自分の国は自分で守れ

Mikuのブログ

WCH議連って何?原口一博代議士と吉野敏明先生に聞いてみた。MC:深田萌絵さん

2023-11-24 22:01:54 | 脳死・臓器移植・医療

WCH議連って何?原口一博代議士と吉野敏明先生に聞いてみた。

 

2:43 吉野氏 「いずれにしても共通のテーマは日本が乗っ取られているということですよね。」

     原口氏 「そうなんですよ!要するに主権の話なんですよね。これ。」

     吉野氏 「先生の朝の話にもありましたが、茹でガエル状態で、国民は当たり前なんですけど、国会議員まで気が付いて 

          ないっていうのは危険な状態で・・」

     原口氏 「国会議員まで茹でガエルでしたら、総ガエルですからね。ほんとに。」

7:10 吉野氏 「こういう超党派で、超党派というよりも日本全体ですよね、日本人として動くということはとても大事だと

          思ってまして、原口先生とも先ほど話していたんですけども、日本が歴史上はじめて国会を超越している或

          いは、例えば天皇陛下を超越しているレベルでコントロールしようとしているということは本当に危険なこ

          となので、まず事態がわからなければ皆さん何も分からないと思うので、まず知ってもらうところから、賛

          成とか反対とかもそうなんですけれどもまず知るってことが僕大事だなと思っています。」

     原口氏 「おっしゃる通りですね。そういう意味でも今日こうやって、機会を頂いた深田さん本当にありがとうござい

          ます。始まる前に一言・・・っていうか俺が司会するの変だよね(笑)」

     吉野氏 「wwww」

     原口氏 「始まったら深田さんにやってもらって、それまではちょっとこのままでやります(笑)

     深田氏 「原口先生、司会させてしまってすみません。実は私はこのパンデミック条約ですとか、IHRの件は薄っす

          ら知っていた程度なんですけれども、ずっとタダハ(?)さんのチャンネルでウォッチさせていただいてたん

          ですね。ただ、どこから手を付けていいのかが自分の中で固まっていなかったということと、あまりにも頻

          繁に変わっていくので、概要を紙にまとめてチラシにまとめてそれをどうやってお配りするべきなのか、そ 

          このアイデアが少し足りていなくて、このような先生方の知見をお借りできればと思い、このような会を設

          けさせていただきました。そして、うち(深田チャンネル登録者)の原口先生の視聴者さんはご存知だと思う

          んですけれども、うちの視聴者さんというのはWHOのことであるとかWCHのことも何も知らない真っ新

          な状態なので、色々とベーシックなところから教えていただければと思います。」

 

パンデミック条約とIHRの問題点について

10:20 

原田氏ー

WHOは本来世界保健機関なのだからいろんなことをアドバイスする機関なのだけれども、最大の問題点は「ステイクホルダー」がものを言う。「ステイクホルダー」とは何とか財団とか何とか製薬会社である。それは利害関係である。利害関係者がみんなの健康より自分たちのお金儲けのためにやる。そう疑われてもしょうがないことがいっぱいある。

ワクチンにしろコロナにしろ、自然発生の物なのか?この間散々失敗したWHOが次のパンデミックでも同じようなことを、「条約」と言っているんだけれど、本当は「条約」かどうかも分からないんです。「条約」だったら僕ら国会議員が素案を議論できるんだけれども、それすら言えない。

選ばれてもいない人たちが、勝手に決めて押し付けてくるんじゃないか。押し付けられたらWHOに入っているか出るかのどちらかしかないんじゃないか。これは全体の3分の2で決まるんですけれども、もう一つご質問があってIHR世界保健規則については2分の1で決まってしまうんです。これもどこでやっているの?と。WCH議連で我那覇さんがグァテマラから質問してくれて、今月中に59条の所を返事をしなければいけないわけです。誰がどこで議論をしているのかと言えば厚労省の(ゲンの課?)と外務省の(ゲンの課?)、じゃ国会議員知っているの?或いは国民ご存知なの?或いは大臣知っているの?知らないところで僕らの命とか人権とか自由に関することが勝手に決められるという所が問題点なんです。

吉野氏ー

ご存知のように国際連合(国連)というのがありますよね。

元々その前の国際連盟から言えば(話せば)。アメリカのウィルソン大統領が全世界的に平和にする団体を作りましょうと言ったんですが、実際はアメリカは参加しないでイギリスを中心としてロスチャイルドグループが作ったのが国際連盟で、第二次世界大戦で瓦解して、もう一回作りましょうと言った時、今度はアメリカのDSがバックになって作った元々これ団体なんですね。(国際連合)

なのでこれはご存知のようにユナイデットユニオンと言ってますけれども、まぁ連合国ですよね。第二次世界大戦の戦勝国が作ったグループで自主的に参加しようというので作っている団体なわけです。そこに「敵国条項」というのがあって、実際日本だけなんですよね。ドイツは東西に分かれて後から一緒になったのでもう敵国ではないし、イタリアは戦争が終わった時には連合国側について枢軸国じゃなかったので、(国連からすると)実際日本だけが一番弱い状況に置かれている中、その団体(国連)の中のWHOだというわけです

当時は保険機構だったんですが、実際は1960年代からお注射(ワクチン)をする団体へ変貌を続けていったわけです。70年代になるとアフリカを中心としてワクチンをしているという組織になって、途中で・・言いにくいですね・・何とかアライアンスってなって、結局、注射をすることで投資をすると。先物買いをすると。その資金は先進国が発展途上国に出しているお金ですよね。こういうお金で買わせて、実際はワクチンを世界中に広めてアフリカから始めて、いよいよこれを全世界的にやろうとなっているのがこのIHRですね。IHRのRレギュレーション、規則 世界保健規則ですけれども、これが正式に決まったのが何と2005年なんですよね。18年も前ですよね。私も2005年にこんなものが出来たなんて全く知りませんでしたけれども、着々とこういうのを進めていて、IHRがパンデミック条約とかの叩き台を作っているという形でどんどんWHOの中でパンデミック条約を作って来年の夏ぐらいまでに批准させようという風にしてるわけです。

本来条約っていうのは国と国との締結のはずなんですよ。それを国でもない所が作って、みんなに批准しろって言って、且つ、感染症のたびにWHOが上から命令してくるわけですね。例えばワクチン打たなきゃいけないとか、ロックダウンしなきゃいけないとか、日本で言えば国会の審議も無しに、天皇陛下の承認も無しに、勝手に上から進められてしまうということが起こる可能性が高いわけです。

今回のこの新型コロナウィルス騒ぎも、全然ちゃんと検証が出来ていないわけですよ。何が間違っていて、何が合っていて、もっといい方法があったのかということ、何もしていないし、考察もしていないわけですよね。それでそうやって上塗りしてくるわけです。

パンデミック条約の条項を読んでみると、今回はWHO的には上手くいかなかったという表現がしてあるんですね。なので今度からうまくいくように「世界統一組織」を作って上から決めていくんだと、いう書き方が書いてあるわけです。

これは「世界統一政府」を作ろうとしている事と同じことなわけですよね。

深田氏ー

パンデミックを抑えるのに失敗した人たちが、失敗したから自分たちが全部世界中のパンデミックを抑える方法を決めてあげます。っていう話ですか。

吉野氏ー

そうです! その通りです。

ですからこれは、パンデミックっていうのも本来定義があったんですよ。2003年位に定義が変わりまして、パンデミックって宣言したらパンデミックになるっていう定義になったんですよ。実際、疫病が蔓延してなくてもね。本当は「コッホの三原則」とか四原則とかあって、病気が広まった時にある病原体が発生するとその病原体を培養してもう一回生命体、人間なら人間に移したら、また病気になるっていう定義があるという定義すら使われず、だからこれが本当にちゃんとした病気だったかという定義が行われないままに、人体実験のやり方でワクチンを広めてしまって、世界中でやってしまったと。

その中で「敵国条項」である日本だけが世界で最大回数の注射を打っているわけですよ。一番早くやったイスラエルでも3回くらいで止めちゃったわけですよね。日本は収まっているのにまだこれから始めるって言ってるんですよ。7回目とか・・・

深田氏ー

在庫処分セールですよね

吉野氏ー

うん。日本の戦後の援助なんかも例えばそうなんですけど、最初はタダなんですよ。次から有料にするんですよ。そうやってお金が儲かるように儲かるようにってしていくわけですよね。日本も7回分は国税でやっているわけですから。我々が働いたお金でワクチン買ってそれがどこへ行くんだと言ったら、製薬会社に行くわけですよ。その製薬会社がステイクホルダーだっていうのはおかしいって僕はこの間質問させていただいたわけですよ。こういうややこしい理論を使う時に必ず横文字で胡麻化すんですよ。ステイクホルダーだとか、僕はいつも定義と歴史が大事だって必ず言うんです。子供の健康のためとか未来のためとか美辞麗句で胡麻化すんですよ。

深田氏ー

一番怖いのは、中身がハッキリしていないもの、枠組みだけのものに条約を締結するということですけども、中身決まってなくてお題目だけ、そして、決めるのは国会ではなくて、私たちが選んでいない役人しかも内容が秘密裏に行われている。その割には、私たちの大事な部分ですよね、健康管理をどのように持っていくのか、そして都市封鎖ロックダウンをする権限というのが、国から、未認知機関に移るっていう非常におかしいことですよね。

原田氏ー

そうです。だから主権を譲り渡すんじゃないかって言って、各国の議会ではそんなことさせるかと、この間アメリカの議会では、これを批准(条約に対する国家の最終的な確認、確定的な同意)するものに変えるんだという法律を共和党の上院議員が出してこれ否決されているんです。

深田氏ー

否決されたんですか?!

