第２回八ヶ岳スーパートレイル、ゴールはできなかったけれど。その3

サンメドウズスキー場まで登ってきた道、その同じ道を下って途中で右折、トレイルに入っていく。
すごい雨で道路を雨水が川のように流れてきていた。

トレイルに入ると・・・



さらに道が川になっていた。
これだけ濡れていても、できたらシューズがズボッと水の中に入ることは避けたいものである。
（もう同じなんだけどね。）
で、つい、水のないところを探して足を着くのでやっぱり進みずらいわな～。

でも私、悪路好きみたい。
ここは楽しかったよ。やっぱりロードよりはずっといいね(^^)/

だんだん薄暗くなってきたけれど、バシャバシャ進む。

そして道路に出た・・・んだったと思う。
しばらく走っていると

私設エイドの車。
「温かい味噌汁ありますよ。女性限定で～す♪」とうれしいお言葉。
そして「かおちんのお友達ですね(^^)」と。
わ～い、嬉しいな、かおちんのおかげで知ってもらっている。

「IBUKI」のお仲間さんたち♪


そして一緒に撮らせてもらった、もう嬉しくて。
お味噌汁が美味しかった。ごちそうさまでした(^^)/

元気をもらって走る。
いつの間にか雨は止んできたみたい。
雨がやむと暑くてレインウエアを脱ぎたくなる。

で、途中の車庫を借りて脱ぐ。また降り出すだろうと、上着はすぐに着られるようにお腹に入れた。


70ｋｍ地点17：31

そしてまた砂利道の林道へ入っていく。
ここから10ｋｍ位？延々と林道の登りなのである。で、登り切って少し下ったところが次のエイド。

しばらくはライトなしで進んでいたが、さすがに暗くなりライトをつけた。


道案内の赤いランプも光ってよく見えるようになってきた。

ポツリポツリと前後に人が見えたり、見えなかったり。
見えないことのほうが多かったかな。



また雨も降りだしてレインウエアを着て進む。
時々走ってはまた歩く。ずっと登りなのでもう軽快には走れなくなっている。
少しお腹の調子が悪い。ゴロゴロしている。


80ｋｍ地点19：16

この手前だったか、ゲートがありそこに二人のスタッフさんがいて
「あと2ｋｍでエイドです」
私、思わず「うれしい～！！」
自分のGPSも多少ずれてきてはいるが、だいたいあと2ｋｍ位で着く予定だったから。
お腹の調子が悪くなり、少し下してきたみたい。
時々、刺すような痛みが来てお腹を抱えて止まる。
トイレに行きたい・・・
でも刺すような痛みを堪えると逆流するような感じで少し治まる。ガスも溜まっているみたい(-_-;)

耐えながら、がんばと一人進むが一向にエイドが現れない。
あと2ｋｍと言われた時点で私のGPSの距離は80ｋｍだったから、82ｋｍになったら次のエイドだと思ったわけ。

もう過ぎているよ？
GPSは84ｋｍになっているよ？
真っ暗な闇の中、後ろからも人が来ない。前にも見えない。
そして道案内の赤いランプも見えない。

あれ？ロストした？
心配になり、止まったり振り返ったり。
でも分岐はなかったはず。進もう。

そう思って進むがGPSの距離は85ｋｍになってしまった。
だんだん不安になり、もどろうかと考える。
誰かうしろから来ないかと止まる。
そんな繰り返しをしていたら、やっと人が来た。

その方に一向に付かないけれど、合っているか心配だと話し一緒に進んでいかせてもらった。
そしてもう1ｋｍほど進んだらその方が
「ありましたよ～」と。

やっとエイドが出てきた！！
実に私のGPSは86ｋｍだった。エイドの距離は81ｋｍ地点のはず。


とりあえず、トイレトイレ～！！
ここは簡易トイレだったけれど、洋式だったので助かった。少しゆっくり座って
用を足して少し治まった。ふ～。それにしても長かったし不安だった。


南八ヶ岳林道出口ゲート大７エイド　81ｋｍ地点　20：05
ここのエイドは食べ物はほとんどなくなっていて、チョコが少し残っているくらいだったと思う。
でも温かい麦茶がやかんに入っていて、温かいと言うよりは冷えてしまってぬるかったけれど、お腹にやさしいので頂いた。

エイドを出てから松原湖への下りは、がれていて大きな石がゴロゴロ、とても足場が悪く辛かった。
下りなのに、もうスピードも上がらない。
暗闇をとにかく捻挫したりしないよう気を付けて下った。


90ｋｍ地点　21：01

松原湖は96ｋｍ地点。22時には着けば関門まで2時間残し。
松原湖にはデポの荷物が届いている。シューズもソックスも替えよう。
おいてあるシューズは新しいほうなので、へたっていないので爪も痛くなくなるかもしれない。
できるだけ希望を持って進んだ。

もう少し、もう少し・・・

と、カーブで下のほうに明かりがポツリポツリと見えた。
え？？幻覚？
いや、ヘッドライト？
曲がるとまた真っ暗、見えなくなった。

もはや自分がそんな状況の道を進んでいるか全然わかっていなかった。
ウネウネと曲がりながら下っている道で時々下界の家の明かりが見えたのだった。
はっきりと家の明かりとわかるまでに時間がかかったが、わかるともう少しだと嬉しかった。

と、いきなり荒れた山道が終わり、道路に吐き出された感じ。
道路に出ると二人の人と一緒になり、もうすぐかと話しながら進んだ。
道路は明かりもそこいらにあり明るいし、心強かった。

そしてもうすぐエイドの案内を見つけ


第2関門松原湖　96ｋｍ地点　22：09着　


はぁ、間に合った・・・少し休憩したい。着替えもしたいし。おトイレも・・・(^^;


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今日はスイムに行ってきた、眠くてもう書けません・・・