10月になると、半年の区切りのためにいくつか新しいことが始まります。
ほぼ毎朝、習慣的に視聴していたNHK朝ドラも、切り替わります。最近はBSで見るので、7:15amの再放送「てるてる家族」を楽しんでいたのですがこれも終了。「とと姉ちゃん」は後半は面白さに欠けていたので終わってよかったです。
次回は「べっぴんさん」だそうです。(カットはNHKwebより)
例によって、戦前の貧しい時代から物語がスタート。
それはまあ、朝の視聴者のターゲットである女性むけに、主人公の女の子が成長し苦労を重ねながら成功する話を作るわけなので。
9月に送られてきたDM雑誌をパラパラ見ていると、「ぶらり旅 神戸の昔を歩く」記事で、
「ファミリアを生んだ町」
とサブタイトルがついています。
(引用:雑誌「おとなび」2016年10月号 JR西日本ジパング倶楽部)
今回の朝ドラは子供服の「ファミリア」創業者、坂野惇子(ばんのあつこ)をモデルとしたお話らしいです。舞台設定は神戸。
前回は、雑誌「暮らしの手帳」創業者がモデル、その前には「ニッカウヰスキー」の創業がモデル。公共放送NHKらしくない、実在する一つの私企業をモデルにしたドラマばかりで、どんなもんなんでしょうね。
町おこし、観光客誘致の話題性にはぴったりなので、各地からNHKに多くの提案があることでしょう。
ジャパニーズ・女性ドリームの具現者となると、戦前の日本が貧しい時代から出発することと、現実に成功した実在者がいることのほうがドラマ化しやすいということでしょうか。
世界的(アジア的)ヒット作品となった「おしん」は、スーパー「ヤオハン」がモデルとのうわさがありますが、作者橋田寿賀子が静岡県出身の丸山静江(髪結いで成功、その後民宿)の提案を受けて創作した物語だそうです。
それにしても、最近のNHKは、コマーシャルは入らないけれど、自局の番宣が多くて驚きです。
NHK朝ドラ、モデルの存在が興味をそそり説得力に優れると思います。
「てるてる家族」「カーネーション」「朝が来た」などは「ほぼ毎日見た数少ないドラマです。奇しくも関西舞台が共通点でしたね。「べっぴん」今始まりました!!
モデルがおられたのですね。
神戸が舞台というのも楽しみです。
神戸市立博物館に行った折の元町散策や異人館探訪などですっかり神戸が好きになりました。フラワーロードが特に心惹かれます。又海岸通りのビルにある「梅の花」でメリケン波止場を見下ろしてのランチも至福の思いに導かれます。この秋の「松方コレクション」も大いに楽しみです。「べっぴん」も最後まで見通せるドラマであって欲しいものです。
確かに、なかなか情緒のある街ですね。横浜とは違う地形で、すぐ北側に六甲山が控えていますから。10年位前までは叔父が住んでいたので時々訪問する機会もありましたが、引っ越してしまったので最近は殆ど行く機会がありません。せめてドラマで楽しむことにしましょう。