原田氏ー

そうです。これ初めて聞く方に分かりやすく何に例えたらいいかなと思ったら、船を例えてみると、船って間にいくつも部屋があって、水が浸水しないようになってるじゃないですか、今回のWHOがやろうとしていることは、まさに船を沈めた人が間の隔壁みたいなのを全部取っ払って、全体をワンワールド、ワンヘルス、まさにグローバリズムの考え方で、世界統一で一色でやりましょうと、ワクチンについてもこれは良いものだからお金が貧しくて届かないところがあるからそこでパンデミックが起きてそれが逆に先進国を脅かすって考え方なんだけど、その考え方そのものが間違ってるんですよ。

だってタンカーに水がどぉーッと入ってきた時に間の部屋を無くして全部一緒にしていたら、いっぺんに沈むじゃないですか。安全保障の基本的な考え方なんですね。ミニマックスっていう考え得る一番最悪なことを極小化するためには、むしろ際を作っておいた方がいいんですよ。要するに部屋をいっぱい。

今回mRNAワクチンも世界全体でやってない。むしろやっていない所の方が命が助かっていて、やっている所は僕の癌もそうだけど、超過死亡が無茶苦茶出ているんですね。にもかかわらず、失敗した人たちがまた次開発するのかお金もらって何やるのかわからないけど、その人たちが今度はあなた方にワクチンパスポート持たせますよと、それを受けても被害の救済機関を短くしますよって恐ろしいじゃないですか。国会議員も大臣も知らないところでやられてる。他の所はかなり議論していて、吉野先生おっしゃったようによその国は去年からワクチン打てないんですよ。この間通常国会の決済行政監視委員会で僕は岸田首相に「6回もワクチン打っているところありませんよ」って「もう止めてくれませんか」と「それよりワクチンの被害で苦しんでおられる方が凄くおられる。寄り添ってくれませんか。」と言ったのに、この間どういう理屈か分からないけど7回目をこうやって打ってるんですよ。(岸田首相が自らワクチン7回目を打つところを公開した) もう本当に憎しみさえ感じましたね。ちょっと今のは言い過ぎですね・・・

深田氏ー

大丈夫です。多くの方が感じていらっしゃると思いますので。吉野先生、私の質問なんですけれども、私の知人のお医者さんがこのようにおっしゃるんですけれども「ワクチンを政府から割り当てられてきて無理やり買わされて、だんだん在庫が積みあがってくるけど、捌けない。使用期限が過ぎてしまう。そうすると、厚労省の役人がマジックで使用期限書き換えてくださいって、こういう通達来た」って言うんです。こういうこと聞いたことありますか?

吉野氏ー

もちろんありますよ。

深田氏ー

え?!やっぱりほんとなんですね・・。

吉野氏ー

だって、コンビニで例えばおにぎりでも弁当でも11月23日の11じ00分までと書いてあるのを11時01分にレジに持っていくとピーって弾かれて「すいませんこれ食べられません変えましょう」とやっているんですよね。それは食べ物でしかもコンビニの物なんて直ちに危険なものなど何もないはずなんですよ。食べたら死んじゃう何てのは、でも、今回のワクチンは亡くなっている人が沢山いるのにかかわらず、運搬方法、冷蔵方法とか物凄い大変なわけですよ。それが使用期限来たらボールペンで消してくださいって、実際やってたわけだし、もう本当に酷いですよね。

これは、私、今の前のクリニックで働いている時も、そこの施設管理者だったんですけど、東京都の中央区(官庁)から叱られるんですよ。「おたく全然ワクチンやってないじゃないかって」保健所からね。一カ月にたとえば50本以上打っていると報奨金が出て100本以上打つともっとお金が出てとか、そうなっているんですよ。だいたい1回1万4千円くらい利益が出るわけですよね。これ税金ですよ。一日20人仮に週5日やってたら100本。4週間で4百本、560万円ですよ。報奨金が出ると月600万円掛ける12っていったら7200円/年くらいですよ。

実際3年半くらいの間、ワクチンをしているクリニックというのは、1億円くらい売上上がっていたんですよ。じゃやりますよそりゃ。悪魔に魂を売っている人たちは。簡単に。金で賠償されていたわけですよ。だから、2類とか4類、5類とかいっているのもそうですけれども、下げちゃったらお金が儲からなくなるから下げたくなかったんじゃないですか?と言いたくなりますよ。

(新型コロナは2類だが5類になるとインフルエンザと同じ扱いになり、ワクチン打っても報奨金は出なくなる)

僕はだから当たり前ですけど、人の命が大事、信用、信頼が大事。僕は誠意、真実、敬いというのを人生のテーマにして生きているんですけれども、そんなのからすれば、金でそんなの出来るかっ!ていうのがあるから、こうやって顔も出してやっているわけですよね。すごい(批判も)受けますし、役所からも叱られたりしますけど、担当の役所の役人だって悪気があってやっているわけじゃないですよ。今回の大問題なのは、善意ある普通の人たちが、悪を推奨する側に回る仕組みを作られているということなんですよ。

深田氏ー

そうですよね。現場にいらっしゃる方々はあんまり考えていないというか、国が決めたこと、厚生労働省から言われたルールなどでこうするしかないんですという、そういうことをおっしゃっていて、しかも正社員もいれば足りない人材は派遣からきているので、何もわかっていない人たちがそういうことをやらされてきたという感はあると思うんですよ。今、国の主導で十分おかしな状態になっているのが、次、世界の保健規則IHRが改正されるということでもっと酷くなるということなんですけれども、先ほど原口先生から言及のあった59条について教えていただいてよろしいですか。

原田氏ー

59条というのは、期限のことです。施工期日という方がわかりやすいかもしれません。法律作ったらそれだけで発行はしない。それが発行するためには1年から2年後、周知期間が要りますから。

WHOの場合は、規則が変わったとして、それが発行するのに2年だったんですよ、今までは。それを2年前に1年に変えますと、2年だったのに半分にしますと、半分にするのを皆に(世界に)呼び掛けていて、文句があるんだったら2年以内に言ってくださいという期限が今月なんです。

で、この間のWCH議連で、我那覇さんが聞いたか僕は忘れてしまったけど、「それって賛成に回るんですか反対するんですか」と2年を1年って凄いでかいことじゃないですか。だって1年で(周知を)やんなきゃいけないわけですから、「まだ検討中です」ってわけですよ。11月15日の時点で検討中。あ、これ我那覇さんが聞いたんだ!「これどこで議論してるんですか」って、そしたら課で議論してますって。外務省の課で議論してるって、じゃ外務省の局はどうなんだ外務大臣は知っているのか。或いは、実名は言えないけどこの間自分の友人の大臣たちに「これ、まずくない?皆知ってる?あなた何とか担当でしょ」って聞いたら「いや、今から勉強しなきゃ」って、そんな感じで大臣も(IRHの59条を)知らないんです。15日の段階で「課」で議論してますってことは、大臣まで上がってないですよ。ましてや、厚労大臣や外務大臣も上がってないし、その上の総理大臣も上がってない。

でもね。恐ろしいことにG20でインドネシアでかな、岸田さんはこのパンデミック条約とか世界保健規則(IRH)の改定に「無茶苦茶前向きにやります!」ということを言っているんです。もう改定ありきで動いているんです。だけど、改定ありきなのにさっきの59条についても誰も知らない。

つまり、僕らの命に関わる事、主権に関わる事。

深田さん、これ、あれによく似ている。僕ここに拉致議連のバッチ持ってるんですけど僕副会長なんです。拉致事件の問題って国家主権の問題だけど、それと同時に人権の問題じゃないですか、それなのに、主権を守ろうという人たちの国会議員のところまで上がってないって、あの拉致の問題とよく似てた。

僕らが拉致議連を作った時にハンドウ(?)右翼だって左の人から言われたんですけど、僕は左の人に「皆さん、拉致っていうのは人権の問題でもあるんですよだって自分の意に沿わず連れていかれたって最大の人権侵害じゃないですか。皆さんリベラルだ左だって言ってるけど、何でこれに協力しないんですか」と言ったら「いや、そうですね」って、そこで初めて動くんですよ。

逆に、深田さんも我那覇さんもいろいろ働きかけてくれてる。普段は国家主権だとか言ってる議員がいるじゃないですか、保守の議員。でも最も主権を侵害されてるかも分からないものに対して反応しないって、いったいどういうことだと。中国の船が尖閣に来たら反応するのと同じように反応しなきゃいけないんですよ。

 

 みくの心:中国の船に対して反応するようになったのもやっとここ数年で、始めは国会議員たちもぼんやりしていたイメージ。今でも実質現状変わらず「遺憾」を述べるだけの政府。日本の外の問題対して諸外国に丸投げでぼぉっとしているのは、お役人たちの頭が憲法のせいでお花畑であることが原因。

 

深田氏ー

そうです。まさにそこです。これはやっぱりリベラルも保守派もどちらも真剣に取り上げないといけない問題だと思う。それは一つには国家の主権に関わる問題だということ、もう一つには私たち国民の人権にかかわる問題なんだという、この二つの観点からは、必ず両ウィングが議論していかない解けない問題で、特に議会でやらないといけないと思うんですよ。

原田氏ー

おっしゃる通りです。議会でまだ議論されてないんですよ。この間みなさんのおかげでWCH超党派議連というのを決めてそこへ来た人たちに、被害を受けている人やもう駄目だと思っている人が、あそこに参加した人たちに選挙応援に行くよというのが、うぁーと広がったんですよ。だから今は(WCHを知った議員が)入れてくれ入れてくれ入れてくれ、なんです。

あの時(初めは)WCH何それ?なんかスポーツの組織とかいうそんな感じだったんです。

深田氏ー

それが今や。

原田氏ー

もう。入れてくれ入れてくれ入れてくれ。国民の力ってやっぱり凄いなって、知ったら動くんですよ。

深田氏ー

ホント、そう思います。吉野先生に一つ質問なんですけれど。私の知人でもワクチン打ってしまいましたと、後から色んな事を知って、ものすごく怖くなるみたいなんですよね。そういう方に何かアドバイスありますか?

