http://the-liberty.com/article.php?item_id=9563
◎日米同盟の強化
安倍首相とオバマ米大統領は28日、ワシントンのホワイトハウスで会談を行った。「日米防衛協力のための指針」の再改定を踏まえ、強固な同盟関係を確認した。
さらに、米軍普天間飛行場の辺野古への移設を推進する方針や、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の早期妥結への連携についても話し合った。
会談に合わせ、両首脳は「日米共同ビジョン声明」を発表。かつての敵対国が不動の同盟国となった日米関係は、和解の力を示す模範だとし、日米は、ルールに基づく国際秩序の構築に寄与してきたと評価した。
今回の安倍首相の訪米では、オバマ政権の厚遇ぶりが目立つ。安倍首相を国賓級で迎え、日本の首相として初めて、安倍首相に米議会の上下両院合同会議で演説する機会を与えたり、オバマ大統領自身がリンカーン記念堂に案内したりもした。
この背景には、安倍首相が、安全保障と経済面の両面で米国と協調し、米国の進めるアジア太平洋重視の「リバランス政策」の協力者となってきたことがある。
安倍首相は、自身の提唱する「積極的平和主義」に基づき、安全保障法制の包括的な見直しを進め、新たな日米防衛協力の指針で、中国の軍事拡張に対して日米同 盟を強化。経済面では、中国のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対抗する面があるTPPの早期妥結を目指してきた。これは、米国の推進する「リバランス政策」と合致する。
◎日本は歴史認識で譲歩してはならない
一方、覇権主義的な動きを見せる中国に対抗するため に、米国が懸念している点もある。歴史認識を巡る日韓の対立だ。中国の軍事的脅威からアジア地域を守るには、日米だけでなく、アジア諸国の協力が欠かせな い。今回の日米共同声明には、「全ての関係者が尽力すれば、和解は可能」と記された。日韓に過去のわだかまりの解消を求めるものとも捉えられる。
しかし、歴史問題で譲歩すると、日本の安全を脅かす口実を中国に与えかねない。日本も、憲法9条改正などに踏み切れなくなるなど、国防体制の構築を妨げられる。これこそ、アジアの安全にとってより大きなリスクとなる。
日本は、真実を曲げ、国益を後退させてまで、歴史認識で譲歩し、関係改善を図る必要はない。韓国や、さらには中国に対しても毅然とした態度を取ることで、これらの国を真の民主主義国家へと導く必要がある。(泉)
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2015年4月28日付本欄 日米防衛協力の指針が改定 中国による実効支配に対し、安全保障網を
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米主導での歴史問題和解は非常に危険。
米はある程度わかっていて、日本による大東亜戦争の真実に基づく歴史の“修正”を恐れている面があるように思えます。
日韓あるいは日中の歴史問題のいざこざに辟易している、などというかわいい話では、本当は、ないのではないか?
中韓と仲良くさせること、即ち歴史を継承する事ですから、米国にもその方が都合がいい。
日中韓関係にかこつけて、米国が犯した大きな過ち、即ち、植民地政策を止める為自衛戦争をしていた日本を勝手に“悪”と決め付け、日本に宣戦布告したいところが、ルーズベルトの非戦公約で出来ず。日本から仕掛けさせる為に石油を止めハルノートを突きける。止むに止まれず、日本にとっては有色人種への差別をやめさせる自衛戦という大儀のもと、犠牲を払う闘いに突入。米国は約9万人の日本人民間人を巻き込んだ大空襲と二度の原爆投下、沖縄では洞窟に逃げた丸腰の婦人子供を焼き殺すという卑怯な手を使い幕引きをした。
そうした事実を隠蔽、封印しておきたいところでしょう。
しかし、こんなことを隠しとおせるわけはありません。
“悪”はアメリカだった。それなりの“反省”はしなければならないのでは??
そうでなければ、今、地獄で反省させられている悪魔、悪霊たちにとっては公平ではない。彼らと同じように(それ以上に?)取り返しのつかない間違いを犯したのですから。
ただ、米は終戦直後、植民地ということで日本に米軍を置きましたが、結果的に自分達の押し付けたGHQ憲法により、その米軍で日本を守るということになりました(米軍の“悪さ”はマイナス)。また世界の警察役もそれなりにしていたので、そのあたりは差し引かれるのかもしれません。基幹産業で世界の繁栄も牽引しました。
最終的なジャッジは当然 神のみぞ知る・・私にはわかりませんが。個人的にはこのままではね~という感じです。
せめて、真実とは向き合いなさいよ。
おい!オールアメリカよ!