透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「永訣の朝」

2015-12-16 15:59:57 | 日記

曇りのち晴れ時々雨。最低気温2.9℃、最高気温7.4℃。

今日は暖かな一日となりました。先ほど野幌森林公園エゾユスリハコース、大沢コースを久しぶりに通して散歩してきました。雪解けが進んで歩きやすかったからです。

さて、昨日は札幌の駅から数分のところにある教室で3コマ分のお仕事をしてきました。機材のトラブルもなく、順調に終えることができホッとしているところです。現代文Bの「永訣の朝」については、前回の反省を踏まえ、詩の前半部分に限定して学習することにしたので、予定通りに終えることができました。

                       

                       

                       

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いわさきちひろさん

2015-12-15 19:32:34 | 日記

曇り時々雨。最低気温-5.1℃、最高気温8.0℃。

札幌でお仕事があり、我家に元ってグーグルを覗いたところ、いわさきちひろさんの生誕97周年を祝したロゴマークに迎えられました。学生時代からずっとちひろさんの絵が好きで、東京や安曇野の美術館に出かけては癒されてきました。

安曇野にある「ちひろ美術館」へは二度ほど訪ねました。一度めは姉と、二回目は一人ででした。安曇野の自然に溶け込んでいるかのようなこの美術館には、いつもここだけのゆっくりとした時間が流れていたような気がします。

いわさきちひろ 生誕 97 周年

2012年3月29日のHPから

 この時期の長野は平野にはまだ雪が残っているだろうと予想していたが、雪のかけらも見えなかった。春めいた日差しの中で動き出そうとする大地の息吹きが伝わってくるようだった。
 安曇野のちひろ美術館は二回目の訪問となったが、やはり期待を裏切らなかった。。晴れて、暖かだったので、外に出て、復元された黒姫山荘まで散歩するなど、二時間くらいの間、のんびり、ゆったり過ごすことができた。自然と一つに溶け込んでいるのが最大の魅力となっているこの美術館で、好きなちひろの絵に浸り、初春のひとときをゆったり過ごせたことは何という幸せだろう。
                   
                                                       安曇野ちひろ美術館 タクシー乗り場付近から遠景
              
                                                            安曇野ちひろ美術館

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暖かそうな冬の夕暮れ

2015-12-14 16:58:36 | 日記

晴れ。最低気温-8.0℃、最高気温6.0℃。

よく晴れた寒い朝となりました。、「夜明け前が一番暗い」ということから連想して、その頃が一番寒いのかと思っていたのですが、意外なことに、最低気温-8℃を記録したのは7時06分でした。今日の札幌の日の出時刻は6時57分です。ネットで検索すると、夜明け前をいつにするのかも微妙なのですね。

気温がプラスに転じた午後、何となく夕陽を見たかったので、いつもより時間を遅らせて散歩にでかけました。でも、夕陽はまだ元気いっぱいの様子で、赤く染まっていく辺りの風景が冬なのに暖かそうに見えました。

 

                  

                                    《大沢口までの車道 15:37》

                  

                  

                  

                                       《大沢口 15:49》

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「厳しい冬の乗り越え方」

2015-12-13 20:25:27 | 日記

晴れのち曇り。最低気温-3.6℃、最高気温4.3℃。

午後、野幌森林公園ふれあいコースを散歩してきました。いつものコースも、路面がでてきたので、ずいぶん歩きやすくなっていました。定点観測地点になっている(かのような)大沢口です。雪が少なくなっているのが一目瞭然かと思います。

ふれあいコースの木々の中には、花が落ちずにドライフラワーになっているものもあれば、すっかり葉の落ちた木々の枝先に新芽が固い表情をみせているものもありました。それぞれが、独自のスタイルで厳しい冬を乗り越えようとしているようです。

「人間が抱える課題の答えは全て、自然の中にある」という大村智氏(ノーベル医学生理学賞受賞)の言葉に倣えば、この森のあちこちに答えが隠されているのでしょう。

                     

                     

                     

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ユーモア

2015-12-12 21:45:24 | 日記

晴れ。最低気温-2.3℃、最高気温3.5℃。

調べることがあって図書館から借りてきた本は、見出しを見ているだけで面白そうと思えた。詩作をする身ではないのだけれど、『現代詩入門』という本だ。杉山平一著で、創元社から出版されている。1988年12月20日第一版第一刷発行となっていた。 

                             