吉野氏ー

あります。

これが僕がいつも言っている事なんですけど、個体医療というんですけれどもその人そのものの個人の免疫をあげるというのは、食事、生活習慣で、すごく免疫力を上げられるんですよ。これは後天的に注射で上げるんじゃなくて、ちゃんと自分(の体)で免疫を上げる力があるんですね。ほとんど食です。僕たちの体は何で出来ているかというと、吸った空気と飲んでる水と食べてるもので出来ている訳でしょ。原料がちゃんとしていないとちゃんとした健康は得られないんですよ。ここを軽視しているのが現代医療の最大の間違えなんですね。その人その人を個体で診るっていうのが元々の医療の考え方なんですが、WHOがやってるのは全員平等ですと。みんな平等な免疫を持っているんですと、男女平等で肌の色が同じなのと一緒で、みんな平等なんですが、不幸にして免疫が下がっている人たちを救済するために、みんなでワクチンを打ちましょうっていう。非常にこれが嘘のトリックなんです。

元は個体医療であって、人それぞれの生活習慣、食習慣、睡眠、運動の中で、何がこの人の(?)を悪くしているんですかということなんですよ。

そうすると例えば、

まず食というのが上にあって、その次に睡眠、運動、その下に化学物質とか食品添加物があるんです。その下が本当に遺伝的な問題なんです。これを上下ひっくり返して(逆に)やっているのが今の医療なんですね。

 

後半

原口一博議員に、Wch議連のことを聞いてみた。吉野敏明先生も登場!!(後編)

 

後半の動画で、吉野先生のお話が、昔、お医者さんが言っていたことですね。私も子供の頃はしょっちゅう風邪ひいて、お医者さんがこうしたことをおっしゃってたし、免疫力ををつける事ということもおっしゃってました。それで、そのお医者さんはご自分で薬を調合する方で、無数の漢方薬を調合して、私専用の薬を作ってくださってました。しかも、最後には、これあげるからと葛根湯を一缶くれました。もしかしたら、母が買ったかもしれない。それは苦かったのでスプーン一杯をヤクルトと一緒に毎日飲んでいたら、それから風邪ひかなくなったんです。その当時も変わったお医者さんだったかもしれないけど、今はこんな人いませんよね。医師免許以外の何か免許でも持っていたのかな・・?

でも、最近のお医者さんってこういうこと言わないし、…いつ頃からかこうした人間の体のこと、生活習慣や食事のこと、お医者さんの口から聞かなくなりましたね。

というか、私も大人になったらそれ程、病院のお世話になることはなくなったので、もう小さなころお世話になったお医者さんもいないし、私のことを知らないお医者さんばかりですから、しょうがないかもしれない、くらいに思ってました。

 

ん~・・私パスタもうどんも大好きで、最近は米よりそっち食べてます。だって、手軽にできてもっちり美味しいから~

乳製品も大好きだし・・日本人なのに大丈夫かな・・・

 

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【考えるライブ配信】ワクチンが無ければ36万人死亡・・ってあり得る?

2023-11-18 12:22:21 | 脳死・臓器移植・医療

【考えるライブ配信】ワクチンが無ければ36万人死亡・・ってあり得る?

 

面白く見させてもらいました。

Youtubeなので、じょうずにじょうずに、遠回しに遠回しに、しかし、言うべきは言う。

というスタンスで・・・

皆さん苦労しながら何とか広く伝えていこうという努力が滲み出ています

 

こういうグラフとか、

見るの苦手意識が ムクムクと・・・

ぼぉ~~っとしてしまう意識にムチ打ちながら見てみましょう

 

 

これは 西浦さんという先生の説ということで、2020年12月までは死亡数横ばいですよね? 

2021年1月からのこの・・紫の線は・・「もし、ワクチンが無かったら!

こぉんな感じで

こぉんなに死亡者数が増えていたでしょう

ということです はい。

新型コロナウィルスのせいで ワクチンが無かったら! 急に こぉんな増えていたことでしょうということです

 

 

 

これは、実際の死亡者数ということです

2020年から2021年に何万人か増えてしまっているんですけど、この時点で「戦後最大」の急増数と言われていたそうです

 

で、2022年!

・・・「戦後最大」を異次元的に超えてしまってます

 

も、この辺りは ワクチンブースター最盛期の頃ですね・・・

 

しかし!「もし!ワクチンが無かったら!西浦先生はこう推計されています!

 

 

 

はい!

に注目!!

ぉん

ぉん

死亡者が出ていたのだと

 

・・・・・・・

・・・・・・・。

 

何を信じるかは あなた次第。

 

 

 

 

 

宇治田原製茶場

❶カテキンとは

カテキンはポリフェノールの一種で、お茶の渋みや苦みのもとになる成分です。

1929年に初めて結晶として分離されたカテキンは緑茶特有の成分で、緑茶に含まれているさまざまな成分の中で含有量が最も多く、85%程度がカテキン類によって占められています。

 

 

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知的障害を理由とした不妊手術強制で女性が国を初提訴 障害者の生きる意味とは

2018-02-01 08:42:41 | 脳死・臓器移植・医療

《本記事のポイント》
・宮城県の60代女性が、知的障害を理由として国に不妊手術を強制されたと訴えた
・障害者に対する差別や「優生思想」が今も残っていると指摘する声もある
・障害があっても魂は健全。障害を持って生きる意味を考える必要がある

「旧優生保護法」を基に、知的障害を理由とした不妊手術を強制されたことについて、宮城県の60代女性が1月30日、国に1100万円の損害賠償を求める訴えを仙台地裁に起こした。

「旧優生保護法」は、「不良な子孫の出生防止」を掲げて1948年に施行された。同法は、遺伝性疾患や精神障害を持つ人に対して強制不妊手術を認めている。

(続きは以下のURLより)
https://the-liberty.com/article.php?item_id=14086

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僕はまだ生きている!─脳死判定

2017-07-02 19:05:20 | 脳死・臓器移植・医療


この記事は2006年フジテレビ、アンビリーバボーで放映された内容をWeb上に公開されていたものです。現在は公開期間終了のため消去されています。 http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/505/p505_1.html

 

2007年11月19日、アメリカ、オクラホマシティ。この日、一人の青年がバイク事故により、死亡宣告を受けた。彼の脳は取り返しのつかない損傷を負っていた。
 だがこの時、恐ろしい事態が起きていた!

「ちょっと待って!僕はまだ死んでない!」なんと、彼はまだ生きていたのだ!
 そして生きているにもかかわらず・・・臓器移植まで行なわれようとしていたのだ!!刻々と迫る、本当の死へのタイムリミット。一体なぜこんなことが起こってしまったのか?そして、生きているはずの彼に待つ衝撃の運命とは?
 

  ザック・ダンラップさん1986年10月1日生まれ。ザックは生後15日で、消防士のダッグ・ダンラップと教師をしている妻、パムのもとへ養子として迎えられた。ザックは綺麗な青い瞳がとても印象的な子供だった。
 しかし、成長するにつれて、思いがけない試練が訪れる。重度の難読症でがあることが判明したのだ。それでも、母・パムが毎日文字を教え、ザック本人が必死に努力した結果、無事に高校を卒業することができた。
 そして、念願だった運転免許を取った時に、ザックはあることを心に誓っていた。それから休日は4輪バイクに夢中になった。
 

  そんなある日のこと、運転操作を誤ったザックは、身体を投げ出され、硬いアスファルトの上に頭から激突し、大量の血が流れ出していた!!

連絡を受けたパム達ははすぐに病院に駆けつけたが、状況は最悪だった。ザックは、脳の一部が耳から出て来ている状態だったのだ!!
 この病院では、充分な対応が出来ないため、ザックは50キロ離れた大病院へ、ヘリで緊急搬送された。しかし、その病院に運ばれたところで、助かる見込みはほとんどなかった。脈拍は40を切り、痛みへの刺激に対しても反応はない。自立呼吸も出来ず、瞳孔の反応も失われていた。
 だが、絶望感が漂っていた集中治療室で信じられないことが起こっていた。なんと・・・脳に深刻なダメージを負い、生体反応も失われていたのにも関わらず、ザックには意識があったのだ!!
 やがてザックも自分の置かれている状況を理解し始めた。だが、意思表示をしようとしても、全く体の自由がきかなかった。両親や医師の会話は聞こえるのだが、それに応えることができない。そう、覚醒しているのは意識だけ。

 

  そして、さらなる衝撃の事実が発覚する!!ザックの脳を写した画像は深刻な状況を表していた。血流や代謝を測定するPET検査で脳の部分が真っ黒になっていた。
 脳内に全く血液が流れておらず、自発呼吸はなく、刺激に対する反応もない・・・全ての結果が脳死の基準に達していたのだ。脳死とは、心肺機能に致命的な損傷はないが、脳の活動が回復不可能な段階までに低下してしまった状態のことである。その判定基準は国や地域により異なるが、この病院では昏睡状態であることを前提に、自発呼吸の消失、心拍数の低下、痛みへの無反応、対光反射や角膜反射などの脳幹反射の消失、さらに脳のPET画像で脳内の血流が完全に停止していることを確認。これら全ての結果を総合し、脳死状態であると判定されたのだ。

 ちなみに、判定基準の厳しい日本では、判定の経験がある2名以上の医師で行うことが義務付けられており、昏睡状態、瞳孔固定(両側直径4mm以上)、脳幹反射の消失(刺激などの反応)、平坦脳波(刺激を与えても30分以上平坦)の、4つの条件を満たしたあと、自発呼吸の消失を確認、さらに6時間後にもう一度同じ確認を行ない、同じ所見であると認められた場合のみ、脳死と判定される。

 意識があるにも関わらず、脳死と判定されてしまったザック、そこに問題はなかったのだろうか?日本の脳神経外科に状態を確認してもらった。

工藤 千秋医師「やはりアメリカの脳死の判定基準をしっかり満たしていらしゃった症例、つまり残念ですけれども脳死の状態にいた方ではないかと想像致します」

 

  脳死状態にありながら、意識を回復したザック。

皮肉なことに彼の善意がとんでもない事態を招いてしまう。実はザックは、運転免許を取ったときにドナー登録をしていた。

ザックは、脳死状態に陥ったときに臓器を提供すると意思表示していたのだ!!

ザック「俺はまだ生きてる!!死んでない!!」

だが、その声は届くことはなく、臓器提供の準備が着々と進められていった・・。
 移植ついて説明する医師にパムは一つだけ条件をつけた。

パム「ザックの美しい目だけは、どうしても決心がつきませんでした」そして、瞳は移植リストからはずされた。

 ほどなく、2度目の脳死判定が行なわれた。 PET検査や各種の反応にも、なぜか変化は見られなかった。そして、11月19日、11時10分。事故から40時間後、ザックの死亡が告げられた。

 今後12時間以内に、ザック君の臓器摘出手術が行なわれることになった。新たに刻まれ始めた、本当の死へのカウントダウン。

果して声にならないザックの叫びは、家族に届くのか?臓器摘出まであと12時間!!

 

  両親の呼びかけに、まず最初に到着したのは・・・親友のコルトンだった。さらに、ザックの妹キャシーや祖母のナオミも最後の別れを告げに、病院にやってきた・・・。

そしてついに両親にも別れの時が訪れる・・・。

声にならない叫びでザックが命の危機を訴えているころ・・・臓器移植のコーディネーターが病院へと到着。

 一方その頃、従兄弟夫婦のダンとクリスティもザックのともとへやって来た。看護士である二人は、職業経験から、各種の検査結果が脳死状態を裏付けていることを確認した。

だが、二人はザックは生きているという奇妙な感覚に捕われていた。

 ダンは確かめずにはいられなかった。ダンはナイフを手に持ち、ザックの足の裏に振り下ろした。
ダン「医療の神経の反応を見るために足の裏を刺激する検査が行なわれます。通常はペンを使いますが、ポケットナイフで代用したのです。」

その時、何とザックは刺激に反応したのだ!!

看護士「心臓が完全に止まってしまった遺体でも萎縮していた筋肉が伸び稀にそういう反射を起こすケースもあります」
ダン「確かにも脳死した患者でも条件反射を示すことがあります。そこで私はもう一度、違う箇所に刺激を与えることにしたんです」
 ダンはザックの手を取ると・・自分の爪を、ザックの爪の間に思いっきりねじ込んだ!!すると!!痛みに反応したザックは腕を引っ込めたのだ!!

 

  その頃パム達は、移植コーディネータから今後の流れについて、説明を受けていた。そこへ看護士から報告が医師に入り、移植は急遽中止された!!

それは、移植チームが到着するわずか前の出来事だった・・・。

 すぐさま主治医は、ザックの身体を再検査した。彼の反応が、本当に意図的な運動であるのかどうか・・・。

そして、ザックの反応が決して反射的な痙攣などではないことを確認したのだ!!

つまり・・・ザックの脳は死んでいない、彼はまだ生きている!!

 それは、移植チームが到着寸前、まさに間一髪だった!!だが一旦、脳死状態になったザックが、目を覚ますかどうかは、彼の生命力にかかっていた。

 

  そして、生体反応から5日後、奇跡が起こった!!なんとザックが目を覚ましたのである!!

確かに彼は、生き返ったのだ!!

さらにその驚異的な回復ぶりは、病院の医師全員を驚かせた。まさに死の淵から奇跡の生還を果たしたザック。
 しかし、一度脳死と判定された患者が、本当に生き返ることがあるのだろうか?

医師・レオ「脳死と判定する確認も正確に行ない、ミスなどあり得ませんでした。なぜこうなったのか、わかりません。」
パム「医師たちは慎重に正規の手順を踏んでいました。診断は正しく、ミスもなかったと思います。ですからこれは、奇跡なんです!」

 一方、脳の血流停止を疑問視する医師もいる。神経内科医・米山公啓医師によると、血流が完全に停止していて、数十時間後に復活するというのはあり得ないという。故に米山医師は、微量の血流があった可能性を指摘し、大胆な仮説を提示する。

米山医師「ある程度流れた状態で、回復してきたということは、私達が思っている以上に脳は回復力があるんだと。神経学では分からない未知の脳の再生力があるような気がします」

 

  医学の常識では説明がつかないザックの生還。しかし、奇跡はそれだけではなかった。

ザック「記憶障害があるのでもう忘れてしまった事も多いですが皆がすでに僕がこの世を去っている最後の別れを告げるのを耳にしました。そして医者が、僕の死亡宣告をしたのも覚えています。今覚えているのはそこまでです。」

そして、なんと!ザックは死亡宣告された時間を知っていたのだ。
 

 死亡宣告の時刻を覚えていたことは、ザックの意識が戻っていた証拠と成り得る。かくして、病院に運ばれてからの出来事を覚えていたザックの証言は、関係者に大きな衝撃を与えた。

 果たして、脳死の状態でそんな事はあり得るのか?

 この疑問に対し、一人の医師が興味深い説を提案する。脳神経内科医・古川哲雄氏「脳幹の中に乗降性脳幹網様体というのがありますけども、その部分が残っているとやはり意識は残っていると思いますね。脳死の患者さんでも家族が面会に来ると、特にお母さんがくると涙を流すという例があるんですよね。表情が違うと言う。これ実際に患者さんを見ている人はよく言われます。しかしこういった変化はつかむ事はできないわけですよね。脳幹の下の電気活動これはひろう事はできないわけですよ。だけど脳幹の一部は残っている、意識は残っていますからね」

 

  ザックの生還を説明する答えは今も見つかっていない。それでもこの事件はアメリカの医学界にも大きな変化をもたらした。

州ごとにばらつきがあった脳死判定基準を統一し、さらに精度を高めるための改定が行なわれたのだ。
 一方、事故の後遺症が心配されたザックだが、事故前後の記憶障害と、わずかな運動障害が残っただけで、5週間後に転院。懸命なリハビリのおかげで、日常生活にはほぼ支障がないまでに回復していった。そして、リハビリから48日後、ザックは地元の人々の熱狂的な歓迎を受け、自宅に戻った。

 

  死亡宣告から3年。現在、ザックはどうしているのだろうか?自宅を訪ねてみると・・・なんと彼は一児のパパになっていた!!
 事故からおよそ2年後の2009年12月に結婚をし、昨年10月には愛娘のハーレーちゃんが誕生した。肩の痛みや聴力など、僅かな障害が残っているが、普段の生活に支障がないところまで回復した。
 そんな彼には今でも大切しているお守りがある。それは、ダンが自分の反応を確かめるために使ったナイフ。ザック「苦しくても、諦めない気持ちを忘れないよう、このナイフを持っています」

        http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/505/p505_1.html

            (フジテレビ。上URLは現在では消去されています)


精密に脳死判定検査を受けた患者が生還する。

ここで紹介された医師達は様々な医学的な見解をするも、はっきりとした原因はわからないまま。

はたして、脳神経外科という専門だからといって、脳死判定とは絶対のものなのだろうか?

脳に様々な角度から検査をして反応が見られないからといって、イコール『死』とどうして断定できるのだろうか?

この宇宙開発もままならない地球上で

そんなに脳神経外科だけは先進しているといえるのか?古来より誰にもコントロールできなかった『死』をあっさりと決めてしまえるほどに

どんなに脳死判定基準の精度を高めたところで、それは基準になどならない、なぜなら相手は『死』なのだから。

臓器を新鮮な状態で移植するために『死』を作り出しているだけだということを、正当化しているにすぎないのではないだろうか。

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中国の生きたままの臓器摘出。実は、世界中で行われている

2017-04-04 17:41:54 | 脳死・臓器移植・医療

http://the-liberty.com/article.php?item_id=12813

《本記事のポイント》

  • 中国政府は生きた人間から臓器を摘出している。
  • 脳死による臓器移植も、「生きたまま」の摘出と同じ。
  • 中国の残虐行為を止めるとともに、霊的真実を知る必要がある。

 

中国メディアが、昨年亡くなった中国国民100万人あたり、臓器を提供したのは3人だったことを報じている ( 3日付Record China)。 

記事によれば、臓器提供希望者は増えているものの、実現した臓器提供は4080例であり、死亡した国民100万人あたり2.98にとどまったという。だが、これはあくまで中国政府が公表できる"正式"な数値であろう。

中国では違法な臓器売買が横行しているが、それは個人や組織によるものだけではない。中国政府自らが"率先"して進めている犯罪的な行為がある。 

 

政治犯やウイグル族、法輪功信者から臓器摘出

カナダの人権活動家らが2016年6月に発表した報告書によると、「中国では年間6万から10万件も、受刑者からの臓器摘出が行われている」という。受刑者の多くは、中国共産党が「政治犯」「思想犯」と認定した、ウイグル族やチベット族、キリスト教徒、法輪功の信者などだ。 

これだけでもおぞましい話だが、さらに、受刑者からの臓器摘出が「生きたまま」の状態で行われているという内部告発もある。100万人あたり3人という数の裏には、おびただしい数の残虐行為があることを忘れてはならない。 

 

脳死の人は臓器摘出の痛みを感じている

受刑者からの臓器摘出や、生きたままの臓器摘出は、誰の目にも明らかな非人道的行為であるが、臓器移植というシステム自体にも問題がある。 

現代医療は、脳死を人間の「死」と決めつけ、脳死状態の人間から臓器を摘出している。しかし、霊的に見た正しい人間の死とは、通常、呼吸が止まってから24時間後に魂と肉体をつないでいる「霊子線」が切れる時であり、脳死の段階では、この霊子線はつながったままだ。 

したがって、脳死の時点では魂と肉体は分離しておらず、本人の意識は、メスで切られる痛みや、臓器を取られる恐怖を感じている。 

このような霊的真実を考慮すれば、脳死の段階で臓器を摘出することは、まさしく「生きたまま」臓器を取っているのと同じことと言える。中国政府が行っているような残虐行為を、世界各国も「合法的」に行っている、ということだ。 

 

移植後の拒絶反応の真相

もちろん、そのような霊的真実を知った上で、他の人を助けたいという思いで臓器移植に同意するのであれば、愛の行為として成立することもある。 

だが、そのような知識がないまま臓器移植が行われれば、臓器を摘出される痛みと恐怖によって、あの世への安らかな旅立ちが妨げられてしまう。 

臓器移植後、拒絶反応なども多数報告されているが、これは、臓器提供者の霊が臓器移植を受けた患者に取り憑いて起こっている面もある。 

中国政府による残虐行為に異を唱えるとともに、脳死状態での臓器移植が、実は生きたまま臓器を摘出する行為と変わりないという霊的真実を知る必要がある。(片岡眞有子)

 

【関連記事】

2017年2月7日付本欄 中国当局が獄中の人権活動家を拷問 人権の根拠は「人は神の子」という宗教観http://the-liberty.com/article.php?item_id=12562 

2016年6月20日付本欄 ポルトガルで脳死状態の女性が出産 脳死は人の死ではないhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=11491

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僕はまだ生きている!─脳死判定

2017-03-27 14:24:57 | 脳死・臓器移植・医療

この記事は2006年フジテレビ、アンビリーバボーで放映された内容をWeb上に公開されていたものです。現在は公開期間終了のため消去されています。 http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/505/p505_1.html

 



2007年11月19日、アメリカ、オクラホマシティ。この日、一人の青年がバイク事故により、死亡宣告を受けた。彼の脳は取り返しのつかない損傷を負っていた。
 だがこの時、恐ろしい事態が起きていた!

「ちょっと待って!僕はまだ死んでない!」なんと、彼はまだ生きていたのだ!

 そして生きているにもかかわらず・・・臓器移植まで行なわれようとしていたのだ!!刻々と迫る、本当の死へのタイムリミット。一体なぜこんなことが起こってしまったのか?そして、生きているはずの彼に待つ衝撃の運命とは?

ザック・ダンラップさん1986年10月1日生まれ。ザックは生後15日で、消防士のダッグ・ダンラップと教師をしている妻、パムのもとへ養子として迎えられた。ザックは綺麗な青い瞳がとても印象的な子供だった。
 しかし、成長するにつれて、思いがけない試練が訪れる。重度の難読症でがあることが判明したのだ。それでも、母・パムが毎日文字を教え、ザック本人が必死に努力した結果、無事に高校を卒業することができた。
 そして、念願だった運転免許を取った時に、ザックはあることを心に誓っていた。それから休日は4輪バイクに夢中になった。

 そんなある日のこと、運転操作を誤ったザックは、身体を投げ出され、硬いアスファルトの上に頭から激突し、大量の血が流れ出していた!!

連絡を受けたパム達ははすぐに病院に駆けつけたが、状況は最悪だった。ザックは、脳の一部が耳から出て来ている状態だったのだ!!
 この病院では、充分な対応が出来ないため、ザックは50キロ離れた大病院へ、ヘリで緊急搬送された。しかし、その病院に運ばれたところで、助かる見込みはほとんどなかった。脈拍は40を切り、痛みへの刺激に対しても反応はない。自立呼吸も出来ず、瞳孔の反応も失われていた。
 だが、絶望感が漂っていた集中治療室で信じられないことが起こっていた。なんと・・・脳に深刻なダメージを負い、生体反応も失われていたのにも関わらず、ザックには意識があったのだ!!
 やがてザックも自分の置かれている状況を理解し始めた。だが、意思表示をしようとしても、全く体の自由がきかなかった。両親や医師の会話は聞こえるのだが、それに応えることができない。そう、覚醒しているのは意識だけ。

そして、さらなる衝撃の事実が発覚する!!ザックの脳を写した画像は深刻な状況を表していた。血流や代謝を測定するPET検査で脳の部分が真っ黒になっていた。
 脳内に全く血液が流れておらず、自発呼吸はなく、刺激に対する反応もない・・・全ての結果が脳死の基準に達していたのだ。

脳死とは、心肺機能に致命的な損傷はないが、脳の活動が回復不可能な段階までに低下してしまった状態のことである。その判定基準は国や地域により異なるが、この病院では昏睡状態であることを前提に、自発呼吸の消失、心拍数の低下、痛みへの無反応、対光反射や角膜反射などの脳幹反射の消失、さらに脳のPET画像で脳内の血流が完全に停止していることを確認。これら全ての結果を総合し、脳死状態であると判定されたのだ。

 ちなみに、判定基準の厳しい日本では、判定の経験がある2名以上の医師で行うことが義務付けられており、昏睡状態、瞳孔固定(両側直径4mm以上)、脳幹反射の消失(刺激などの反応)、平坦脳波(刺激を与えても30分以上平坦)の、4つの条件を満たしたあと、自発呼吸の消失を確認、さらに6時間後にもう一度同じ確認を行ない、同じ所見であると認められた場合のみ、脳死と判定される。

 意識があるにも関わらず、脳死と判定されてしまったザック、そこに問題はなかったのだろうか?日本の脳神経外科に状態を確認してもらった。

工藤 千秋医師「やはりアメリカの脳死の判定基準をしっかり満たしていらしゃった症例、つまり残念ですけれども脳死の状態にいた方ではないかと想像致します」

脳死状態にありながら、意識を回復したザック。

皮肉なことに彼の善意がとんでもない事態を招いてしまう。実はザックは、運転免許を取ったときにドナー登録をしていた。

ザックは、脳死状態に陥ったときに臓器を提供すると意思表示していたのだ!!

ザック「俺はまだ生きてる!!死んでない!!」

だが、その声は届くことはなく、臓器提供の準備が着々と進められていった・・。
 移植ついて説明する医師にパムは一つだけ条件をつけた。

パム「ザックの美しい目だけは、どうしても決心がつきませんでした」そして、瞳は移植リストからはずされた。


 ほどなく、2度目の脳死判定が行なわれた。 PET検査や各種の反応にも、なぜか変化は見られなかった。そして、11月19日、11時10分。事故から40時間後、ザックの死亡が告げられた。

 今後12時間以内に、ザック君の臓器摘出手術が行なわれることになった。新たに刻まれ始めた、本当の死へのカウントダウン。

果して声にならないザックの叫びは、家族に届くのか?臓器摘出まであと12時間!!

両親の呼びかけに、まず最初に到着したのは・・・親友のコルトンだった。さらに、ザックの妹キャシーや祖母のナオミも最後の別れを告げに、病院にやってきた・・・。

そしてついに両親にも別れの時が訪れる・・・。

声にならない叫びでザックが命の危機を訴えているころ・・・臓器移植のコーディネーターが病院へと到着。

 一方その頃、従兄弟夫婦のダンとクリスティもザックのともとへやって来た。看護士である二人は、職業経験から、各種の検査結果が脳死状態を裏付けていることを確認した。

だが、二人はザックは生きているという奇妙な感覚に捕われていた。

 ダンは確かめずにはいられなかった。ダンはナイフを手に持ち、ザックの足の裏に振り下ろした。


ダン「医療の神経の反応を見るために足の裏を刺激する検査が行なわれます。通常はペンを使いますが、ポケットナイフで代用したのです。」

その時、何とザックは刺激に反応したのだ!!

看護士「心臓が完全に止まってしまった遺体でも萎縮していた筋肉が伸び稀にそういう反射を起こすケースもあります」
ダン「確かに脳死した患者でも条件反射を示すことがあります。そこで私はもう一度、違う箇所に刺激を与えることにしたんです」


 ダンはザックの手を取ると・・自分の爪を、ザックの爪の間に思いっきりねじ込んだ!!すると!!痛みに反応したザックは腕を引っ込めたのだ!!

その頃パム達は、移植コーディネータから今後の流れについて、説明を受けていた。そこへ看護士から報告が医師に入り、移植は急遽中止された!!

それは、移植チームが到着するわずか前の出来事だった・・・。

 すぐさま主治医は、ザックの身体を再検査した。彼の反応が、本当に意図的な運動であるのかどうか・・・。

そして、ザックの反応が決して反射的な痙攣などではないことを確認したのだ!!

つまり・・・ザックの脳は死んでいない、彼はまだ生きている!!

 それは、移植チームが到着寸前、まさに間一髪だった!!だが一旦、脳死状態になったザックが、目を覚ますかどうかは、彼の生命力にかかっていた。

そして、生体反応から5日後、奇跡が起こった!!なんとザックが目を覚ましたのである!!

確かに彼は、生き返ったのだ!!

さらにその驚異的な回復ぶりは、病院の医師全員を驚かせた。まさに死の淵から奇跡の生還を果たしたザック。
 しかし、一度脳死と判定された患者が、本当に生き返ることがあるのだろうか?


医師・レオ「脳死と判定する確認も正確に行ない、ミスなどあり得ませんでした。なぜこうなったのか、わかりません。」
パム「医師たちは慎重に正規の手順を踏んでいました。診断は正しく、ミスもなかったと思います。ですからこれは、奇跡なんです!」


 一方、脳の血流停止を疑問視する医師もいる。神経内科医・米山公啓医師によると、血流が完全に停止していて、数十時間後に復活するというのはあり得ないという。故に米山医師は、微量の血流があった可能性を指摘し、大胆な仮説を提示する。


米山医師「ある程度流れた状態で、回復してきたということは、私達が思っている以上に脳は回復力があるんだと。神経学では分からない未知の脳の再生力があるような気がします」

医学の常識では説明がつかないザックの生還。しかし、奇跡はそれだけではなかった。


ザック「記憶障害があるのでもう忘れてしまった事も多いですが皆がすでに僕がこの世を去っている最後の別れを告げるのを耳にしました。そして医者が、僕の死亡宣告をしたのも覚えています。今覚えているのはそこまでです。」

そして、なんと!ザックは死亡宣告された時間を知っていたのだ。
 

 死亡宣告の時刻を覚えていたことは、ザックの意識が戻っていた証拠と成り得る。かくして、病院に運ばれてからの出来事を覚えていたザックの証言は、関係者に大きな衝撃を与えた。

 果たして、脳死の状態でそんな事はあり得るのか?


