「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「BPD家族の会」 2回目

2009年01月10日 21時30分51秒 | 「BPD家族会」
 
 今日、「BPD家族の会」に2回目の参加をしてきました。

(初参加は http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/57135099.html 参照)

 今回は 長谷川病院の遊佐 (ゆさ) 先生が 特別ゲストでした。

 遊佐先生は、 星和書店からも 著書や訳書を出されており、

 過日の ランディ・クリーガーさんのワークショップで 通訳もされた方です。

(http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55945772.html 参照)

 また長谷川病院は、

 日本で 弁証法的行動療法を行なっている 数少ない病院のひとつです。

 遊佐先生が来られるということで 参加希望者が多く、

 僕はキャンセル待ちでした。

 夕べの深夜になっても キャンセルがなく、

 今回はダメということに なりましたが、

 今日 午前11時過ぎになって キャンセルの知らせの メールが入りました。

( 開場は午後2時 )

 急いで用意をして 参加させてもらった次第です。

 今日の出席者は 30人ほどで、

 娘さん (20~30才代) がボーダーだという

 お母さんが 圧倒的に多かったです。

 前回は お父さんも随分いらしたのですが。

 例によって 守秘義務があるので、

 会場で話された内容は ここに書けませんが、

 BPDの人との 距離の取り方 (境界設定) などの 話もされました。

 親は子供には 何とかしてあげたいと思い、

 本人が苦しんでいるのに 境界線を引くことに

 罪悪感などを 感じてしまいがちです。

 でも、 自分が元気でないと 子供を支えることもできないので、

 距離を取ることは 必要という話です。

 離れたら BPDの人も自分の行動に 責任を持てるようになり、

 うまくいったという お話もいくつかありました。

 こういう 家族の話し合いは、 情報提供になるだけでなく、

 同じ体験を している人同士の 励みになります。

 ときに 専門家の指導以上に ためになるということです。

 遊佐先生も 家族会の今後に 期待していました。

 きっとこれから 参加希望者も増え、

 活動のネットワークも 広がっていくのではないでしょうか。
 
コメント
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