「詩の破壊力」、「詩の魅惑と陶酔」、「詩の在り場所」と大きく三分類され、それぞれに4個、11個、6個の項目がタイトルをつけて並んでいるが、特に章立てはない。

「詩の誘惑と陶酔」の中に「詩とはあだ名をつけること」という項目があり、「もともと詩は言葉のおしゃれであり、世界のすべての物やこころに対して、アダ名をつける精神である。」とあった。

同上中の「ユーモアは詩のエスプリである」という項目に引かれていた詩がこちらだ。

会議    有馬敲

本会議のために/運営委員会をひらき/遅刻する

運営委員会のために/特別委員会をひらき/居眠りする

特別委員会のために/常任委員会をひらき/中座する

常任委員会のために/小委員会をひらき/だまっている

小委員会のために/準備会をひらき/欠席する

準備会のために/宴会をひらき/張りきる

*紙面の都合上、「/」をつけるなど形式を変えてあります。

年末とあって磨きたいものはたくさんあるけれど、ユーモアのセンスも磨いてみたいと思う今日この頃。

                                  

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月の雨

2015-12-11 17:14:37 | 日記

雨時々曇り。最低気温1.5 ℃、最高気温4.7℃。

 今日は朝から雨が降っていました。12月の雨は、思いのほか冷たくもなく、終日ただ静かに降り続いていたのでした。昨日今日とプラスの気温が続いたためか雪はずいぶん解けました。解け出した水は地下深く沁み込むか、蒸発して空にむかうのでしょう。

 午後から、野幌森林公園のふれあいコースに出かけました。道にできた水たまりは黙って時々の風景を逆さに映し出していました。木々の葉はほとんどが落ちていたのですが、一本の木に一葉だけ残っているものもありました。他の葉がみんな散った後に残っているのですが、これもまた自然の采配なのでしょう。自然は一斉に事を始め、一斉に事を仕上げて、おしまいにするということを好まないようです。

                   

                   

                                    

                   

                   

                   

                                     《今日の大沢口 14:04》

                   

                   

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かでる講座第10回目へ

2015-12-10 17:23:18 | 日記

晴れ。最低気温2.8℃、最高気温9.3℃。

昨日、札幌市内のかでる2・7ビルの8階、820研修室にて今年度最終回となる講座があり、出かけてきました。「かでる2・7ビル」という名称は札幌市北2条西7丁目という所在地から取られていて、方向音痴気味の私にとっては分かりやすくて有難いものです。

それはともかく、全10回の講座の”とり”となったのが、小野寺淳子氏による「ほっかいどうの温泉まるごと勉強会ー旅の魅力・宿の魅力・湯の魅力ー」と題するものでした。旅行ジャーナリストの肩書を持つ小野寺氏は、この度、温泉ガイドの決定版(写真参照)を北海道新聞社から刊行されたとのことです。

この講座を受講して、温泉表示は効能書きではなく適応症として書いてあるので、そこのところをはき違えないでおこうと思いました。また、その温泉の特質をふまえて、自分に合ったところを見つけるという楽しみ方もあるのだと教えて頂きました。

温泉は家人とよく出かけます。お湯に浸かりながら、ここは何に効果があるのかと思いながら、掲示板に書き出されている項目をぼんやり眺めていたものです。せっかく温泉の宝庫となっている北海道に住んでいるのですから、今まで行ったことのない新たな温泉に出向いて魅力を探ってみるのも悪くないかもしれません。

かでる講座は全10回でしたが、1度だけ欠席してしまいました。9回目で旅行から戻って風邪をこじらせたためです。この回は「自業自得」ということを体験的に学習したのでした・・・・・・。 

                       

                        《旅行ジャーナリスト 小野寺淳子(おのでらあつこ)氏》

              

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「答えは自然の中にある」

2015-12-09 21:08:14 | 日記

晴れ。最低気温-9.5℃、最高気温4,7℃。

ノーベル医学生理学賞を受賞される大村智・北里大特別栄誉教授の受賞記念講演の要旨が北海道新聞に掲載されていた。

大村教授は7日午後(日本時間7日夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で「地球からのすてきな贈り物」と題して英語で講演。「われわれ人間が抱える課題の答えは全て、自然の中にあると私は信じてきた。微生物は無限の資源だ」と述べるともに「仲間や微生物たちに深い尊敬と思いやりを抱き続けることが大切だ」と感謝の気持ちを示したという。

「地球からのすてきな贈り物」という題名も素敵だ。「人間が抱える課題の答えは全て、自然の中にある」という言葉も、「仲間や微生物たちに深い尊敬と思いやりを抱き続けることが大切だ」との言葉にも惹きつけられた。謙虚さと仲間に対する思いやりを忘れず、誠実に研究に向き合って来られた方の言葉は美しいと感じた。

