朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

雪消澤

2008-02-01 | Weblog
奈良に雪が降ることがあります。
 白く飛火野一帯が雪化粧した日でも、その一角に雪が積もらない場所があるそうです。「雪消澤」、水が湧き出しています。
 高校生時代に、このあたりは徒歩通学路であったのだけれど、ちょっと覚えていませんね。当時はそんな情景に興味なかったのでしょう。
 急に思い立って、その場所を探して写真を撮ってきました。夕方になり、遠景に高円山が西日でハイライトされていました。
 場所は、循環バスの「春日大社参道」バス停前でした。
 
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3 コメント

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写真有難う (Hello from 福岡 )
2008-02-05 16:44:57
雪消の澤こんなのだったのですね。
結構広いですね。
辺り一面雪になってもここだけが
水面が光っていてとても幻想的な場所でした。
ここは不思議と言えば不思議な場所に存在していますね。飛火野の一角ですが他には水源が見当らずここだけ泉が湧いているんですね。
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雪景色 (geneve)
2008-02-06 16:06:31
コメントありがとう!
その日の数日後に関西でも雪が積もったと聞きました。そのときには、Helloさんの記憶のような光景があらわわれたのでしょうね。
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特別な湿原だった! (geneve)
2008-02-11 09:39:54
高校の友人から、こんな事情を聞きました。かつて数十年かそれ以上昔のことですが、この澤は自然の枯葉や泥が蓄積してそこに涌き水が混ざった湿地だったそうです。そこには湿地特有の植物などが生えていて特別な場所でした。ところが、無知無謀な人がその泥を取り去ってしまったため、それ以降は単なる涌き水の池になってしまった。
 環境保護はむずかしいですね。当時は、自然の状態が貴重、一見雑然としていても、という見方よりも、清潔でキレイナほうが良いとの判断だったのでしょう。
 外国でも、最近は、例えばイエローストーン国立公園(米国)での自然の山火事、落雷などで発生する、の際、動物が焼け死んでも大規模な面積の森林が焼けても、人工的な消火活動をしないことになったそうです。
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