以上の アクション・ステップ12の、 回答A~Dの数を 記入してください。
Aの合計数 :
Bの合計数 :
Cの合計数 :
Dの合計数 :
重要なのは、
自分の高潔性 -- 自分の価値観を固守すること -- に 敬意を払うことです。
短期的に簡単なこと --ボーダーの人に屈伏すること -- は、
長期的には あなたの自尊心を減じ、 関係を損ないます。
・ ほとんど 「A」 の場合
「玄関マット」 反応と呼ぶものです。
無反応というやり方は、 直面化を避けるので、 短期的には容易です。
しかし長期的には、 虐待に耐える結果として、
孤立感や抑うつ感, 罪悪感, 無力感, 絶望感を感じ、
虐待に慣れてしまうでしょう。
子供がいれば、
「被害者」 のふるまいをモデルとして、 巻き込まれるリスクがあります。
公正な自己主張ができる姿勢 (アサーティブ) になり、
自分に自身を持ち、 長期的にプラスとなるようふるまうことです。
・ ほとんど 「B」 の場合
「怒り」 と呼ぶ反応です。
ボーダーの人がいなくなっても、 怒りは残っていて、
コントロールできない状況に怒り、 他人を撃退しているかもしれません。
幸福を感じる能力や、 人間関係にも影響を与えているかもしれません。
自分に誤った要求を課すのではなく、 理性的に直視することです。
あなたは神ではありません。
・ ほとんど 「C」 の場合
「取引反応」 と呼ばれ、 知的な人に見られます。
ボーダーの人と 論理的に話し合おうとしても、
ボーダーの人は 脳の障害を持っているのです。
色々な状況で 引き金が引かれるうえに、
非常に双極価値的 (アンビバレント) です。
ボーダーの人は 非論理的だと予想するのが、 論理的なのです。
ボーダーの人との 新しいコミュニケーション方法を、 学習することが必要です。
(後述します。)
・ ほとんど 「D」 の場合
個人的境界を設定したり、 変えられることと変えられないことを認識し、
あなたの生活を支配させずに、 自分の感情を大切にしていると言えます。
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」 (星和書店)
〈ランディ・クリーガー著/監訳:遊佐安一郎〉 より〕