「自然」について、2012年にノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥教授は同記念講演で「「自然は予想しなかったことをを教えてくれた」と述べていたことを思い出す。お二人とも「自然」に向き合う姿勢がそっくりなのは偶然ではないのだろうと思った。

                   

                               《北海道新聞日刊紙2015年12月8日付》

山中伸弥教授のノーベル賞記念講演について書いていた、2012年12月8日(火)のHP

曇りのち雪。最低気温-6.9℃、最高気温-2.5℃。職場へ。北海道新聞夕刊の一面に山中教授のノーベル賞記念講演の要旨が掲載されていた。山中伸弥京都大教授が7日午後(日本時間7日深夜)、ストックホルムのカロリンスカ研究所で記念講演し「予期せぬ結果と、素晴らしい師との出会いが幸運だった」と述べたという。そして、その素晴らしい師には2タイプあり、その一つ目は、仮説を否定する実験結果を逆に喜んだ大阪市立大の三浦克之ら恩師たち。もう一つの師は自然そのもので自然は予想しなかったことを教えてくれたということだ。最近、なぜ自然が特に幼児教育に必要欠くべからざるものとして重視されるのだろうとあれこれ思いめぐらせていた。ノーベル医学生理学賞を受賞された山中教授の「自然は予想しなかったことをを教えてくれた」という言葉は自然の一面について的を射ていてなるほどと思った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野幌公民館ギャラリーへ

2015-12-08 18:18:47 | 日記

晴れ。最低気温-5.8℃、最高気温3.4℃。 

一昨日、家人と野幌公民館ギャラリーへ出かけてきました。江別美術協会による歳末チャリティ展が開催されていて、会員による、水彩や油彩、パステル画など70点が展示されていました。その中のコスモス(下の新聞の左)に魅了されました。日本画を始められてから20年という方の作品です。一度会場から出た後、何かに手繰り寄せられるかのようにまた戻って見てきました。

                     

                             《北海道新聞2015年12月3日付日刊紙より》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪のち晴れ

2015-12-07 14:43:16 | 日記

晴れ時々雪。最低気温-5.6℃、最高気温1.7℃。

雪が15㎝ほど降り積もった朝は、除雪で幕開けとなりました。空が明るくなってきた午前の遅い時間帯に散歩に出かけました。雪の朝は空気が澄んでいて、降ったばかりの雪が光の加減で様々な表情を見せてくれます。雪に心があるならば、「たくさん積もって迷惑でしょうが、きれいな面や役に立つ面もありますので、何とか埋め合わせて下さいね。」となるのでしょうか。

憎めないところも合わせ持っていることを良く知っているのが、北国で雪と共に過ごしている私たちなのです。お付き合いも長くなると、それなりに学習もするので、賢く対処できるようになるのかもしれません。

                  

                  

                  

           

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キタキツネに出会う

2015-12-06 16:03:00 | 日記

晴れ。最低気温-4.7℃、最高気温2.1℃。

午後、野幌森林公園へ散歩に出かけました。帰りにバス通りに面した住宅街の前でキタキツネに出会いました。真冬のふさふさの毛皮とは違って、今は古着のようないでたちでした。目があってからも逃げる風でなく、しまいには毛づくろいを始めたこのキツネは私を何だと思っているのでしょうか。さすがにそばを通り抜けようととすると、二歩くらい後ずさりしていました。

野幌森林公園に近いこの辺りはこのキタキツネの縄張りとなっているのでしょうか。久しぶりにキタキツネに出会えたのですが、狐につままれたような妙な気分でした。

                  

                             《野幌森林公園大沢口 15:05》

                  

                  

                  

                  

                  

                  

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卵から

2015-12-05 18:49:52 | 日記

曇りのち時々雪。最低気温-3.7℃、最高気温1.4℃。

北海道新聞の本日付の卓上四季は卵についての示唆に富んだ内容のものだった。食卓に何かと重宝で購入しやすい価格の卵には、私も本当にお世話になっている。その卵がじわじわと値を上げているそうだ。

円安で鶏の飼料代が上がっていること、コンビニのおでん向け需要が伸びていること、訪日外国人増加でホテルからの注文も増えているなどがその原因として挙げられていた。他にも化粧品や医薬品にも用いられるなど卵の使い道が多いので、値上がりによる影響は大きいとみている。

鶏卵を生業としている方たちにとっても納得のいく範囲での適正価格をと筆者は述べている。冒頭では元NHKアナウンサー山川静雄さんのエッセーを引き、高浜虚子の句で締めてある本日のコラムに共感し、なるほどと思った。

