玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

抑草後の畦シート

2020-06-30 01:08:53 | 

 山あいの田は30%ぐらい草が見える。コナギも大きくなった。代かきを3回やったが固まりを崩すことができなった。代かきでは抑草ができないとわかった、水はたっぷり、粘土だらけ。

 他の田は今のところコナギは見えない。昨年は、田植後7日もたつとコナギは全面で第1葉を長く伸ばしていた。今年はほんの一部で育っているだけ、田面が少し高いところで。深水の効果が出ている。

 昨年は7月上旬の低音障害で大減収になり、浅水にしていたことも重なってさんざんだったが、今年は田植が遅いので、それと深水なので低音障害にはならない。ものすごい気温の低下と、北東の強風がないと、なろうとしてもなれない。

 今年は田の中に入らない、ときめている。少しぐらいの草には知らんぷり、どんなに草が出ても知らんぷり、してこれ以上田の中は見ないことにする。

 あと10日で、田植が早い田は水位を下げる。田面に水が乗っているか乗っていないかのレベルまで下げて、それを維持する。

 

 畦から伸びてくる、つる草。畦から水面をすべりながら根をはってどんどん伸びていく。除草剤を使えばなくなるが、使わないので伸び放題。水位を下げた時から畦ぎわに埋め込んでいく。今年は田植が遅れたせいで成長が早い。昨年の倍の腕力がいる。

 来年は畦シートを敷いて田面と畦を区切ってつる草が伸びないようにする予定だがーーーーー

 小動物のためにところどころに土のかたまりをおいて出入りを自由にする。

 畦と田面の間で小動物の移動はずっと少なくなるかもしれない。小動物を保護するため畦シートを使わないで、このままいくと腕もおかしくなりそうだ、肘が。

 畦シートは30aの田では260m必要。2枚隣り合わせのところは、中の畦には使わないようにすると160X2=320m。設置もたいへん、撤去も。想像するにすごい光景。

 来年は深水でも見回らなくてもすむように畦を大きく高くするが、面積が増えた分つる草は今以上に伸び放題。畦シートも幅広のものになってーーーーー

 予定を変更したほうが良いような。

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無人化、自動化

2020-06-29 01:08:03 | 新農作業場

 新農作業場での作業は稲刈り後で冬になる。温かそうで期待している。
 作業は最終的に無人化の予定。それまで一人作業。今は、二人作業なので改良していく。
 これまでの経緯からボランティアにならないためには、作業そのものをしないか、収量を上げるかの二つ。収量に影響されないで、ボランティアにならないようにするには機械が自動的にやっていれば良い。

 自動化はボランティアにならない方法だ。


 自動化、無人化がボランティアにならない方法だとわかった記念に詩を作った。今の水準ではつまらないことで作業中止になる。トラブルは人為的で、毎年同じ。この詩は大げさ。とりあえず、一人で作業できるようにしておかないと。元の詩がわからない。

 

題名  無理せず行こう
ーーーーー  
ーーーーーー  
気がつかないうちに
いつのまに
雨がやんで
晴れてきた
少し連絡あっても
いいのに
気心は知れている
いつもいそがしい
いいわけ
仕事にならない
じっと待ってる

 

無理せず行こう いつも
いつも待ちぼうけ
本当にいやになる
忙しいのは誰だって同じ 
モーターが止まった
一人じゃ無理
早く帰ってきて

 

鉄骨の作業場は 
寒くて
この場所は
快適あたたか
始まれば流れてすぐに
終わってしまう のに
ああ きょうは少しだけ
しかできない
いつになったら
戻って来るの

無理せず行こう いつも
今やることは
今やっておこう
一人で
小さな 作業
先は長いのに
仕事ができない
目先を改良して

 

無理せず行こう いつも
窓の外はのどかな風景
一人で
小さな 作業
故障しないで
遠い景色にあわせて 
気楽に

 

