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植物状態の人と意思疎通はできる? 脳が傷ついても魂は健在

2014-01-28 08:55:18 | 脳死・臓器移植・医療

植物状態の人と意思疎通はできる? 脳が傷ついても魂は健在
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7304

事故や病気で脳に障害を負った患者の中には、昏睡状態のまま何カ月以上も生きる人がいる。そうした植物状態に陥っても、周囲に対する認識力を持っている患者がいるかもしれないと、米ニューズウィーク誌日本版1月28日号が報じた。

記事は、イスラエルのテルアビブ大学の研究チームが行った実験を紹介。植物状態の患者と健康な人の、脳の活性度を比較したこの実験では、それぞれに親しい人の写真と、見知らぬ人の写真を見せたところ、植物状態でも健康な人と同じような反応を示した患者がいたという。

また、4年前にイギリスとベルギーで行われた実験では、「テニスをするシーンをイメージする」をイエス、「慣れた散歩道を歩くところをイメージする」をノーと設定。質問に対して、答えの代わりにどちらかを思い浮かべるよう求めると、意思疎通できるケースがあったという。

もし植物状態の患者と意思疎通ができたら、「いつまで延命したいか」を本人に聞くことができる可能性もあるという。しかし、どちらの実験でも成功したのは1人だけで、この2例が特別な例だったのではないかという懐疑的な意見も出ている。

植物状態の人は、本当に周りのことを何も理解できず、ただ「寝ているだけ」なのだろうか。

幸福の科学が教えている「霊的真実」は、人間の本質は魂であり、たとえ脳がダメージを受けて植物状態になっても魂は健全であるため、周りの人が言っていることも、何が起きているかも、本人は理解できるということである。つまり、植物状態は、脳というコンピューターが一部機能していないせいで、患者が意思や感情を自由に表現できないだけなのだ。

記事では、「(死の定義について)科学だけに任せていい問題でもない」として、植物状態になる前に家族で、植物状態になった場合の対応を話し合うべきだと結論づけている。ただ、「死」に対する正しい判断を行えるのは、本来、宗教である。

植物状態にある人は、死を恐がって肉体に留まるケースも多く、本人の守護霊が迎えに来ていても聞く耳を持たない状態だ。そのため、本人が元気なうちに、「人間の本質は魂であり、輪廻転生を繰り返しながら成長する存在である」という霊的な知識を知っていれば、次の生である「あの世」にスムーズに旅立つことができる。

植物状態の人は何も分からないのではなく、魂で周囲を認識している。延命治療を考えるときには、家族や親族のみならず、医療者も含め、あの世や魂についての霊的知識をしっかりと踏まえる必要がある。(居)

【関連記事】
2013年10月21日付本欄 家族承諾での脳死臓器移植 反対5割に増加 脳死は人の死ではない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6797
2013年9月28日付本欄 女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714

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15歳未満で4例目の脳死判定 臓器提供後の霊的真実とは

2013-12-09 10:29:51 | 脳死・臓器移植・医療

15歳未満で4例目の脳死判定 臓器提供後の霊的真実とは
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7044

長崎県の病院で10代前半の少年が6日、臓器移植法に基づく脳死と判定され、心臓などの臓器が各地の患者に移植された。15歳未満の脳死判定としては4例目になる。

2010年の法律改正で、本人が拒否の意思を示していなければ、家族の承諾で臓器提供が可能となった。この際に、15歳未満の脳死臓器移植も解禁されている。

今回の臓器提供も家族の承諾によるもので、少年が以前から「人を助けたい」「看護師になりたい」と話していたことが決断の背景にあった。家族は、「息子の夢や未来を築いてあげられるのは私達家族しかいない」「息子が誰かの希望となり、その方と共に明るい毎日を送ることができれば」とコメントしている。

これまでに日本で、本人の意思が不明なまま、家族の意思で臓器移植が行った例は120以上にのぼる。移植によって救える命があることは否定できないが、宗教的には、臓器提供をした本人の死後についての配慮が抜け落ちていると言わざるをえない。

そもそも人間は、魂が肉体に宿ったかたちで生きており、死後、魂は肉体から出ていく。しかし脳死の状態では、肉体と魂とはまだ一体で、臓器を取られると激しい痛みを感じる。そのため、あの世への安らかな旅立ちが妨げられることもある。

今、日本では多くの人が、「人間は死んだ後も霊として永遠の生命を持つ」ということを知らない状態だ。死んだことすら分からず、地上で彷徨う霊も数多くいる。こうした霊的事実を無視した状態で臓器移植を進めると、移植で命が助かる人が増える一方で、臓器移植に伴う痛みとショックで苦しむ霊も増えてしまう。

さらに、現在の移植医療は、「脳死患者は生き返ることはない」ということが前提になっている。しかし、女優の佳那晃子さんは1月に脳死の「宣告」を受けた後で意識を取り戻し、8月には手足が動くまで回復した。また、ハンガリーで11月、脳死と判定された女性が出産したケースが報道された。やはり、「脳死を人の死」と考えるには無理があるだろう。

臓器提供をした少年が無事あの世に旅立ち、天上界で幸福に暮らせることを祈ると同時に、人間の魂まで救うためには、医学のさらなる進歩が必要だと痛感させられる。人間の本質が霊であることを前提とした生命倫理の発展、そして臓器提供の代替となる再生医療などに期待したい。 (晴)

【参考書籍】
幸福の科学出版 『永遠の生命の世界』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=139 
【関連記事】
2013年10月21日付本欄 家族承諾での脳死臓器移植 反対5割に増加 脳死は人の死ではない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6797

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家族承諾での脳死臓器移植 反対5割に増加 脳死は人の死ではない

2013-10-21 16:15:37 | 脳死・臓器移植・医療

家族承諾での脳死臓器移植 反対5割に増加 脳死は人の死ではない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6797

内閣府が19日に発表した「臓器移植に関する世論調査」によると、家族が脳死になった場合、本人が事前に意思表示をしていなければ、提供を「承諾しない」とした人が49.5%で、「承諾する」とした人の38.6%を上回った。

2006年に行われた同じ調査では、本人の意思が確認できない場合、「脳死での臓器提供を認めるべきではない」とした人は35.7%だった。今回発表された調査と設問は違うものの、「本人の意思表示がない場合の脳死での臓器提供」について、否定する人の割合が13.8%増えたことになる。

この結果は、脳死での臓器移植について疑問を感じる人が増えてきたことを意味している。

脳死状態に陥った人の臓器移植については、2010年に改正臓器移植法が施行され、本人の意思確認ができなくても家族の承諾があれば可能になった。そのため、家族の承諾は実際に臓器移植が行われるかどうかに深くかかわってくる。

日本での脳死臓器移植は、初めて臓器移植法が施行されてから2010年の法改正までの13年間は年平均7例に満たなかったが、法改正をきっかけに8倍ほどになり、2012年は45例だった。そのうち本人の意思表示があったのは11例で、大半が家族の承諾で行われている。

しかし、結論から言えば、脳死は人の死ではない。

本欄でもたびたび取り上げているとおり、くも膜下出血で脳死宣告された女優の佳那晃子さんがリハビリをするまでに回復した例や、脳死と判定された15歳未満の子ども20人のうち12人が30日以上生存したというアンケート結果もある。

幸福の科学が伝える霊的な真実によると、

魂が肉体を離れ、魂と肉体を結ぶ霊子線(シルバーコード)が切れた瞬間が死である。霊子線が切れるのは、心臓が止まってから約24時間後であり、その瞬間まで、脳死であってもその人は「生きている」。その前に臓器を摘出しようとすれば、生きたまま臓器を取られる恐怖と痛みを味わうことになる。

よほど本人に宗教的知識があって覚悟を決めていたとしても、その衝撃は大きいだろう。ましてや、本人が霊的な真実を知らない中で臓器移植が行われたのであれば、魂があの世に旅立つのに大きな支障が出る。

安らかにあの世に旅立つ権利を守るためにも、こうした宗教的知識の普及が急務だ。 (紘)


【関連記事】
2013年2月号記事 唯物論、唯脳論はもう古い―最新医学が明かす「死後の世界」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5364
2013年9月28日付本欄 女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714
2011年7月19日付本欄 改正臓器法施行1年 脳死後も「生存」の子供続出
http://the-liberty.com/article.php?item_id=2431

心肺停止から丸一日はそっとしておいてもらいたい。

病気と戦い苦しんでおられる人たちもいることは重重承知のうえで・・・

恐怖と激痛の中で臓器を摘出されるのは

ホラー映画を地でいく戦慄だろう。

それはまさしく地獄絵図そのものでしょう。

“意識がある中で”体を引き裂かれ臓器をえぐられる

どんなに叫びたくても声も出せない体も動かせない。

それまで、親切だった医師や看護師たちが

一変して、悪魔と化す瞬間。

 

どのような拷問よりも残虐なものであると知っていただきたい

そのような残虐な所業をご自分に課すことが出来ますか

ご家族に、幼い子供達に・・・・・・・・・

 

あの世など魂など信じられない

あるとしても、その魂が痛みを感じる?

だって心臓が動いているだけで、全く反応しないんでしょ?

そんな疑問程度で、全てを否定し、臓器移植を断行できますでしょうか─────

 

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女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声

2013-09-29 12:58:20 | 脳死・臓器移植・医療

女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714

女優の佳那晃子(かな・あきこ)さん(57歳)が、脳死宣告から回復したとの報道を受け、ネット上などで脳死臓器移植への疑問や不安の声があがっている。

報道によると、映画「四季・奈津子」や「極道の妻たち」で知られる佳那さんは、1月10日の夜、静岡県熱海市内の自宅で突然倒れて病院に緊急搬送され、翌11日に約10時間に及ぶ大手術を受けた。

医師からは、最も重い重度5のくも膜下出血と診断されて「脳死」の宣告を受けたが、その後、懸命な治療が続けられ、6月には同県内のリハビリ病院に転院した。倒れてから7カ月後の8月には手足が動くほどまで回復。生命の危機からは脱し、まだ話はできないもののリハビリ生活を送っているという。

この報道に対し、ネット上では、佳那さんへの応援メッセージのほか、「前のめりで臓器移植を進めようとしている連中はどう思うのだろう?」「こういう人もいるんだね。最後まであきらめちゃいけないね」など、脳死臓器移植への疑問の声が出ている。また一方、「初見で脳死か植物状態と診断されたのなら、脳死宣告とはいえない」など、報道が誤解を招いているとの意見もある。

日本では、臓器移植を前提として脳死を判定するための基準が法律で定められている。その意味では、佳那さんは法律的に脳死と判定されたわけではない。

ただ、臓器移植を前提として(すなわち「死」を前提として)、「脳死」を判定するというのも変な話だが、それだけではなく、脳死や植物状態に陥っている人は、自発的にではないかもしれないが呼吸もしており、心臓も動いている。脳死の状態で21年間生き続けた例や、脳死と判定された人にメスを入れた際、急激に血圧が上昇した例もあり、脳死を人の死とするには問題が多い。