             

 卵はその殻のしくみからフロントガラスの性能アップにも貢献しているというコラムを読んだことがあった。卵つながりで、そのコラムも。

驚きつつ嬉しくなったのは最終行の「人工物が洗練されてくると自然物に似てくる」という金沢大学名誉教授の方の言葉だった。

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

野幌森林公園・解けたり凍ったりの12月

2015-12-04 19:36:30 | 日記

晴れのち雪。最低気温-3.3℃、最高気温4.0℃。

朝、カーテンを開けると空の中央に月齢22.4の月が見えた。空が明るくなり、日が射してきて、凍りついた道の一部が解け始めていた。解けながら凍るのか、道はかなり滑りやすい状態になっていた。

野幌森林公園ふれあいコースから大沢口へとかなり神経を張っていたようで、無事我家へ戻りついた時にはホッとした。

話しは変わるけれど、「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」へ向け、無事方向転換したとの嬉しいニュースが今日の北海道新聞日刊紙に掲載されていた。「方向転換 さらば地球よ」という見出しの「方向転換」という言葉も「さらば地球よ」も妙に耳に残る言葉だなと思った。

                

                                     《大沢口へ続く歩道》

                

                                     《ふれあいコース》

                

                                       《ふれあいコース》

                

                          《ふれあいコース ひと葉(たぶんこの木の最後の葉)》

                

                                  《大沢口 つるつるでした。》

                

                                   《大沢口からみた車道》

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「はやぶさ2」2015

2015-12-03 20:19:06 | 日記

雨。最低気温-0.3℃、最高気温10.0℃。

本日付の北海道新聞夕刊に「はやぶさ2」の話題が掲載されていた。2014年12月3日に打ち上げられた「はやぶさ2」は今日の午後7時過ぎ、地球に最接近し、「スイングバイ」と呼ばれる操作が行われる予定とのことだ。

「スイングバイ」を成功させるにはハワイ上空の狙った位置をピンポイントで通過させなければならず、それは東京から富士山頂にいる虫を狙うような超高度な技術が必要らしい。まるで神業?のようなものなのだろう。

操作が成功して、小惑星「りゅうぐう」に近づけるように軌道変更できるといいなと思う。JAXA(宇宙航空研究開発機構)の皆さんのご健闘をお祈りします。   

                                

                               《北海道新聞夕刊2015年12月3日付》

昨年の今日、私のブログで「はやぶさ2」の打ち上げ成功の話題を取り上げていました。

晴れ時々曇り。最低気温-3.2℃、最高気温1.0℃。

今日は最高気温が1.0℃と急に冷え込みが強まった北海道の我町。一方、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターからは小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH2Aロケット26号機が打ち上げられた。有機物や水を含む岩石があると考えられている小惑星「1999JU3]を目指すという。2018年にこの小惑星に到着し、1年半の滞在を経て、20年末に地球へ戻る予定という。この星のサンプルは太陽系や生命の起源を知る貴重な手がかりとなるものだ。持ち帰ってくれたならば、たいそう嬉しいことだろうが、とりあえず、無事に戻ってきてほしい。

小惑星「イトカワ」の微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の弟分の「はやぶさ2」。この時期に打ち上げ成功のニュースは嬉しい。カウントダウンが始まり、テレビ画面に釘づけになった。関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱいだ。

                                                   

                                     《民放テレビから》

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月の始まり

2015-12-02 20:04:41 | 日記

晴れ。最低気温-3.3℃、最高気温2.5℃。

カレンダーは最後の一枚になりました。今日は12月2日。夕方、近所の公園を覗いてみました。滑り台は冬期間の眠りに入るために封印されていました。いっそのこと私たちヒトも一定期間、一斉に、眠ってしまえたらと思ってしまいました。

そうは思っても、やはり、牛のように今日も明日も一歩ずつ、できることをし続けるのですね。

このところ夕暮れがさらに早まり、外は16時台になると青いとばりが降りていました。17時台になると真っ暗です。今日は曇りなので無理ですが、晴れた日には星見ができそうです。そういえば、賢治さんの「蛙のゴム靴」という作品に登場して、雲見をしていた三匹の蛙君たちは今頃冬眠中でしょうか。もし、そうならば楽しい夢見ができるといいですね。私たちヒトだって、かつては楽しい夢見ができたのですよ。

私の12月の始まりはこんな風に何となくスローです。

                  

                                    《封印された公園の滑り台》

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする