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熊本地震による避難者は、いまだに3万人を超えており、多くの人々が、公共施設や車内で避難生活を続けている。特に、震度7を記録した益城町の被害は甚大だ。
そうした中、幸福実現党の釈量子党首と、同党の熊本県本部副代表を務める木下順子氏が29日、同町の保健福祉センターに設けられた災害対策本部を訪問。同 党が、この日までに全国から集めた「被災者支援募金」の一部、300万円を寄付した。(※同党の募金受付は、引き続き5月末まで行われる。文末に口座情 報)。
西村町長の話に耳を傾ける釈党首と木下氏(左)。
釈党首は、「できることは精一杯やらせていただきます。一日でも早い復興を心よりお祈り申し上げます」と述べ、支援金を渡した。
西村博則町長は、「有効に使わせていただき、支援いただいている分、恩返ししていきたいです。町民の皆様に、(これから)先の光を見せていけるよう、以前より、元気な町にしていけるよう頑張ってまいります」と話した。
現在、同町は、2千戸を目標に仮設住宅の建設を検討しているという。
「生かされているのは、神様がくれたチャンス」
被災状況をたずねる釈党首。
その後、釈党首は、車で移動しながら被災地を回り、被災者の家などを訪問。大きな揺れに襲われた当時の、被災者の言葉に耳を傾けた。
被災した20代の女性は、こう話していた。
「今までに体験したことがない、大きな揺れだった。死を覚悟した。その時、いろいろなことを怠けてきた自分に気づき、後悔の念が沸いた。でも、今、生かさ れている。これは神様がチャンスを与えてくださったのだと思う。今までの自分を反省し、さまざまな活動に積極的に参加していきたい。地震の中で、こういう ことを気づけたのは、ありがたいことだった」
出会う人々に励ましの言葉をかけ続けた釈党首は、次のように語った。
「全国から、多くの皆様方に支援金のご協力をいただき、心より感謝申し上げます。被災地では、行政や医療、消防の皆様が必死に支援活動にあたっており、感 謝の言葉を述べる被災者の方々の姿が印象的でした。我々も、政治を通じて、皆様のお役に立っていきたいと改めて決意しました」
同党は来月10日に、熊本市役所と熊本県庁を訪れ、それぞれ支援金を寄付する予定。
大きな被害の中でも、さまざまな気づきを得て、力強く踏み出そうとしている現地の人々の姿に、強く胸を打たれた。
(冨野勝寛)
【幸福実現党「平成28年熊本地震 被災者支援募金」の案内】
幸福実現党は、熊本地震・被災者支援募金の受付を行っている。募金は全額、熊本県を中心とした被災者の支援に充てるという。
平成28年熊本地震 被災者支援募金 受付口座
三菱東京UFJ銀行 東京営業部(店番:321)
普通口座:0084367
口座名義:幸福実現党(コウフクジツゲントウ)
電話番号:03-6441-0754
受付期間:2016年5月31日まで
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