けて囀る。体全身であの糸が震えるような情緒豊かな囀りを披露していた。まるで、「千の風になって」を歌唱する秋川雅史氏のようではないか。このウグイスもまた、精一杯、自分の役目を果たすべく命の賛歌を絶唱しているかのようだ。優れた森の歌い手に倣って、発声の基本練習に励みたいものだ。

          

                                          

 

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