 この疑問に対し、一人の医師が興味深い説を提案する。脳神経内科医・古川哲雄氏「脳幹の中に乗降性脳幹網様体というのがありますけども、その部分が残っているとやはり意識は残っていると思いますね。脳死の患者さんでも家族が面会に来ると、特にお母さんがくると涙を流すという例があるんですよね。表情が違うと言う。これ実際に患者さんを見ている人はよく言われます。しかしこういった変化はつかむ事はできないわけですよね。脳幹の下の電気活動これはひろう事はできないわけですよ。だけど脳幹の一部は残っている、意識は残っていますからね」


ザックの生還を説明する答えは今も見つかっていない。それでもこの事件はアメリカの医学界にも大きな変化をもたらした。

州ごとにばらつきがあった脳死判定基準を統一し、さらに精度を高めるための改定が行なわれたのだ。
 一方、事故の後遺症が心配されたザックだが、事故前後の記憶障害と、わずかな運動障害が残っただけで、5週間後に転院。懸命なリハビリのおかげで、日常生活にはほぼ支障がないまでに回復していった。そして、リハビリから48日後、ザックは地元の人々の熱狂的な歓迎を受け、自宅に戻った。

 死亡宣告から3年。現在、ザックはどうしているのだろうか?自宅を訪ねてみると・・・なんと彼は一児のパパになっていた!!


 事故からおよそ2年後の2009年12月に結婚をし、昨年10月には愛娘のハーレーちゃんが誕生した。肩の痛みや聴力など、僅かな障害が残っているが、普段の生活に支障がないところまで回復した。
 そんな彼には今でも大切しているお守りがある。それは、ダンが自分の反応を確かめるために使ったナイフ。

ザック「苦しくても、諦めない気持ちを忘れないよう、このナイフを持っています」


        http://www.fujitv.co.jp/unb/contents/505/p505_1.html

                     (フジテレビ。上URLは現在では消去されています)


─ ─ ─ ─ ─

精密に脳死判定検査を受けた患者が生還する。

ここで紹介された医師達は様々な医学的な見解をするも、はっきりとした原因はわからないまま。

はたして、脳神経外科という専門だからといって、脳死判定とは絶対のものなのだろうか?

脳に様々な角度から検査をして反応が見られないからといって、イコール『死』とどうして断定できるのだろうか?

この宇宙開発もままならない地球上で

そんなに脳神経外科だけは先進しているといえるのか?古来より誰にもコントロールできなかった『死』をあっさりと決めてしまえるほどに。

どんなに脳死判定基準の精度を高めたところで、それは基準になどならない、なぜなら相手は『死』なのだから。

 

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ポルトガルで脳死状態の女性が出産 脳死は人の死ではない

2016-06-21 21:15:16 | 脳死・臓器移植・医療

ポルトガルのリスボンにあるサン・ジョゼ病院が、4カ月のあいだ脳死状態にある女性が健康な男の子を出産したことを発表した。英BBCが報じた。

女性は今年の2月、脳内出血による脳死であると宣告された。しかし、お腹の中の胎児は健康であることが確認され、夫の承認を受けて出産が行われた。脳死後に胎児が生存した期間として、4カ月という期間は、ポルトガル最長だ。

4月には、ポーランドで同じく脳死状態にある女性が出産した。こうしたニュースが報じられる度に、脳死は本当に人の死なのかという議論が起こる。

 

脳死状態での臓器移植の真実

本誌が繰り返し訴えているように、脳死は人の死ではない。霊的真実を述べれば、心停止後、約1日が経過し、肉体と魂をつなぐ「霊子線」が切れた瞬間が本当 の死である。霊子線がつながっている間、魂と肉体は感覚を共有している。脳死状態での臓器移植は、生きたまま臓器を取り出されることと同じであり、死後も その痛みと恐怖は魂に残る。

日本では4月、脳死状態に陥った6歳未満の女児から、両親の承諾によって臓器提供が行われた。両親の悲しみは察するに余りあり、その悲しみの中で臓器移植を決断した美談として報じられた。

だが、残念ながら女の子は望まぬ痛みに苦しんでいるかもしれない。

唯物論に基づく医学の限界がここにある。

 

脳死判定に納得しなかった父、そして……

脳死が人の死ではないことを示す事例は少なくない。昨年、アメリカ・テキサス州の病院で27歳の息子を「脳死」と判定されたピカリング氏が起こした事件がそれを示している。

ピカリング氏の息子に対し、医師たちは脳死判定を行った上で臓器提供を勧めた。近親者のほとんどがそれに応じたが、性急な彼らの決断に納得の行かなかったピカリング氏は銃を持って医師らを妨害した。

3時間に渡る交渉の末、ついに奇跡が起こる。脳死状態と言われた息子が目を覚ましたのだ。

銃を持ち出したのはやり過ぎかもしれないが、父にとって脳死状態の息子を「死んでいる」と判定されることは到底納得のいく事ではなかったのだろう。

臓器提供によって救われる命もある。しかし、唯物論に基づいて人間の生死を判定することは間違いだ。この世の人間の都合だけで判断していると、思わぬ不幸を招く。正しい霊知識を含んだ医学が、今、求められている。(藤)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『永遠の生命の世界』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=139

【関連記事】

2013年9月28日付本欄 女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714

2016年4月21日付本欄 ポーランドで脳死状態の患者が出産 死の定義とは何かhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=11246

2016年2月26日付本欄 インフルエンザで脳死の女児が臓器移植 脳死は本当に人間の死なのか?http://the-liberty.com/article.php?item_id=10993

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インフルエンザで脳死の女児が臓器移植 脳死は本当に人間の死なのか?

2016-02-27 10:49:19 | 脳死・臓器移植・医療

街を歩くと、マスク姿の人がよく目につく。

今月に入って、インフルエンザが全国的に猛威を振るっている。国立感染症研究所によると、全都道府県でインフルエンザ警報が発令された(26日時点)。学年・学級閉鎖が相次ぎ、終息の兆しが見えない地域も多い。

毎年流行しているインフルエンザだが、特に高齢者や妊婦、幼児は感染すると、重症化しやすく、特に注意する必要がある。

 

6歳未満の幼児が国内で5例目の脳死判定

そんな中、あるニュースが報じられた。

東海地方の病院に入院していた6歳未満の女児が、インフルエンザの症状悪化により、脳の炎症を起こし、このほど脳死と判定された。6歳未満の幼児の脳死判定は、国内で5例目だ。日本臓器移植ネットワークによると、女児の肺や肝臓などの臓器は他の患者に提供された。

臓器提供を決断したのは、女子の両親。娘に宛てた思いをつづった手紙にはこう書かれている。

「先生からの説明で今のお父さんやお母さんみたいに涙に暮れて生きる希望を失っている人の、臓器提供を受けなければ生きていけない人の希望になれることを知りました。もしその人たちの役に立てるなら、それは素晴らしいことだと思ったんだよ」

脳死判定された女児は、まだ小学校入学にも満たない年齢。両親の悲しみは察するにあまりある。

手紙には、「もしいやだったらゴメンね」との言葉も記されている。15歳未満は、自ら臓器を提供する意思表示はできないが、家族の承諾があれば提供できる(拒否の意思は年齢を問わず有効)。この言葉からは臓器提供を決断した両親の迷いが伺える。

 

脳死状態でも肉体と魂はつながっている

脳死患者から、臓器を提供する事例はこれまでにも数多く見られるが、脳死患者でも出産でき、傷も治ることが確認されている。そのため、脳死が人間の事実上の死を意味するのかどうか、今も倫理的な問題となっている。

大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『永遠の生命の世界』の中で、こう述べている。

『脳死状態においては、魂はまだ肉体と完全に密着した状態にある』ということです

霊的視点を踏まえると、人間は肉体と魂を合わせ持った存在。脳死状態でも、魂は健全で、患者は生きようと必死に努力している。

実際、脳死状態から回復した事例は多い。

例えば、2013年、くも膜下出血で倒れ、脳死を宣告された女優の佳那晃子さんは、回復する見込みがほぼ0%とされていたにもかかわらず、手足を動かせるまで奇跡的に回復している。

 

脳死患者にメスを入れた瞬間、血圧が急上昇

また、大川総裁は、前掲書の中で、人間は霊体においても痛みを感じることができますとも述べている。脳死とされた臓器提供者から臓器を取り出そうとメスを入れた瞬間、心拍数と血圧が急上昇したり、のたうちまわるという報告もある。

脳死患者にメスを入れるとなると、激しい肉体的痛みはもちろん、死んで霊体になった後も痛みが残ってしまう。亡くなった患者、残された家族のどちらにとっても不幸な結末だ。

臓器移植を行って他の人と救いたい、という利他の思い自体は、非常に尊い。ただ、移植に伴う苦痛を織り込み、「安らかにあの世へ旅立つ権利」をも考慮する必要がある。肉体と魂の謎を解き明かす医学が、今求められている。

(冨野勝寛)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『永遠の生命の世界』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=139

【関連記事】

2012年8月号 6歳未満で初の脳死臓器移植 霊界を前提とした医学の進歩を - Newsダイジェストhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=4502

2013年9月28日付本欄 女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714

2013年10月21日付本欄 家族承諾での脳死臓器移植 反対5割に増加 脳死は人の死ではないhttp://the-liberty.com/article.php?item_id=6797

─ ─ ─ ─ ─

私は「脳死者が完全に死に至っておらず、脳死手術において苦しんでいる」という説に対し賛同するものです。

幸い、共感をせざるを得ない情況に陥ったことはございません。

そうした説を信じる私が思うに、

もしも、

まったくそんなこと信じられず、医師が死亡と断定したその瞬間から自分の子供は全く意識もない無となってしまったのだと信じ込んでいたとして

だからといって自分の子供の体にメスを入れ臓器をとりだしても構わないと思えるだろうかと思ったりします。

子どもが他の子どもの体の中で生きている!・・・という倒錯を“新境地”と勘違いして

病気で苦しむ他人の子に死んだ自分の子と重ね合わせ、かの子がこれからも自分の子の臓器で行き続けてくれればこれほど喜ばしいことはない、というこれまた倒錯した“新境地”もどきに満足するのか。

ええ。

わたしにはわかりません。

いずれにしても、自分の子供が亡くなったからといってむやみに切り刻むようなことは、絶対に避けたい。

たとえ難病で亡くなり今後の研究の為と言われても、それすら同意できないかもしれない。

何を信じるかなのか。感覚的・感情的な問題なのか。時代の流れに流されやすいか否かなのか。


行き過ぎた平等感かもね。

自分らが幸せだと、難病で苦しむお子さんやその親御さんに申し訳ない・・・とか?

