陰性の野菜は、陽性の高カロリー食に良く合う。無農薬、無肥料の有機栽培で作れば安全安心だ。ハウスで作ると紫外線はだいぶカットされるが、日陰の陰性というイメージでちょうど良い。
ハウスを稲作で使うのは苗を育てる1ヶ月半ぐらいなので残りの期間は野菜を作るとフル回転になる。
足場パイプでハウスをより安く作る方法がある。
農研機構様HP
中山間地に適する建設足場資材を利用した低コスト・高強度な園芸ハウス
この資料から計算すると、間口5m、長さ20mのハウスなら材料費50万円ぐらいで作れそうだ。
稲作でも苗をハウスで育てれば天候を気にせず予定通り行える。一回目の田植に合わせるためハウスは一棟あれば良い。どうせなら台風に耐えられるものを作った方が良いのだが、周りで足場パイプハウスなど見たことがない。
ハウスの中に苗があるのは慣行栽培の場合20日ぐらいで有機稲作では35日だ。
稲作だけでは、どんなに台風で倒壊しないように頑丈に作っても残りの10ヶ月はカラの状態だ。
従来の考え方は稲作の専用で、田植で苗がなくなれば被覆資材をはがして骨組みだけにして台風など中心が来ても何の影響もないようにしておく。
昨年の台風で倒壊したハウスは被覆資材を被せたままにしておいたからだ。
例年どうりにしていたからだが今まで台風などどこ吹く風で、何の影響も無かったのだから不思議だ。
ハウスは作ったばかりのころは設計通りの耐力があっても経年劣化で性能が低下する。
倒壊しないようにするには一度被覆資材を張って、使い終わってから、また、剥がす、そして、来年、また、張る、これの繰り返し。とてもめんどうだ。張りっぱなしが一番楽だ。
足場パイプで頑丈に作って、苗がなくなったら別の作物を作ることにする。どんな台風が来ても、被覆資材などそのままにしておく。網を被せて被覆資材が破れないようにしておく。
穀物菜食では紫外線をタップリ浴びた有機野菜が必要だ。高カロリー食には陰性の野菜が釣り合いを取るために必要だ。
陽性なものを必要とするか、陰性のものかでだいぶ違う。高カロリー食には陰性の葉物が適している。高カロリー食はほとんど輸入で餌から輸入。輸入が前提。いつまで続くか。有機の高カロリー食には有機の陰性野菜だろう。
気楽に作るためまず第一に腰に負担がかからないようにする。
白菜はこれでも密植で育ったそうです。まともに疎植のところはもっと大きくなったそうです。
カブも同じように育ったとのことでした。
不耕起で無肥料でこんなに大きくなるなんて我が目を疑うというほどにびっくりしました。
今年は暑くて草がすぐ出てきて苦労したそうです。ものすごい忍耐力と長期間の猛暑の中での草刈りの成果だと思います。
なんの味もつけないで煮ただけで、サクサク、ホクホク、美味しくいただきました。大量も大量、何日分もありそうです。
畑にこういう野菜があれば、一日に食べるのは葉二三枚ですからいつまでももぎたてをいただけるかもしれません。草に負けなければですが。
野菜は土がついた状態で販売されているようです。ものぐさな誰かさんは苗木のようにポットに土ごと売ってくれないかなあ、などといっています。畑に植えなおしてもぎたてで食べたいようです。