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いわゆる従軍慰安婦問題をめぐる「日韓合意」の締結から、28日で1年が経った。これまでの報道では、日韓両政府の履行状況を伝えるものが目立つ。
歴史問題について勉強していると、ふとこんなこと思う瞬間はないだろうか。
「自民党は保守政党なのに、なぜ自虐史観を払拭できないのか」
何気ない疑問が意外な発見に結びつくことがある。本欄では、大川隆法・幸福の科学総裁が過去に収録した自民党議員の霊言から、そんな発見に迫る(霊言とは、あの世の霊を呼び、大川総裁の口を通して語らせる神秘現象のこと)。
霊言(1) 政治家が弱かった
自民党議員の霊言では、歴史認識うんぬんではなく、政治家の資質を問う声が見られた。大東亜戦争に従軍した中曽根康弘氏の守護霊は、自虐史観を払拭できない点について、こう語っている。
「いやあ、『政治家が弱かった』と言わざるをえないですな。政治家が、ただただ弱かった。宮澤君が、あそこまで軟弱とは、ちょっと……。まあ、彼は戦後のころに、使いっ走りみたいなことをだいぶやらされているからね。そうとうGHQが怖くて、下請け通訳みたいなことをやっていたような人だから、プライドがちょっと足りなかったかもしらんけれどもね。やはり、宮澤、河野、村山は、最悪だね。このへんは、もう政治家としては最悪だ。ある意味で、政治を長くやりすぎたのかもしれない」
霊言(2) 中国・韓国人がかわいそう
次に、歴史問題を研究する上で避けては通れない人物が、自民党元総裁の河野洋平氏だ。河野氏は、日本軍による慰安婦の強制連行を事実上認めた「河野談話」を発出した責任者であり、政府による公式な謝罪を世界に発信したことで知られる。
なぜあのような談話を発出するに至ったのか。河野氏の守護霊はこう述べた。
「戦争で、中国は、日本にあれほど荒らされたし、韓国の人も、『日本軍人』として軍隊に徴用されて人殺しをたくさんさせられた。これではかわいそうだから、何とか賠償金を払いたかったけど、払うには材料が必要だから、何でもいいから謝る材料が欲しかったのよ。そうしたら、金を出せるじゃない?」
霊言(3) 戦争は"虐殺"なんだから、南京大虐殺もあった
1974年から76年まで総理を務めた三木武夫。三木の霊は、自虐史観の根拠の一つである「南京大虐殺」について問われると、こう返している。
「まあ、『戦争』っていうのは『虐殺』ですから。(中略)確かに、日本軍が(中国軍を)一方的に攻めまくってたのは事実だからさあ。戦争なくして攻め取ることはできないよね、一般にはねえ。だから、そらあ、五万や十万や三十万は死んだだろうよ」
日本軍は、日中戦争の8年間で、51勝1敗3分けという、ほとんど無敵に近い戦績を誇ったと言われている。日本軍が強すぎたために、"虐殺"に見えた可能性も無きにしも非ず。ただ、戦争の勝敗が、虐殺であるか否かとは別問題であることは言うまでもない。
霊言(4) とりあえず謝っておく
最後は、中国と韓国が、日本の教科書の記述にクレームをつけるきっかけをつくった、宮澤喜一だ。慰安婦問題をめぐり、韓国を訪れて謝罪した人物でもある。この外交のあり方について宮澤の霊は、こう語っている。
「私らは、自分らの政権の安泰のために、『とりあえず謝っておけば済む』ということで、やったところがあるからさ。特に信念があって言ったことじゃなくて、ご機嫌を取っただけなんだよな。『謝っておけば収まるだろう』と思って、謝っただけなんだけど、それが『歴史認識』みたいな感じになって、かえって敵に塩を送る感じになっちゃったか」
これらの霊言では、歴史問題は、事実の有無というより、感情的なイメージから起因していることが示されている。保守政党である自民党議員であっても、敗戦したことへの後ろめたさや、自己保身などが心の奥にあり、自虐史観が"固定化"されてきたと言えよう。
真珠湾訪問は歴史的成果か?
先日、安倍晋三首相が、ハワイの真珠湾を訪問し、「パールハーバーを和解の象徴として記憶し続けてくれることを私は願います」という演説を行った。この訪問を歴史的な成果と呼ぶ声があるが、肝心要の「先の大戦が正しいのか」について触れなかったのは、明らかに、中身のない外交ポーズであると言わざるを得ない。
これは、日本の非を認めて、アメリカを立てる"ご機嫌取り外交"と呼ぶにふさわしいのではないか。日本はいい加減に、自虐史観を払拭できるよう、正しいことが通る政治を実現しなければならない。
(山本慧)
【関連書籍】
幸福実現党刊 『宮澤喜一 元総理の霊言』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=908
幸福実現党刊 『三木武夫元総理の霊言』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1773
幸福実現党刊 『中曽根康弘元総理・最後のご奉公』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=972
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皆さん政治家とは思えない軽薄さですね。
近頃よく考えるんです。
どうして既成の彼らは、政治家になんてなろうと思ったんだろうと
まぁ親父が政治家だったからという人もいるだろう
私の感覚では政治家は大変な仕事。
責任の思い仕事は沢山あれど、それを承知で、一番責任の重い仕事といってもいいくらい。
だけど、当の政治家たちはまったく凡夫な考え方しかなく、そんな自分でしかないのに平気な顔してよく偉そうに政治家やってられたなと、あるいはやってられるなと思う。
旧民主党の首相含め。
余程面の皮が厚い。
子供の頃そこそこ勉強ができただけで、そんなに自尊心上がるかね?
だけど中身がないの自分で知ってるから、世界に対しては自尊心低いよね。
だから、おしなべて引きこもりの外交音痴ばっかり。
顔にも出てるんですよね。
歴代の首相のあの馬鹿顔・・・田中角栄以降気概のある顔の首相っていない。
中身が薄いのに面の皮が厚い、お飾り首相ばかり。
その点、支那朝鮮とクリソツ。だから彼らに同情して擁護する。
子ども心にも大人ってバカだな・・こんなのしか選べないんだぁ。
↑あんなのしかいなかったんだから仕方ない。
ところが今も全く変わらない。
せっかく理想的な候補者が登場しても、わからないんだぁ
日本人のおっとりしてのんびりして平和ボケお花畑・・おおいに結構です。
でも、事ここまで自体が切迫してきて、大事なところで外しっぱなしって(笑