厚生労働省は「脳死と判定を受けてから回復したケースは把握していない」という立場だが、臓器移植を前提として脳死を判定した場合、直後に臓器の摘出が行われるため、回復できるはずがない。

脳死は人の死ではない。

霊的な真実は、「人間の死の瞬間とは、その魂が肉体を離れ、魂と肉体をつなぐ霊子線(シルバー・コード)が切れるときなのです。魂が肉体を離れるには、心臓が止まってから、普通、数時間から、丸一日はかかります」(『黄金の法』大川隆法著・幸福の科学出版刊)と説かれている。

ということは、「心臓が止まってから数時間」どころか、心臓が動いている状態で臓器を取り出された場合、魂は生きたまま体を切り裂かれる恐怖を味わうことになる。これではスムーズにあの世へ旅立つことは難しくなる。

臓器移植を待つ人たちを助けたいという気持ちも尊いが、こうした霊的真実を知らないままに命を助けても、一方で死後苦しむ人を増やすことになる。基本的人権のなかには、「安らかにあの世に旅立つ権利」も含むべきではないだろうか。(紘)

【関連記事】
2013年8月22日付本欄 心臓の作製にも期待 進むiPS細胞の研究 最大の功績は「地獄に行く人を減らす」こと
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6522
2013年3月11日付本欄 免疫抑制剤なしの移植技術で臨床試験成功 拒絶反応の本当の理由は臓器の「意識」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5724
2012年8月号記事 6歳未満で初の脳死臓器移植 霊界を前提とした医学の進歩を - Newsダイジェスト
http://the-liberty.com/article.php?item_id=4502

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心臓の作製にも期待 進むiPS細胞の研究 最大の功績は「地獄に行く人を減らす」こと

2013-08-25 07:18:35 | 脳死・臓器移植・医療

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 心臓の作製にも期待 進むiPS細胞の研究 最大の功績は「地獄に行く人を減らす」こと
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6522

これまで、他人の臓器を移植するしか治す方法がなかった難病を、自分の細胞から培養した臓器を使って治療できる日が近づいてきた。ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った、さまざまな実験の成果の発表が相次いでいる。

iPS細胞とは、皮膚などの細胞を操作して「初期化」したもので、まるで受精卵の細胞のように振る舞う。同じiPS細胞が、血液や骨、心臓などの細胞に分化するため、基本的に体の中のどんな臓器も作ることができる。

この ヒトiPS細胞を世界で初めて開発した京都大学の山中伸弥教授は、2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞。現在は、他人の細胞を使っても拒絶反応の起きにくい、安全性の高いiPS細胞を備蓄する計画を進めている。

理化学研究所やニコンなどが、このiPS細胞から細胞シートを量産する計画もあり、まずは目の老化に伴う病気のひとつ、加齢黄斑変性を治療するための実用化を目指している。量産することで、一人当たりの治療費を現在の見込みである1000万円から、100万円まで下げられるという。2020年代初めには実際に使われる予定という。(15日付日経新聞)

日本ではこの他にも、東京大学の研究チームが世界で初めてブタの膝関節を再生する実験に成功したり、動物を使ってヒトの血液や、3Dプリンタを利用して耳を作る研究も始まっている。こうしたiPS細胞を用いた再生医療の世界市場について、経済産業省は、2030年に17兆円規模になると見ている。

海外でも研究は進んでおり、アメリカの研究チームが心臓の細胞への分化に成功したことは特筆すべきだろう。

ピッツバーグ大学の研究チームはこのほど、ヒトのiPS細胞から作った心臓前駆細胞をマウスの心臓に移植して心筋に分化させ、1分間に40〜50回収縮するまで育てる実験に成功したと発表。レイ・ヤン上級研究員はAFPの取材に対し、実用化の時期はまだ遠いが、この技術を応用して心臓発作で傷んだ組織片と取り換えたり、心臓全体の移植の可能性もありえると語っている。

iPS細胞を用いた臓器移植が実用化されたときの最大の功績は、脳死移植の必要がなくなることだ。

本欄でも報じてきたとおり、脳死は人の本当の死ではない。心臓が停止してから約24時間後、魂と肉体をつなぐ霊子線(シルバーコード)が切れるときに、人は本当の意味での死を迎える。それまでは、たとえ肉体に生体反応がなかったとしても、肉体が損傷すれば本人の魂は痛みを感じる。

そんなときに、脳死判定で勝手に死んだと決めつけ、臓器を取り出すなどしたら、死者の魂は非常な痛みと恐怖を覚え、安らかなあの世への旅立ちを妨げられてしまう。また、移植を受けた人にも憑依現象が起こるなど、ある種の地獄を生み出すことになる。iPS細胞による再生医療が進めば、そうした脳死移植にまつわる悲劇をなくすことができる。一刻も早い実用化を期待したい。(居)



【関連書籍】
幸福の科学出版 『復活の法』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=131
【関連記事】
2013年7月7日付本欄 来年から世界初のiPS細胞の臨床研究 バイオ銘柄にも注目
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6291
2012年12月号記事 iPS細胞で脳死臓器移植を不要に 山中教授がノーベル賞を受賞 - Newsダイジェスト
http://the-liberty.com/article.php?item_id=5059

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ヒトを対象にiPS細胞の臨床研究へ脳死問題がなくなるまであと20年?

