朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ブラッスリー ボキューズ ミュゼ

2008-06-02 | 食べること、レストランなど
六本木、国立新美術館にあるポール・ボキューズの軽食堂(ブラッスリー)に行きました。
 予約は不可。いつもいっぱいと聞いていたので、少し早く、午前11時20分ころに行ってみました。実は11時開店だったので、もう9割がたお客さんが入っていましたが、それでも3分くらいの待ちで入店できました。
 東大生研の跡地にとてもモダンな建物が出来ています。モリジアーニ展もやっていましたが、今回はパス。
 ボキューズさんの本店はフランスのリヨン郊外です。ミシュランの☆のブームのさきがけ(日本では)と思います。
 彼は日本の料理の素晴らしさを「発見」し、フランス料理界に紹介したのでした。さらには辻料理学校と連携して、日本では仏料理、フランスでは日本料理の専門家養成の学校を設立しました。それまで日本の料理屋業界では、料理人の技は師匠が選ばれた弟子だけに伝承するものであり、「学校」を作って広く教えるものではない(ライバルに塩を送る行為)とされていました。
 このブラッスリー・ミュゼでの、ランチは、伝統的なフランスの味付け(やや濃厚なソース、甘いデザート等)を合理的な価格で、十分に堪能できました。
 ワインはカラフ(ガラス容器)でハウスワイン、必要な分量だけ(例えば、25cl(センチリットル=250cc、2名分相当。増減は自由。ボトルの銘柄選択も当然可能)注文することをお勧めします。そのwineでも充分美味しかったです。
 なお、パンはお変わり自由ですが、フランス特製バターは別料金。(フランスでは、朝のパンにはバターが付くが、昼食・夕食のパンにはバターなし(ソースが濃いから?)(例外、牡蠣、フルールド・メールのときの黒パン)。

 



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2 コメント

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フランスのおしゃれな食事 (geneve)
2008-06-11 20:07:10
コメントありあとうございます。
 ヌーベルキュイジーヌ(新料理)として、和食的な薄味、素材の味重視を推進した大御所が、近年は「伝統的な」リヨン料理に回帰しているのは興味深いと思います。
 なお、この「テラス」の構造の問題とは思いますが、手すりに近いところの床に通風口があり「やや熱い」空気が常に下から噴出していて、汗をかきました。直してほしい。
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東京人は熱しやすく醒め易い ? (gorilla)
2008-06-03 23:37:57
 私も一昨日 友人の出品している「日洋展」を観るために国立新美術館に出掛けました。日曜日の昼過ぎでしたがポール・ボキューズのブラッスリー前には殆ど並んでいる人がいなかったので ??? と感じたところでした。この美術館がオープンした頃は、展覧会ではなくこのフランス料理目当てに訪れる人がどこまでも続く長ーい列を作っていて驚いたものですが …
現在はそうなのですか、すぐに入れるのですか、やはり東京人は醒め易いのでしょうか。
 次にこの美術館を訪れるときは是非ポールボキューズ・ランチを賞味したいという楽しみが生まれました。勿論リヨンの本場レストランにも行ってみたいという夢もあるのですが。 
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