朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

台風一過

2015-07-19 | 京都の文化(夏)
台風11号が16日(木)の夜間、岡山県に上陸して翌朝は日本海に抜けていきました。

京都、祇園祭山鉾巡行は中止されず、17日朝9時から粛々と雨と風の中を実行されました。

少雨決行、大雨強行」が伝統だそうです。

台風が行き過ぎた後も、南方海上から湿った雨雲が次々に到来して、京都市に17日から18日にわたって大雨が襲いました。そのため、左京区の北端にある山間部では避難勧告が発令され、ケータイ端末に早朝大きな呼び出し音とともに、強い表現での警告文が画面に現れました。その後もいくつかの学区に避難準備警報が発令されました。

京都市では公立小学校の「学区」を、市内の地域を識別する方法にしばしば利用しています。(区、町名ではなくて)ここで生まれ育った人や、子供がいる家庭には馴染みがあります。(途中で転入してきた大人で学齢期の子供がいないととまどう?)

今朝早朝(19日)高野川に散歩で行ってみました。自宅前の小川の水量は減少していたのですが、山の奥から流れてくるこの川にはまだまだ大量の水が流れています。



川幅いっぱいに流れています。まだ時折小雨がぱらついてきます。背景は比叡山です。



台風一過の高野川の流れ(2015-07-19 午前6時45分ころ)





川を渡るための歩道橋がありますが、その橋桁を下から見ると、鎖で繋がれています。もしこの橋桁を超えるほどの流れとなった場合は、橋桁自体が外れて流れを遮って氾濫しないような仕掛けになっています。いわゆる「流れ橋」かな。



昨日、7月18日は一日中交通機関が乱れたようです。

大谷本廟の墓地で土砂流出があって、お墓が100基以上埋没したり倒壊したと報道されています(引用:京都新聞07-19朝刊)

国道1号線の東山トンネルも18日の午前中は通行止めとなって、周辺の道路が大渋滞しました。北白川から大津に越える「志賀越」の峠も不通でした。

今回の台風は、台風一過の青空とはいかないようです。

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