2013-02-15 14:45:12 | 脳死・臓器移植・医療

ヒトを対象にiPS細胞の臨床研究へ 脳死問題がなくなるまであと20年?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5608

先端医療センター病院は13日、世界で初めてiPS細胞を使った人間への臨床研究を許可すると発表した。順調にいけば2013年度中にも研究を始められるという。山中伸弥教授がiPS細胞の作製に成功してから、たった6年半で臨床研究が始まるのは、これまで治療法のなかった病気を治療できる可能性が出てきたためだ。14日付各紙が報じた。

今回、研究の対象となるのは「加齢黄斑変性」という目の病気で、高齢者の患者が多い。中でも、眼球の奥にある網膜の一部「色素上皮」が傷んで視界の中心部が見えづらくなる種類のものを扱う。手術では、傷んだ色素上皮などの代わりに、iPS細胞から作った細胞シートを貼り付ける。細胞シートは、既存薬が効かない患者のiPS細胞を8〜10カ月ほど培養して作るものだ。

最初の臨床研究に「加齢黄斑変性」が選ばれたのは、iPS細胞にはガン化するリスクがあるが、目の細胞はガンになりにくく、もしガン化しても治療しやすいからだ。また、培養しやすく、必要になる細胞の数も少ないという理由もある。

こうした臨床研究は、初めは目や血液、神経細胞で行い、それから、心臓などの臓器に取り掛かるという。あと20年ほどで、再生医療が医療の現場で使われるようになるという声もある。

このiPS細胞を用いた治療のメリットは、拒絶反応の恐れがないということがまず挙げられるが、もう1つ、臓器移植が必要なくなり、脳死となった人の臓器を取りだして移植する必要がなくなるということもある。 

脳死者からの臓器移植は、死者のあの世への旅立ちを阻害してしまう。

宗教的に言えば、心臓が止まって約24時間経って初めて肉体から魂が抜けるが、その前に肉体にメスを入れると、麻酔なしの手術を受けるほどの痛みとショックがあるという。

また、臓器にも魂が宿っているため、移植された側に提供側の魂が移動し、憑依状態になるケースもあるという。

医療の進歩が、多くの人の霊的な不幸を防ぐことになる。大いに期待したい。(居)

【関連記事】
2012年10月12日付本欄 iPS細胞で動物の臓器を人間に移植することは是か非か
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4997
2012年12月号記事 iPS細胞で脳死臓器移植を不要に 山中教授がノーベル賞を受賞 - Newsダイジェスト
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=5059

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iPS細胞で動物の臓器を人間に移植することは是か非か

2012-10-12 14:39:23 | 脳死・臓器移植・医療

iPS細胞で動物の臓器を人間に移植することは是か非か
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4997

「再生医療 危うい倫理」と 11日付東京新聞が1面トップで報じた。山中伸弥・京都大学教授のノーベル賞受賞で注目が集まるiPS細胞の応用に対して警鐘を鳴らしている記事だが、「倫理上の問題」を言うのであれば、霊的な観点をもっと知る必要があるだろう。

同紙によれば、すでに人間のiPS細胞を動物の臓器に移植する研究が進んでいる。膵臓ができないようにしたブタの胎児に、人間のiPS細胞を培養した細胞を移植し、ブタで人間の膵臓を作ったり、マウスに人間の肝臓を作る実験などだ。

政府の指針では、動物の受精卵に人間の細胞を移植し、子宮に戻して個体を作り出すことは禁じられているが、人間の細胞や組織を動物へ移植することは認められている。そのルールの範囲内で様々な研究が行われている。
だが東京新聞では、「技術が進めば、脳細胞の動物への移植などにも応用でき、やっていいことといけないことを、どのように線引きするのかという問題に直面する」と、倫理上の問題を指摘している。

しかし、その答えの一つを、すでに本誌では2004年9月号に掲載している。人間とよく似た生理機能を持つブタの遺伝子を組み換えた心臓を、サルに移植する実験も成功していることを取り上げ、脳死臓器移植に代わる医療の一つとして期待できると報じた。
いずれは、iPS細胞をもとにブタなど動物の体内に人間の臓器を作り出し、心臓や肝臓などの障害・病気を持つ人に移植することも可能となるだろうが、霊的観点から見ても、これは許容範囲と言える。

「倫理上の問題」を言うのならば、むしろ脳死臓器移植の方が問題だろう。霊的に見れば、脳死状態は人の「死」ではなく、まだ肉体から霊体(魂)が離れていない状態であり、この状態で臓器を取り出せば、霊体も傷つき、あの世への旅立ちが妨げられてしまう。
それに対してiPS細胞による臓器移植は、自分の細胞から臓器や組織を作り出せるため、人の死を待つ必要も、構造的なドナー不足もない。また拒絶反応もないという、「夢の医療」と言える。やはり、医学や科学に霊的観点を入れねば、真に「倫理的」かどうかは分からないのだ。(仁)


【関連記事】
2004年9月号記事 「移植」に代わる先端医療を追う――人工臓器と再生医療
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=198
2008年5月号記事 新型「万能細胞」実用化で夢の医療実現を
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=521
2012年10月9日付本欄 山中教授がノーベル賞を受賞 世紀の発見の背後には神の存在が
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4991

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政府は臓器移植から再生医療への転換を目指せ

2012-10-10 14:22:23 | 脳死・臓器移植・医療

祝・山中伸弥京都大教授・ノーベル医学生理学賞受賞――政府は臓器移植から再生医療への転換を目指せ!