なにやら偽善の匂いもします。

 

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脳死の6歳未満男児から臓器提供 しかし脳死から生き返るケースもある

2015-10-15 10:21:18 | 脳死・臓器移植・医療


http://the-liberty.com/article.php?item_id=10307

千葉県の病院に入院中だった、6歳未満の男児が脳死と判定された。男児は臓器提供の意思表示をしていなかったが、両親ら家族が臓器提供を承諾し、移植が行われた。6歳未満の子供が臓器移植を受けるのは日本で4例目となる。

男児は病気で入院中に急性脳症になり、9日に病院で脳死と判断された。家族は同日夕方、脳死臓器提供の説明を希望し、翌日に両親を含む家族6人が男児の心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)、小腸の提供を承諾した。その後、男児の心臓は10歳未満の男児に移植され、肝臓は10歳未満の女児、腎臓は30代の女性に移植された。

男児の両親は、「私たち夫婦は日ごろからお互いや子どもに万が一のことがあれば臓器提供しようと話し合っていた」との談話を発表している。

2010年に改正臓器移植法が施行されたことで、本人の意思が確認できなくても、家族の承諾があれば臓器移植は可能になった。

まだ体にぬくもりがあり、心臓も動いている我が子の臓器を移植することの辛さは想像を絶するものがある。それでも、臓器提供を待ち望む全国の子供やその家族に、少しでも役に立ちたいという思いで臓器提供を決断する家族もいる。

しかし、「脳死状態でも肉体の痛みや恐怖を感じる」という事実があるとしたら、同じ決断ができるだろうか。


◎「脳死」でもまだ「生きている」

結論から言えば、脳死は人の死ではない。

幸福の科学が伝える霊的真実によると、魂が肉体を離れ、魂と肉体を結ぶ霊子線(シルバーコード)が切れた瞬間が肉体としての「死」である。霊子線が切れるのは、心臓が止まってから約24時間後であり、その瞬間まで、脳死であってもその人は「生きている」。

もし、霊子線が切れる前に臓器を摘出しようとすれば、生きたまま臓器を取られる恐怖と痛みを味わうことになる。幼い子どもが霊的な真実を知らないまま、家族の決断で臓器移植が行われる……その驚きと苦しみは想像を絶する。


◎脳死宣告から回復した事例も

脳死判定後に「生き返った」という報告もある。アメリカのオクラホマ州で2007年、青年がバイク事故に遭い、2度の脳死判定を経て死亡が告げられた。青年はドナー登録をしていたため、臓器提供の準備が着々と進められていたのだ。

臓器が摘出される直前に、看護士である青年の友人が「本当に死んでいるのか」を確認しようと、身体に強い刺激を加えたところ、青年の身体に生体反応が見られ た。それを聞いた主治医が慌てて再検査をしたところ、その反応が、脳死状態で見られる「反射」ではないと確認され、移植は急遽中止された。そしてその5日 後、青年は奇跡的に目を覚ました。

驚くべきことに、その青年は脳死判定を受けた後も意識があり、その時の様子も記憶していた。青年が「俺はまだ生きている!」と訴えたくても、身体を動かせず、その声は届かなかったという。

脳死を「死」だと判断し、臓器を摘出することは、本人の魂があの世に安らかに旅立つ際に大きな支障が出ることになるだけでなく、生き返るチャンスを失わせてしまうこともある。多くの人々が、脳死に関わる霊的事実を知らなければならないだろう。(真)

 


【関連書籍】
幸福の科学出版 『永遠の生命の世界』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=139
幸福の科学出版 『霊界散歩』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=133

【関連記事】
2015年1月15日付本欄 6歳未満の女児から脳死臓器移植 死後の世界を考慮に入れた医療行為を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9048
2014年1月27日付本欄 植物状態の人と意思疎通はできる? 脳が傷ついても魂は健在
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7304
2013年9月28日付本欄 女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714

─ ─ ─

「日本ではまだまだ脳死移植の数が少ない。」


と嘆く方はたくさんいらっしゃると思います。そこにこうした記事ですから「こういうこという奴いるからだ!」

と思われますでしょう。


だからなんだというのでしょう。日本は世界に遅れているとでも?

むしろ世界の方が後退しています


子どもでも親が承諾すれば脳死移植提供ができるようになったというのは恐ろしいことだと思います。

ある事実を知れば、こういう親は子どもをいままでかわいいと思っていたのだろうか?と疑問に感じざるを得ません。


脳死状態でもまだ心臓や内臓は生きています。そして意識も生きています。


幸福の科学が言っているだけだろう・・ですか?だから?信じなくて結構です。


脳が死ぬことはその人の意識が「無」になってしまうと

だれかそれを完璧に証明しきれたのでしょうか?



まだそうした証明は世界中だれもしていないと思います。それともネイチャーにでも載ったのでしょうか?「意識が完全に無になると」?



「意識=脳」ということを完璧に証明できているのでしょうか?



だれが能書き垂れようと、「意識=脳」という結論に疑問は付きまとってきます。そういうことにしておこうよとしか本当は言えないのではないでしょか?



意識が完全に無になることを証明するには、意識とは何かを知らなくては証明する事はできません。


つまり意識とは何かを医療は定義できていない。そして


脳死を推進する医療者が意識とは何かを探求もしない。


「意識の無」を完璧に証明できていない医療者は「死」を本当は定義できていないのです。



人の役に立てたら親子で嬉しい?

誰かの体の中であの子が生きている?

事実を知らないことがこれほど愚かでこれほど恐ろしいことなのか。

唯物思考は本当に恐ろしい結果を招きます。


「脳死」でもまだ「生きている」ということが事実。


「脳死」とはただの医療側のスタンスなんです。移植すれば助かる患者がそこにいる。そして脳死はいずれ死ぬ100%死ぬ。死んだとは本当は言えないけどこのままではほぼ100%死ぬ。だったらもう死んでいるも同然なのだから新鮮なうちに移植すれば、目の前の患者が助かる。これが医療の本音です。当然こんな曖昧な言い方はしません。

提供者には、医師の権限で「死亡しました」と宣言すればいいわけですから。


では「脳死」でも生きていることをだれか証明したのか?

 

ですから

「脳死」から生還した人は世界中にいます。生還する人間がいるという事は、「脳死」ではまだ完全に死に切れていないということではないでしょうか。とこの記事が言っているのですね。

 

医療側はそうしたことを隠して、あまりないケースだからと、粛々と移植へと進めるのでしょう。医療ビジネスですねほとんど。

 

確かにそのままでは遅かれ早かれ死ぬのでしょうでも

 

脳死提供者はすべからく死を安らかには迎えられないことは事実です。

 

 

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政府が病床1割削減目標を公表。病院の自由な経営を妨げない医療行政を

2015-07-08 22:32:02 | 脳死・臓器移植・医療

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9870

2025年の医療のあるべき姿を定める「地域医療構想」づくりが進んでいる。政府が2015年6月にまとめた報告書では、2025年までに今の病床数(ベッド数) の約1割にあたる16万床~20万床程度を削減できると公表した。このまま高齢化が進むと、いわゆる「団塊の世代」が75歳の後期高齢者となる2025年には、病床が17万床ほど足りなくなる見込み。政府は入院患者を在宅や介護施設に移転させ、病床を減らすことで医療費を削減したい考えだ。

政府が定めた「病床1割削減目標」を受け、地方は困惑しているという。政府が定める現行の基準病床数は全国一律の算定式によって決められるため、病院の治療 実績などは考慮されず、都道府県の裁量の余地がない。政府は病床で長期療養している高齢者を在宅や介護施設に移転するよう促してきたが、まだ在宅の医療体制や介護施設の環境が整っていない。病院側は、病床を削減すると経営が厳しくなり、従業員の雇用を守れなくなるなどの理由で削減に反発している。


◎病床規制は新しい病院の参入規制

病床規制には、病床過剰地域への新たな病院の参入を制限し、地域間での病院数が偏らないようにする狙いがある。内閣府・規制改革会議は「病床規制は、意欲が あって質の高い病院の新規参入を制限し、質の劣る病院の既得権化を生んでおり、競争による質の向上を妨げている」と指摘する。

確かに、日本の人口千人当たりの病床数は13.8床であり、これはフランスの2倍以上、イギリスやアメリカの4倍以上にあたる。また、日本の平均在院日数は33.2 日で、ドイツやイギリスの3倍以上、アメリカの5倍以上だ。(資料:「OECD Health Data 2010」)日本では国が医療の価格を一律に定め、病院が行った医療行為が多ければ多いほど診療報酬を受け取る「出来高払い式」の制度があるため、過剰医 療になりやすい。今は一部「定額払い式」に切り替わっているが、依然として諸外国よりも手厚い医療の傾向がある。


◎「神の見えざる手」によって病床数も適正化する

「国民皆保険」を実現し、どこの病院に行っても同じレベルの医療サービスを受けられる日本のシステムは大変ありがたいものだが、病院間に差が生まれにくくなっている。政府が診療報酬を一律に定めるのではなく、治療実績の高い医者とそうでない医者で差が生まれるような市場原理を医療にも取り入れる必要がある。そうすれば「神の見えざる手」の法則が働き、病床数もおのずと適正化されるだろう。

