朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

東福寺本坊庭園(京都市東山区)

2024-03-01 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

鎌倉時代に摂政関白九條道家に造営された禅宗寺院。本坊には昭和14年に重森三玲により作庭された庭園がある。

方丈の東西南北に四庭があり、最も広い南庭は白川砂と石組みによる枯山水。渦巻く波紋で表現した「八海」と巨石が形成する「四神仙島」で構成されている。(ITUジャーナル Mar.2024)

 

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天橋立(あまのはしだて)(京都府宮津市)

2024-02-01 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

陸奥「松島」と安芸「宮島」に並ぶ日本三景の一つで、京都府北部の宮津湾にある。

 長さ3.6kmの砂州に約6,700本もの松が並ぶ自然が作った美しい景観である。「股のぞき」は対岸の傘松公園が有名だが、天橋立ビューランドからの股のぞきでは天に舞い昇る龍の姿が現れる。(ITUジャーナル

 

 

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琵琶湖と日の出(滋賀県大津市)

2024-01-06 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

比叡山山上にあるロテルド比叡に泊まった。テラスから眺めると琵琶湖の朝もやの中から太陽が光彩に縁どられて昇ってきて、湖面には光の橋が現れた。

早朝ホテルのバスで「延暦寺朝のお勤め」に参加した。 「あきらけく のちの仏の御世までも 光つたえよ 法のともしび」 (ITUジャーナルJan.2024)

 

 

 

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高千穂峡(宮崎県高千穂町)

2023-12-03 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

 阿蘇山の火山活動による火砕流が固まり長い時間を経て浸食された峡谷で、断崖の高さは100mにも達し7kmにわたっている。国定公園で天然記念物に指定されている。

「真名井の滝」は名瀑として日本の滝百選に選ばれた。手漕ぎボートを借りて滝の真下に行き落水の迫力を堪能できる。(ITUジャーナルDec2023

 

 

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長寿寺(滋賀県湖南市)

2023-11-02 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

聖武天皇の勅願によって良弁が奈良時代後期に創建した古刹。寄棟造、檜皮葺き屋根の本堂は国宝である。

参道には楓が多く紅葉の季節には赤、黄、緑に彩られて美しい。2004年湖南市発足を機に近隣の常楽寺と善水寺ともに新たに湖南三山と命名し、湖東三山と共に観光客誘致を意図している。(ITUジャーナル Nov.2023

 

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詩仙堂(京都市左京区)

2023-10-02 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

江戸時代初期の武将であった石川が大坂の陣の後、致仕して比叡山西麓に山荘を建て隠居し丈山と号した。

中国歴代の歌人から三十六詩仙を選び、狩野探幽に肖像を描かせ部屋の四方に掲げたことから詩仙堂と称される。庭園は広くはないが傾斜を生かしており、四季折々の花や木々が美しい。晩秋は紅葉の名所となる。(ITUジャーナル Oct2023)

 

 

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南阿蘇鉄道(熊本県阿蘇郡高森町)

2023-09-01 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

2016年熊本地震で損傷をうけた第一白川橋梁の修復が完成した。南阿蘇鉄道の高森と立野(JR豊肥線)の全区間(17.7km)が7年ぶりに7月開通した。

阿蘇五岳を眺めながら湧水と緑豊かな田園を走る。国鉄時代、高千穂方面に線路建設を始めたが中断された隧道は高森湧水トンネル公園となり毎分32トンの水が湧き出る。(ITUジャーナル Sep.2023)

 

 

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大文字山(京都市左京区)

2023-08-01 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

京都御苑から東山を眺めると盂蘭盆に送り火を行う三角形の草原が見える。

大文字の火床は如意ヶ嶽の山頂近くにある。銀閣寺北側からの登山道が登りやすく、京都市街地がよく見渡せる。なお、この行事を「大文字焼き」などと口走ると、地元民に軽蔑されるのでご注意を。(ITUジャーナル Aug.2023)

 

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両足院(京都市東山区)

2023-07-03 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

臨済宗建仁寺塔頭のこの寺院は6月半ばになると、書院前庭の池畔に半夏生(はんげしょう)の葉の一部が白くなり小さな房状の花を咲かせる。

そんな変化から「半化粧」ともいわれる。また両足院は「饅頭始祖の寺」でもある。寺創建時に来た中国僧の林浄因が饅頭の文化を伝えた事が由来。(ITUジャーナル July2023)

 

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正伝寺(京都市北区)

2023-06-01 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

京都市街地からは離れた里山の中腹にある臨済宗南禅寺派の古刹。観光客が訪れることが少なく静かである。

 庭園は枯山水である。白砂敷き、刈込み、白壁、そして借景の比叡山とつながる。庭石をさつきの刈込みで置き換えている。「デビッド・ボウイが涙した静寂」の寺としても知られる。(ITUジャーナル  June 2023)

 

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