2012年のノーベル医学生理学賞に「人工多能性幹細胞(iPS細胞)」を開発した山中伸弥京都大教授が選ばれました。

9日の新聞朝刊は、全紙一面トップで快挙を報じ、日本中が祝福モードとなりました。

尖閣諸島国有化に伴い関係が悪化し、日本に関する報道を抑制していた中国各紙も、山中教授の受賞を各紙第一面で掲載するなど大きく報道しました。(10/9 産経「中国各紙、『受賞決定』の見出し1面掲載 異例の扱い」)

韓国のマスコミも、受賞を速報するとともに「iPS細胞(人工多能性幹細胞)は受精卵を使わず、倫理的な問題からも自由だ」と意義を強調。、称賛の声に溢れています。(10/8 産経「反日の中韓で称賛の声」)

反日論調に満ちた中韓が絶賛する程、山中教授の発見したiPS細胞の業績は画期的なものであり、全世界に衝撃を与えました。

山中教授は8日午後8時から京大で記者会見し、「感謝という言葉しかない」「国を挙げて支援していただいたおかげです」「日の丸の支援がなければこのような素晴らしい賞は受賞できなかった。日本の国が受賞した賞だ」と重ねて国の支援に感謝する言葉を口にされました。

事実、国は山中教授に対し、研究費を重点的に投入し支援してきました。2008年度から毎年40億円以上を支援、さらに09年度からは5年間で50億円を充てる事業も始まっています。

日頃、税金の無駄遣いの追求に厳しいマスコミもノーベル賞受賞という成果の前に、「投資」の大切さを説いています。

「これら(研究費)の集中投資によって、研究が臨床一歩手前まで加速、受賞を後押しさせたことは間違いない。」(10/9 読売)

「(山中さんは)行き詰まり、研究をやめようと思ったこともあるという。それを救ったのは無名の山中さんを採用した大学や、研究費だ。研究者の潜在力を見抜いて投資する『目利き』の重要性を感じる。」(10/9 毎日社説)

しかし、実際には2009年、民主党政権によって科学技術予算は事業仕分けの対象となり、山中教授のプロジェクトも、仕分けの対象に挙げられました。

これに対し、山中教授は他の研究者らとともに会見を開き、事業仕分けを「想像を絶する事態」だと強く批判しました。

幸い、結果的にプロジェクトの予算は削減されなかったものの、自民党政権時代は2700億円あった内閣府の最先端研究開発支援プログラムは、1000億円に大幅な減額を余儀なくされました。(10/9 J-CASTニュース「マラソンでカンパ訴えた山中教授 事業仕分けで苦しんでいた?」)

幸福実現党は、かねてより公共事業における「未来投資」の重要性を掲げており、マニフェストにも「脳死臓器移植は、あの世に安らかに旅立つ権利を侵害しており、再生医療の技術を早期に確立する」ことを掲げ、再生医療推進に取り組んで参りました。

iPS細胞の応用例は、難病のメカニズムの研究(難病解明)、新薬の効果や、副作用の検査(新薬開発)等多方面にわたりますが、最も期待されているのが病気や事故で失われた機能、組織を新しい細胞で甦らせる「再生医療」の分野です。

ザ・リバティ誌2010年10月号も「人体再生神話に挑む」と題し、山中教授らのiPS細胞胞が神経、心筋、肝臓、膵臓など、様々な臓器の細胞が再生に繋がる可能性を指摘しています。

2009年7月、衆院の解散直前に、議論が十分になされないまま、改正臓器移植法が成立しました。

翌年7月に施行され、脳死を一律に「人の死」と定義し、臓器提供については本人の提供意思が不明でも、家族の承諾があれば提供が可能になり、早速、同年8月には、本人の提供意思が不明な脳死患者から臓器の摘出手術が行われました。

臓器移植を待つ患者、家族の気持ち、それを支えようとする医療従事者の情熱を十分認識した上で、幸福実現党は宗教政党として、人間の死とは「肉体から魂が離脱した瞬間」であり、「脳死は人の死ではない」と考えます。

この前提に立てば、ドナーである脳死患者は魂が肉体から抜け出る前に臓器を摘出されると、生きたまま体にメスを入れられるのと同じ苦痛を受け、あの世への旅立ちが妨げられてしまいます。

私達が臓器を摘出されると想像してみた時、その驚愕はいかばかりか、想像を絶します。残念ながら、臓器移植はドナーたる脳死者の立場が忘れ去られています。

今後、再生医療が更に発達し、臓器を再生できるようになれば、臓器移植が必要なくなる時代がやって来ます。そうなれば、「脳死による臓器移植」の問題も無くなります。

「人体再生術」は古代エジプト神話や、キリスト教の復活神話など、宗教的にも重要なテーマで、大川隆法党名誉総裁は「人間は自分の体を復元する能力を持っています(中略)。それができないのは、人々が唯物論にかなり毒されていて、『そういうことはできない』と思っているからです」と述べています。(『心と体のほんとうの関係』幸福の科学出版)

幸福実現党は今後とも、人間の体に眠っている力を引き出す「再生医療の発展・確立」を目指し、臓器移植を不要とする医療の実現を目指して参ります。(文責・加納有輝彦)
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山中伸弥教授がノーベル賞を受賞、世紀の発見の背後には神の存在が

