BPDに関わることは、 以下の要因によって 違った影響を与えます。
・ 関係のタイプ。
親兄弟の場合は 甚大な影響を受けるが、 1年間友人だった場合は それほどでない。
・ ボーダーの人が アクティング・インか、 アクティング・アウトか。
・ ノン・ボーダーの人の人格傾向。
例えば 人を 「救う」 ことを 期待されてきた人は、
BPDの人に 同じ役割を引き受ける。
基本的な要因は、 選択による関係かどうかです。
選択した関係
人生のある時点で ボーダーの人を選んだ場合。
BPと関わる前と後の自分を、 比べることができるかもしれません。
選択によらない関係
BPが親兄弟だと、 その人のいない人生を 判断するのは難しいでしょう。
※ アクション・ステップ 15
以下の項目は、 ノン・ボーダーの人の 一般的な反応です。
影響を受けていると感じる 度合いを示す数字を、
各項目の前の 下線部 「_」 に入れてください。
0から4までの尺度で、
0は 全く影響を受けていない、 4は 深刻な影響を受けている ということです。
各項目の 「 : 」 のあとの空欄には、
どのように影響を受けたかを 記入してください。
プラスに、 マイナスに、 他にどんなものでも構いません。
私の人生の中で、 BPとの関係は、 以下のような影響を与えています。
_ 信頼する能力 :
_ 愛する能力 :
_ 安心感 :
_ 脆弱さ :
_ 全般的な人生観 :
_ 親密になる能力 :
_ セクシュアリティ :
_ 宗教的あるいは魂の信念 :
_ 共感能力 :
_ 財政状態 :
_ 人生に対する皮肉な態度 :
_ 目的意識 :
_ 欲求を満たす能力 :
_ 子育て方法 :
_ 個人的境界を設ける能力 :
_ よい自己主張の能力 :
_ 問題に対処する能力 :
_ 法律的な心配事 :
_ 自尊心 :
_ 価値体系 :
_ 身体的健康 :
_ ライフスタイル :
_ キャリア :
_ 家族関係 :
_ 友情 :
_ 有能感 :
_ その他 :
〔「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」
(星和書店) 〈ランディ・クリーガー著/監訳 :遊佐安一郎〉 より〕