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外壁塗装

2020-06-28 00:55:03 | 新農作業場

 昨日は曇、風もなく快適だった。

 新農作業場の塗装を専門業者様へお願いした。

 

 

 目地詰めにコーキング、その後マスキングをして下地塗りをした。二回塗りになる。

もう少し塗装する。

 

 塗装の仕上げ剤はガラス質で、雨によって表面の汚れがひとりでに落ちていくらしい。すごい。保障期間も長い。

 

 この前の検討会はここで行った。断熱がきいて中は快適だ。金属屋根で、それにエアコンもないので心配だったが、窓を開けると風が心地好く皆様にはくつろいでいただいた。

 暑さ知らず、なのできっと寒さ知らず。今年の冬が楽しみ。これまでの分も取り返さないと。気楽に無理せず。

 

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深水は対策

2020-06-27 03:47:11 | 

 大型農機の減価償却。これが最優先。それ以外は減収するとボランティアになる。

 減収してもそれ以外がなければボランティアにはならない。対策を考えること。

 それよりも減収しないようにすることがだいじ。

 

 減収の原因は、

  1.雑草に負ける

  2.低音障害や高温障害

  3.台風

直接的な原因は浅水にしていたから。深水にしておけば問題ない。

 今年は蛇口を全開にするとものすごい勢いで水が出る。午前中に田植を終わらせると夕方には満水になっている。

 これで収量が減価償却とそれ以外をまかなえれば良いが、昨年のようになるとそれ以外を切り捨てて、それでも間に合わなければ減価償却もーーーーー

 

 浅水はもうコリゴリ。実験一年目で大減収。二度とやらない。

 田にお金を使うのは、深水にするため。間違っても浅水は考えないこと、ボランティアにならないように。

 今のところ、理想は深水ほったらかし。

 ろくに見回りもしないで深水にできるのだろうか。ボランティアになるかならないかの重要な境目。ボランティアにならないようにお金を使うのだが、目的がはっきりした。

 

 

 

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身近な趣味でもボランティアになる

2020-06-26 05:06:07 | 

 父は一日も欠かさず畑に出て家庭菜園の手入れをしている。自然栽培ではないが、農薬、化学肥料で手を変え品を変えいろいろな資材を持ち込んで、朝早くから。

 最も身近な人の影響でものぐさ人間も朝早くから田に出て、今は田植、これからは畦の草刈り。昼は休んで夕方にならないころまた始める。

 当たり前、と思っているが、実働時間で収入を割るとーーー大型の農業機械の稼動時間で収入を割るとーーー

 何もしないで、ただ見回るだけのこともある。水が正常にたまっているか確認するため。この時間も大きい。

 

 ものぐさ人間の頭の中は大型農機の稼動時間だけが計算の根拠。実働時間の大半はそれ以外。それ以外を無視。

 

 ものぐさ人間は農業を趣味化していた。昨年の冷害、台風の影響で、それ以外も計算に含めると趣味のボランティア活動になる。

 父は収穫して知人に分けるのが好きだが、それは趣味だ。ものぐさ人間は値段をつけて販売していてーーーーーー昨年の冷害、台風で大減収になり結果はボランティアになった。

 

 農薬で除草、化学肥料で大増収、簡単にできるのに、こういうものを使わないので有機栽培稲作では特別な事情でボランティアになる。大減収となればどんな産業でも販売した時点でボランティアになるだろうが、ここも例外ではなかった。

 ボランティアにならない方法は、

 1.草刈りしなくても良い環境

 2.見回らなくても水は満水で安心の環境

 

 要は大減収を見越した実働時間にすること。

 

 さまざまな方法があるだろう。大型農機の稼動時間だけにする方法だ。それ以外をカットする方法でもある。

 だが、ボランティアの状態にお金を使ってボランティアにならないようにする、と言うことになるので、これまでほったらかし。特別な事情で問題が明確になった。

 身近な人の影響はすごい。ものぐさ人間も、結果的に、ボランティア大好き人間だった、あくまでも結果的に。

 

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