朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

2023GW 古城(跡)巡り 奈良県1

2023-05-10 | 国内各地の風物

5月の連休後半に東京から家族3名(うち小4と中1の男子2名)が来訪してくれました。中1君の最近の趣味は「戦国武将にゆかりの城」を見学して、ご城印を集めることです。

さっそく5月4日(木)に京都から自家用車で信貴山城跡に向かいました。道路の渋滞を避けるため、少し遠回りですが、第二京阪道路(有料)に乗り、門真JCT、近畿自動車道、第二阪奈道路から壱分ICでおりて、一般道を南下して信貴山朝護孫子寺(しぎさん ちょうごそんしじ)に到着。渋滞はほとんどなし。お寺の駐車場はほぼ満車でしたがどうにかとめることができました。
 
このお寺は1400年前に聖徳太子が毘沙門天王を感得されて建立されました。崇仏派の蘇我馬子と排仏派の物部守屋が対立し、守屋討伐のための戦いが勃発しました。聖徳太子こと厩戸王子も討伐隊に加わったのですが、寅年、寅日、寅刻に空に毘沙門天王が現れました。この伝承によって、「虎」がお寺のシンボルになりました。
 
 
世界一福虎。首を振ります。
 
 
案内図に従って、まずは本堂を目指しました。朱塗りの欄干が美しい舞台からは大和平野が遠望できました。



少し参道を戻って・・・
 
 
信貴山城跡を目指して、かなり長い石段とジグザグの坂道が続きました。約2,30分息を切らして登りました。

 
ようやく城跡の石碑を見つけました。標高433m。石垣などは残っていません。戦国大名松永久秀の居城でした。



松永秀久は1577年織田信長軍の総攻撃を受けながらも50日間籠城し、信長が何度も所望した茶釜「平蜘蛛」を渡すまいとしてこの釜もろとも爆死したと伝わっています。・・周りの地面を探してみたが破片らしきものは見つかりません。汗。
 
 
空鉢護法堂が山頂にあり、巳(み、十二支の蛇)を祀っているので、蛇の好物生卵と清酒がいくつもお供えしてありました。
 
坂道を下って参道にもどると途中に、虎の郵便ポストがありました。

 
ご城印は開運橋のたもとにある観光センター売店で買うことができました。
近くにみたらし草団子の売店があったので、食べてみると案外に美味で団子好きな中1君がとても喜んでいました。



これは大門ダム。開運橋の中央にはバンジージャンプ(高さ30m)の設備がありました。時々、歓声が沸き上がっていました。関西では唯一のジャンプ場だそうです。
 
・・・ほぼ昼食時となったのですが、門前町の食堂は避けて、奈良の名物の食べ物を探すことにしました。
 
思いついて「三輪そうめん」に行くことにしました。桜井市ですね。カーナビに目的地を入れて約30分で「三輪山本」の直販店・レストランにつきました。広い駐車場がほぼ満車。受付に行くと、ものすごく多くのお客のウエイティングリストがあり、待ち時間はおよそ1時間とのこと。
 
ここはあきらめて、次の古城の場所を目指すことにしました。その町で食事処をさがそう!
 
 
コメント
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