2012-10-10 14:18:08 | 脳死・臓器移植・医療

山中伸弥教授がノーベル賞を受賞 世紀の発見の背後には神の存在が
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4991

iPS細胞(人工多能性幹細胞)を開発した京都大学の山中伸弥教授が8日、2012年のノーベル医学・生理学賞を受賞した。日本人として19人目のノーベル賞受賞に、日本全国で喜びの声が上がっている。

iPS細胞は、神経や肝臓、心臓など、多様な細胞に成長する能力を持つ万能細胞の一種。これまで臓器移植でしか助からなかった病気や、治療法が解明されていない難病の治療に役立つと考えられている。万能細胞にはES細胞もあるが、こちらは受精卵を壊して使うことから、倫理的な問題の懸念がある。これに対してiPS細胞は、皮膚細胞から作れる上、自分の細胞を使えるので拒絶反応の心配も少ない。

山中教授は8日、受賞後の会見で「日本という国、日の丸の支援がなければ、こんなに素晴らしい賞を受賞することはできなかった。日本という国が受賞した賞だと感じています。一言で言えば感謝の言葉しかない」と謙虚に語っている。そして「安全性の課題を克服し、患者の役に立ちたい」と、実用化へ向けた次なる研究の抱負を述べた。

「人の役に立ちたい」という思いと、研究への情熱、教育への情熱で、多くの研究者や学生、患者から慕われている山中教授。2011年の著書『「大発見」の思考法』(益川敏英氏との共著;文春新書)の中では、「これは神様にしかできない、と思うことがたくさんある」「苦しい時の神頼みはよくします」と語っている。同教授は特定の宗教は信じていないというが、「神」と呼ばれる大いなる存在自体は信じているのだろう。

かつてノーベル賞を受賞した日本人科学者の中には、「神を信じれば、科学的探究を放棄することになる」と公言し、無神論・唯物論を表明している人もいる。しかし、一流の科学者になればなるほど、研究を通して生命や自然の仕組みの中に、人智を超えた神の存在や意志を見出すともいう。

神の存在を認めることと科学的に真理を探究することは、山中教授のなかで何ら矛盾していないということが、上記の著書の言葉と研究業績からよく分かる。苦しむ患者を救いたいという愛の心と真摯な研究姿勢に神も味方し、世紀の発見と今回の受賞につながったように思えてならない。(晴)


【関連記事】
2012年8月2日付本欄 iPS細胞を用いてALS新薬の可能性が
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4668
2010年10月号記事 人体再生神話に挑む
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=55
2008年5月号記事 気になるニュースが「わかる」ページ 脳死臓器移植の三つの問題点
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=521

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フェイスブックで臓器提供の意思表示機能 その問題点

2012-09-18 10:42:44 | 脳死・臓器移植・医療

フェイスブックで臓器提供の意思表示機能 その問題点
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4872

フェイスブックのタイムラインという自己紹介のページ上にこのほど、臓器移植の意思表示を共有できる機能が追加された。
この機能は今年5月に、アメリカ、イギリスで始まり、その後、南アフリカ、オーストラリア、オランダ、デンマーク、スウェーデン、ニュージーランド、コロンビア、ブラジル、アイルランド、スイスの10カ国に広がり、これまでに25万人が臓器提供者として登録している。

フェイスブックは膨大な数のユーザーを抱えていることを利用して、より簡単に臓器提供の意思表示ができるようになることを目指したものだが、実際、5月1日にフェイスブック上で意思表示ができると発表してから、アメリカのカリフォルニア州ではわずか半日で、ドナーのオンライン意思表示登録者数が800%増加したという。

だが、本誌が今まで指摘してきたように、脳死はあくまでも臓器移植を前提に法律的に作られた「死」であり、宗教的には本当の死ではない。
人間は肉体に魂が宿った存在であり、肉体と魂をつなぐ霊子線(シルバーコード)が切れた瞬間が人間の本当の死である。脳死状態で臓器を取り出すと、生体にメスを入れたような激痛と驚愕で臓器提供者は大変なショックを受け、安らかなあの世への旅立ちが妨げられてしまう。その結果、臓器提供者は「まだ死んでいない」と思い、移植された患者に憑依したり、提供された側に拒否反応が起きたりなどの「障り」が起こることもたびたびある(大川隆法著『永遠の生命の世界』参照)

アメリカの医学は進歩しているようで、こうした霊的真実をまったく踏まえてはいない。フェイスブック上で気軽に臓器提供の意思表示ができるということは、死の霊的真実を知らずに安易に臓器提供者になってしまうという危険をはらんでいる。また、個人情報を世界的に共有できるため、臓器売買など様々な犯罪を助長する可能性もある。たとえ善意からとはいえ、無知であるがゆえに、提供する側もされる側も両者が苦しむという後悔をしないために、正しい霊的知識を前提とした医学の普及が急がれる。 (純)


【関連記事】
2011年6月号記事 脳死臓器移植を 美化すべきではない
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1858
2004年6月号記事 死んだらどうなる!?
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=54
2010年10月20日 本web記事 脳死の人は、まだ死んでいない【動画】
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=42

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【驚愕】脳死では痛みを感じている─あなたは家族を提供できますか?

