お客様が稲敷市の地域おこし協力隊に応募されました。
こちらに移住して農家になることを希望されています。
稲作に取り組まれる熱意が伝わってきます。
農家の子弟が家を離れていく中で、都市部から移住を、ですので離農ではなく着農です。
信じられないことです。
農家が離農を考えるなかで着農を準備されています。
これまで都市部て農地を借りて稲作をされています。
田植えや稲刈りでは何十人も集めて行っているそうです。
こちらでは面積を広げて行いたいとのことです。
すごいことです。
都市部から時々こちらに来て農作業を行うというものではなく、本格的に農家のようにやりたいという強烈な意志です。
当農園のどちらかと言うと後ろへ歩くようなものではなく、すべて前向きです。
当農園の自然栽培稲作はほぼ機械化されて気楽なものです。
農業機械を使って、ではなく人力作業にどうやって協力できるか考えてみると足腰の負担を考えるとやりたくない、になりますので、1年に1週間しか動かないのが農業機械ですから使う方向でご検討されると助かります。
当農園の風で乾燥させた籾は生きています。おだがけは重労働です。
なかなか乾かないと乾燥機で火を使って乾燥したくなりますが、そうすると籾は生きていることができません。
人力での田植え
人力での稲刈り
人力での草取り
人力での草刈り
すべてが無駄になります。
最終段階で無意味になります。
生きていない玄米を食べることになります。
ものすごい苦労をして作った籾ですから、体は生きた籾を食べたほうが苦労に報いることができると思います。
乾燥機も1年に何日使うのかなのでご自由にお使いください。風だけで、送風だけで、がポイントです。火を使うとすべて無意味になります。
ロボットの時代がくる予想があるなかで、そのうち、まだ機械を操作しているのか、たいへんだなあ、と今やっていることが人力作業と言われるようになる日が来るのかどうか、
そのころは生きた籾が当たり前になっているのかどうか、
ロボットが農作業をするようになれば自然農園の規模拡大など簡単です。
資金を考えればすむことです。今でもそうですが単純化して。