本欄では、安倍政権の経済政策の「残酷さ」をひとつご紹介いたします。
2019年10月に、消費税率の引上げが行われるといわれています。それに向けて政府は、軽減税率やポイント還元など、様々な経済対策を練っています。この中に、「最低賃金の引き上げ」というものが、大きな柱として入ってくる可能性が出てきています。
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15145
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今月、ずうっとまえにクレジットカードが更新されたのに
リバティwebの方を更新し忘れて2ページ目からが読めない状態。
この最低賃金値上げについて、
自分なりに矛盾を感じていることを書きたいと思います。
安倍政権。矛盾だらけです。
政権の方々お一人お一人が、自己保身で自己中だからそうなってしまうんです。
最低賃金引上げはちょっと前にも行われた?
学生は980円くらい?
ただ、現在の東京の平均アルバイト・パートの平均賃金は1,126円。
全国平均は1,020円だそうです。(タウンワーク https://townwork.net/tokyo/jikyuu/ )
賃上げっていいことのように思いますが、もろ手を挙げて喜べないんですよね。
賃金上がっても、扶養でいられる年収は上がらないままの103万円。
お子さんが大学生になって、アルバイトに精を出し始めたら危険です。
1年後には、静かに、なんの警告もなく、いつの間にが扶養から外されてしまいます。
103万なんてあっという間。
週4日、5時間という契約だとして、
しかし仕事というのはそうピシッとはいかなくて・・・案外、今日人がいないから後30分いいかな?とか、この日だけでいいから朝からきてくれる?とか・・・
日曜にうっかりシフトを入れてしまった日にゃぁ、休日手当てをつけてくれちゃったりして、なんだかんだ103万円くらいあっという間に超えてします。
103万円を超えるとどうなるのか、
健康保険の被扶養者ではなくなってしまうので、保険証を失ってしまう羽目に。保険証を得るには、パートさんだとバイト先の福利厚生に入ったりしますね。そうでない場合は1号さんとして自分で払いに行くなど。学生さんは1号になるのかな?
バイト先で、健康保険証を発行してもらっても、これからは保険料をがっぽり取られてしまいます。その分も稼がないといけないので、もっとバイト時間を増やしてもらわなくてはなりません。
バイト先を将来入りたい企業の系列にすれば増やしたバイトの時間も就活にすることができるかも?
専業主婦も、扶養から外れることで、年金も国民年金3号という配偶者用の年金からも外されてしまいます。なので国民年金申請のし直し。
そして、健康保険料と併せて年金も払って行かなくてはならなくなります。
となると、家事の傍らにパートをする・・なんて、悠長な働き方は出来なくなってしまいます。
保険料と年金という隠れ税金を払うとなると、当然フルタイムで働かなくては、週3、4日4、5時間のパートだけでは、隠れ税金を払うためにアクセク働くようなものです。
つまり、
最低賃金がどんなに上がっても、扶養の上限が103万円のままであれば、結局は働く時間を削らなくてはならなくなる。これは働く側からすれば、儲けもんやないか~い。
と、思うかもしれませんが、
雇う側からすれば、
そんだけしか働かれんやったら、いらんわ。
ということになりかねません。
つまり、扶養に入ったまま働くことが困難な時代が来るということです。
安倍政権はそれを狙っているのでしょうかね?
主婦は家事なんておっぽりだして、
学生も学業より
税金払うために働けーーー
この
奴隷どもめがーーーー
なんて
ハハハ
笑えない・・・・
お子さんが小さい場合、それでも保育園を探して逞しくフルタイムで働くか、
みんながみんなそんな風にできませんしね。
保育園もなかなか入れないんでしょ?
女性がますます社会に出にくくなりそうな・・・
せめて年金制度という税金なくしてくれないでしょうか?