2012-07-18 11:20:33 | 脳死・臓器移植・医療

                       

         http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4581

 

私は医療・医学の進歩発展を願っています。

 

このブログにも散々触れてる「原発」は脱すべからずというのも

人間は必ず科学の力で核や放射能・・・

だけじゃなくその他未知の・・・

宇宙に存在するあらゆる非常に危険な鉱物等を

安全にエネルギーに変換でき、廃棄あるいはリサイクルする技術を

発明(あるいは教示される)事が出来ると思ってるからです。

 

 

脳死移植も医療の進歩かとおもいきや

 

 

 それは間違いです。

 

これだけは!!STOP !!

 

脱原発左翼の情緒に訴えるやり方じゃあ ありませんが

 

こちらは情緒どころか事実ですので

言わせていただきます!

 

死にたてのほやほやの人を切り裂いて

内臓を取り出し

生きている人間に取りつける

 

 

あろうことか、脳死者に麻酔を打つと言うじゃあありませんか

死者に麻酔を打つか?

生きてるって知ってんじゃねえか

 

現場の医者にはそりゃあわかるでしょ

生身の人間にメスをいれている感触を一番知ってるのは

現場の外科医

なんで声をあげねえんだよ!

 

つまりは生贄です。 

 

 

死にたてのほやほや

まだ、体は温かい。

脳はピクリとも反応しませんが

意識はあります。

この意識を計る波長計のようなものが開発されたら

この脳死の遺体に魂がまだ入っているというのが

わかるってもんです

この魂が肉体と繋がっている限り

痛みは感じるんです。

繋がりが切れるのはおよそ24時間

24時間なんです!!重要

 

お通夜の意味もここ

 

どうしてかというと

それが自然の摂理なんでしょう。

かさぶたが自然と剥がれるように

24時間経つと

魂が完全に肉体から離れる

こうなると

遺体を傷つけられても焼かれても

何も感じません

 

脳死移植

 

せめて1日は寝かせておいてください。

 

新鮮なうちじゃなきゃだめ?

新鮮でしょうね

急速に死には向かっているけど、まだ生きてるんですから

 

あなたは家族を

提供できますか?

  

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脳死臓器移植、6歳未満で初の事例 霊的真実を知らねばならない

2012-06-16 13:54:21 | 脳死・臓器移植・医療

脳死臓器移植、6歳未満で初の事例 霊的真相を知らねばならない
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4437

富山県の病院で、低酸素性脳症の6歳未満の男の子が脳死と判定され、15日、6歳未満初となる臓器の提供と移植手術が行われた。

男児の家族は「息子が誰かの体の一部となって、長く生きてくれるのではないかと。そして、このようなことを成しとげる息子を誇りに思っています」とのコメントを発表した

だが、重い決断をした家族の心は、『本当にこれでよかったのか』という葛藤のなかで苦しみ続けるがゆえに、心のケアが大切だと専門家は言う。

されど、「知らない」ということは実に悲しいことだ。

2009年4月26日、幸福の科学・郡山支部精舎(福島県郡山市)で、大川隆法総裁は「帰依の心」と題する説法で、不幸にも幼くして亡くなる子供やその家族の人生について、次のように説かれた。
「すべての人が自分の天命を読むことはできないから酷だとは思うが、その人の天命、使命があると思う」「合理的な範囲内で努力して変えられるものもあるが、大きな意味の天意があって、降りかかったものの中から、この世の修行課題を見抜いていかないといけない」

本誌・本欄で繰り返し明らかにしてきたように、霊的真実から言えば「脳死は人の死ではない」。この段階で臓器を取り出せば、あの世への旅立ちが妨げられてしまう。

大川総裁は同じ説法でまた、脳死臓器移植が許される条件があるとして、このように説いた。
「最低限、あの世があり、人間の本質は霊的存在であるという仏教的な悟りを受け入れ、自己犠牲の観点から『私の寿命は尽きたので、移植される人を生かしたい』という場合だ。相手も感謝して受け入れれば、その人の病気がよくなることはある」

改正臓器移植法のもと、家族の同意のみで脳死臓器移植への道が開かれたが、家族も医療者も、ともに脳死者の霊的真相を謙虚に受け止め、宗教的理解を深めることはとても大切だ。

一方で、日本は、1歳から4歳までの死亡率が、先進14カ国の中でワースト2位となっている。
子供の救急医療体制充実の遅れを取り戻すべく、子ども専門の救命救急施設「PICU(小児集中治療室)」について、診療報酬を加算するなど、国は2012年度から対策をスタートした。

6歳未満の子供の脳蘇生における再生力は高い。脳死状態にならないような救急医療の技術と運用のレベルアップが急がれる。脳死状態になったお子さんも、臓器移植を待っているお子さんも、ともに救える医療へと進歩してほしいものだ。(善)

 

【参考記事】
2011年9月4日付本欄  脳死判定 18歳未満2例目 「脳死は人の死ではない」
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=2784

2011年6月号記事  脳死臓器移植を 美化すべきではない
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1858

2011年7月19日付本欄 改正臓器法施行1年 脳死後も「生存」の子供続出
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=2431

2011年4月12日付本欄  15歳未満の子供に、初の脳死判定
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1746

 

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フェイスブックに臓器移植の意思表示機能 その問題点《5/4の記事》

2012-05-05 13:01:46 | 脳死・臓器移植・医療

フェイスブックに臓器移植の意思表示機能 その問題点
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=4252

世界最大のソーシャルネットワークであるフェイスブックは5月初め、会員が自分の自己紹介のページに臓器移植の意思表示ができる機能を設けたと発表した。臓器の提供を待つ患者に対して大幅に足りない臓器提供に一石を投じようとするものである。
このサービスは、今後、世界に広げていく予定ということで、日本に入ってくるのも時間の問題だ。

