朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

GWの田圃

2011-05-09 | もろもろの事
現代日本の米作の多くは、兼業の方々で担われています。

平日は工場や農協、学校、市役所、商店などに勤務していて、土日や連休にまとめて農作業します。農業機械を入れることで効率が上がり、短期間で終わるのですが、そのためには農業機械に投資する必要があります。


撮影日:2011年5月8日(日)

このような機械は、共同共有して使いまわせばいいのでしょうが、皆さん、土日、連休に使いたい。つまり共有が困難。



レンゲ畑、なたね畑と、水田。稲作。日本の歴史と文化の原点です。国土保全の役割も分担していると思います。

ですが、これから日本が徐々に「経済的に貧しくなっていく」近い将来に、コスト高の米価を維持することが合理的かどうか。政治的に難しい課題が迫ってきています。

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2 コメント

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ゴルフ場と間違えました (Yousuke)
2011-05-09 18:29:55
恥ずかしながらこの時期新幹線の車窓から
水が抜けた早苗の田んぼを見て「この辺りは
ゴルフ場が多いですね」と言って周りから
笑われました。海外からのお客さんにも
この景色はとても美しく目に映るようですよ。

JA(農協)と農機具メーカーの陰謀です。
古い機械から新製品への売り込みも激しく
それをローンを組ませてJAが儲ける。

専業農家なんて皆無に近い我が家の周辺農家は
皆さんお金持ち、資産持ち。
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兼業農家、住宅地主農家 (geneve)
2011-05-09 21:30:16
確かに都市の近郊に土地を所有する「農家」は大変にリッチですね。特に東京近郊では、農協が銀行業になっています。一方で、山村僻地では後継者がいない、嫁さんもいない。あと十年もすると耕作放棄地ばかりになるのではないかと思います。
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