現在、日本では脳死状態の臓器移植は、2010年に改正臓器移植法が施行され、本人の意思が不明であっても家族の承諾があれば、臓器提供ができることになっている。アメリカに比べ、年間に2桁台と少ないものの増え続けてはいる。

しかし、医学はまだ脳死を明確に解明できていない。

宗教的に見れば、人間は肉体に霊が宿った存在であり、肉体と霊を結ぶ霊子線(シルバーコード)が切れた瞬間が本当の死である。それは通常、心停止の24時間後だ(大川隆法著『永遠の生命の世界』より)。

脳死状態では人間はまだ死んではいないため、この時点で臓器を摘出すると、ドナーは大変な痛みと恐怖を覚える。
また、脳死に陥った妊婦が出産したり、4歳から21年半も脳死状態で生き続けたケースも報告されている。

仏教に「色心不二」という言葉があるとおり、死に関しては肉体と魂の両面から見る必要がある。単純にアメリカの後追いをするのではなく、死は宗教の領域でもあることを忘れてはならない。(純)

 

 

【関連記事】
2004年7月号記事 臓器移植大国 アメリカのジレンマ 「日本は今ならやめられる」
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=185

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「植物状態でも意識はある」と医学論文 カナダの大学チームが発表

2011-11-14 11:43:25 | 脳死・臓器移植・医療

「植物状態でも意識はある」と医学論文 カナダの大学チームが発表
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3263


カナダ・ウェスタンオンタリオ大学の研究チームが、植物状態の脳損傷患者16人に脳波センサーを装着。「右手を動かす場面を想像してください」などと告げたところ、3人については、その体の部位を動かすよう指示する頭頂部の電気信号が確認された。英医学誌にこのほど発表された。 
 
植物状態は医学的に「自己や環境について意識がない」などと定義されているが、実は意識があって、単に体を動かすことまではできない状態である可能性が出てきた。 
 
幸福の科学の大川隆法総裁は、植物状態よりさらに重篤な
脳死状態であっても「意識がある」と指摘している。 
同氏著『心と体のほんとうの関係。』でこう述べている。 
「人間は脳で考えているのではありません。脳というものは、コンピュータ的機能、管理機能を持っているところであり、いわば管理室なのです。そのため、脳という“機械”が故障した人は、考えや思想を外部に発表したり、体で表現したりすることができなくなることがあります。しかし、それは機能における障害であって、実際は、考える力や意思をまったく失ったわけではないのです」 
「脳に反応がない場合、その人には考える力がまったくなく、周りの人の言葉も聞こえないのかといえば、そうではありません。霊体というものは、耳の機能を通さなくても、周りの人たちの考えを読み取ることができます。口に出して語っていることだけではなく、心のなかで考えていることをも読み取ることができるのです。したがって、病気の末期にある人でも、周りの人たちの言っていることや考えていることが、手に取るように分かるのです」 
 
つまり、人間は、魂、霊体の側に考える中枢があって、脳など肉体は「乗り物」にすぎないということだ。 
それがこの研究論文で一部明らかになった。人間の魂と肉体との関係はまだまだ明らかになっていない部分のほうが多い。(織)

【関連記事】 
2010年10月20日 脳死の人はまだ死んでいない(動画) 
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=42

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脳死者から肺を移植してもらった女性が、脳障害で意識不明

2011-10-19 14:53:09 | 脳死・臓器移植・医療

脳死者から肺を移植してもらった女性が、脳障害で意識不明
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=3079

京都大学医学部付属病院(京都市)で今月10日、脳死と判定された男性から肺を移植してもらった40代の女性が、手術後に重い脳障害を起こして意識不明になっていることが分かった。 
 
18日付の毎日新聞(ネット版)などによると、女性は肺リンパ脈管筋腫症という重い肺の病気を患っていた。10月9日に、山梨県内の病院に脳出血で入院した60代の男性が臓器移植法に基づく脳死と判定され、家族が臓器提供を承諾。男性の肺が京大病院に移送され、10日、女性に両肺の移植手術が行われた。 
 
手術中に4分間ほど心肺補助装置が停止するトラブルがあったが、その後再稼働。術後に女性は
集中治療室に移されたが、そのとき異常はなかった。しかし、翌朝、左右の瞳孔の開きに差があり、検査の結果、脳障害が分かった。病院側は、「(補助装置の)停止中の酸素濃度は必ずしも低酸素脳症を起こすほどではなかった」「現時点で医療ミスとは考えていない」と話しているという。 
 
女性の早期回復を願いたい。 
 
ただ、ここで一つ伝えたいのは、本欄でも何度も指摘してきたとおり、「脳死は人の死ではない」という霊的真実だ。本当の人の死とは、心臓が停止してから約24時間後に魂と肉体をつなぐ霊子線(れいしせん)が切れたときである。 
 
つまり、臓器移植で体にメスを入れられるときは、脳死と判定された人の魂はまだ肉体に宿ったまま。本人は生きているときと同じような痛みや苦しみを感じることになる。そして、移植を受けた人にも憑依現象が起きてしまう。(格) 
 
【参考記事】 
2011年9月4日付本欄  脳死判定 18歳未満2例目 「脳死は人の死ではない」 
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=2784
 
2011年6月号記事  脳死臓器移植を 美化すべきではない 
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1858
 
2011年4月12日付本欄  15歳未満の子供に、初の脳死判定 
http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=1746

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