さらに、長い目で見た医療費問題解決のためには、一人ひとりが病院だけに頼るのではなく、家族や地域のつながりを深め、コミュニティを生かした医療や介護の環境整備を行っていくことも必要になってくる。(真)

 


【関連記事】
2015年5月3日付本欄 給料の9%は医療保険? 医療費削減には国民と医療機関の「自助努力」が必要
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9576
2015年6月号記事 病院は黒字化できる - 幸福実現党の設計図 2025 第2回
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9506

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腰痛日記をつけると治りにくい 「病気の自分」は忘れる方が早く治る

2015-04-07 20:56:30 | 脳死・臓器移植・医療

腰痛日記をつけると治りにくい 「病気の自分」は忘れる方が早く治る
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9448

米アルバータ大学医歯学部のロバート・フェラーリ教授が、「慢性的な腰痛を抱えている人が痛みに関する日記をつけると、つけない人に比べて回復が遅くなる」 という研究結果を発表した。その論文がこのほど、「サイエンス・デイリー」などのネットニュースで取り上げられ、注目されている。

実験では、腰部挫傷(ぎっくり腰)の患者58人を2つに分け、一方には、4週間に渡って痛みを10段階で評価し、その症状を日記につけるよう依頼した。もう一方には、比較のために何も依頼しなかった。

その3カ月後に回復状況を確認したところ、日記をつけていた人のうち52%が全快したが、日記をつけていなかった人は79%も全快した。日記をつけない方が、回復が明らかに早いという結果が出た。

フェラーリ教授は、病院内で行うケアのうち、回復に対してこれほど有意な差が生じるものはないと指摘している。痛みを繰り返し思い出すことが、症状を長引かせることを示唆する研究結果と言えるだろう。

こうした、「病気の自分」に意識を集中させることの問題について、大川隆法・幸福の科学総裁は次のように指摘している。

「病気のほうにフォーカス(集中)していくと、『悪くなって死んでいく』という図しか見えなくなってきます。そして、悲劇のヒーローやヒロインになって、周りの人を泣かせるような"映画"を、自分で一生懸命につくってしまうのです」

「『現在ただいま、病気をしている自分でありながら、それでも世の中のため、あるいは、利他のために、何か少しでもお役に立つようなことはできないか』ということに、できるだけ心のなかの思いを集中していってほしいのです」
(『ザ・ヒーリングパワー』(幸福の科学出版刊)に収録)

人間は、物理的な肉体と魂の二つが、重なりあう形で存在している。魂は肉体の死後も存在し続ける永遠の生命であり、魂の中心にあるのが心だ。心に怒りや憎しみなどの暗い想念を持ち続けると、まず魂に影ができ、その後、肉体にも病変ができてしまう。逆に、心を変えることによって、肉体をよい方向にも作り変える ことができるのだ。

こうした法則を踏まえると、病気を治すためには、治療とともに病気の原因となった心のあり方にこそ目を向ける必要がありそうだ。自分の心配ごとから自由になり、ほかの人を幸福にできる未来の自分を思い描くことが、意外な癒しの力につながるのかもしれない。(居)


【関連書籍】
幸福の科学出版 『ザ・ヒーリングパワー 病気はこうして治る』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1224

【関連記事】
2014年1月号記事 病気とカルマ - 心の力で病を癒した人々
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6968

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病床規制などの規制撤廃で、医療を日本の成長産業に変貌させよ

2015-01-20 12:18:08 | 脳死・臓器移植・医療

病床規制などの規制撤廃で、医療を日本の成長産業に変貌させよ

[HRPニュースファイル1252]

http://hrp-newsfile.jp/2015/1978/

文/HS政経塾第4期生 西邑拓真

◆日本の医療産業の実態

日本の医療について、「マクロの視点から見ると効率的だが、ミクロの視点から見ると非効率だ」とする指摘があります(伊藤元重編著『日本の医療は変えられる』参照)。

マクロの視点から見て効率的かどうかを見るための指標として、例えば、医療費と平均余命、乳児死亡率との関係が挙げられます。

OECD加盟30か国中、日本の一人当たりの医療費は第12位(2212米ドル)と決して高いわけではない一方、平均余命は第1位(82才)、乳児死亡率は第4位(年間出生数1000人当たりの死亡者数: 3人)を誇っています。

しかし、病院個々のレベルでは、待ち時間や医師の対応など、医療サービスの提供のあり方に対して、問題が指摘されているわけです。

◆医療産業は、日本の潜在的な成長産業である

また、超少子高齢社会が到来しようとしている中、医療への支出の拡大は、日本の財政に対する大きな圧迫要因となっています。

しかし、見方を変えれば、高齢化により医療費が増大することは、国民の医療産業への需要が拡大する、すなわち、医療を日本の潜在的な成長産業と捉えることができるのです。

◆医療における規制

現在、日本において、医療分野に課されている規制として、診療報酬制度、病床規制、株式会社による医療法人の経営の禁止などを挙げることができます。

では、そもそもなぜ医療に「規制」が必要なのでしょうか。

規制とは、一般的に、国民の「公共の利益」や「公共の福祉」を保つために、経済活動に対して、一定の制約が課されることを指します。そして、医療分野における規制の根拠として、社会的側面や経済学的側面が挙げられます。

社会的側面とは、「国民の生命や健康状態を一定程度に保つための医療サービスの提供が、国民に対して確保されるべき」とするものです。

ま た、経済学的側面として、医療サービスを与える側(医師)と受ける側(患者)との間に、医療に関する情報や知識の量・質において差異があること(情報の非 対称性)が指摘されています。これによって、市場に任せても望ましい状態が達成されない状況が生まれている(市場の失敗)とされているわけです。

◆病床規制は実質的な参入規制

医療規制の代表例としての病床規制とは、「地域によって、入院ベッドの数の上限を決定し、それ以上の増床を認めない」というものです。

病床規制が課されているのは、医療において、「病床が多いと、医療費が増大する」という「供給者誘発需要仮説」が成り立つとされているからです。

しかし、「既存病床の既得権益化が生じ、新規参入が妨げられている」ことや、「地域のニーズに応じた病床数が確保できていない」ことなど、病床規制による弊害の大きさからも、やはり、病床規制の緩和・撤廃を目指すべきでしょう。

◆規制改革で、医療に「競争の原理」を

ハイエクは、「人間の理性を絶対視し、市場における知識や情報を強引にも一元的に把握することで、市場システムを運用することができる」とする考え方を批判しています。

医療という産業の特殊性に十分鑑みつつも、やはり、既存の規制にメスを入れ、基本的に自由化を推し進める方向で医療政策が行われるべきです。

医療に市場の原理を少しでも取り入れることで、医療サービスを提供する側の創意工夫する力が生かされ、さらには、医療機関の新陳代謝が促進され、国民の福祉の向上も期待できるわけです。

そういったことから、規制緩和による医療改革を行うことで、医療を、日本の成長産業へと変貌させていくべきだと考えます。


参考文献
伊藤元重編著『日本の医療は変えられる』(2009年, 東洋経済)
河口洋行著『医療の経済学』(2012年, 日本評論社)
真野俊樹著『入門 医療経済学』(2006年, 中公新書)
真野俊樹著『入門 医療政策』(2012年, 中公新書)

 

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6歳未満の女児から脳死臓器移植 死後の世界を考慮に入れた医療行為を

2015-01-16 18:23:49 | 脳死・臓器移植・医療

6歳未満の女児から脳死臓器移植 死後の世界を考慮に入れた医療行為を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9048

大阪大学病院で脳死判定を受けた6歳未満の女児から肺や腎臓などが摘出され、14日までに複数の患者に移植された。日本では2010年から、家族の承諾があれば15歳未満の子供も臓器提供が可能になっている。今回の臓器移植は、6歳未満では国内3例目となる。

女児は重い心臓病のため、合併症を起こすリスクの高い補助人工心臓を使いながら海外での心臓移植を待っていた。ところが、今月上旬に補助心臓内にできた血栓が原因で脳梗塞を起こし、13日に脳死と判定されていた。

女 児の両親は、「同じようなお気持ちの方に少しでも光がともせたらと思っております。命のリレー(臓器移植)が一般的な治療方法として日本でも行われるよう 進んでいくことを望みます」とのコメントを発表している(14日付読売新聞)。臓器移植を待っていた子供を失うという悲しみの中、同じように移植を待って いる患者や家族を思い、臓器提供に踏み切った両親の心中は察するにあまりある。

ただ、脳死臓器移植を考えるにあたっては、臓器移植を待つ患者や家族はもちろん、亡くなった臓器提供者のあの世への旅立ちという点も考慮する必要がある。

霊的に見て人間の「死」とは、魂と体をつなぐ「霊子線」が切れる時だが、脳死の段階では霊子線はつながっている。メスで切られると痛みを感じるし、臓器を取られる恐怖も感じる状態だ。自分が死んだことが分からなければ、その苦しみであの世へと安らかに旅立てなくなり、臓器移植を受けた患者に取り憑いてしまう こともある。これが拒絶反応の霊的真相でもある。

もちろん、本人が霊的な"現実"を覚悟した上で、他の人を助けたいという動機で行う臓器移植は、愛の行為として成り立つ可能性もある。だが、霊的知識がなく、15歳未満で両親の承諾によって移植させられた場合、その驚愕と苦しみは想像を絶するものだろう。

臓器を「物質」とだけ見て入れ替えるだけでは、患者の魂までは救うことができない。医療技術の進歩に合わせて、人間が死後どうなるのかについても、さらなる探究が必要だ。(晴)


【関連書籍】
幸福の科学出版 『永遠の生命の世界』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=139
幸福の科学出版 『霊界散歩』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=133

【関連記事】
2012年8月号記事 6歳未満で初の脳死臓器移植 霊界を前提とした医学の進歩を - Newsダイジェスト
http://the-liberty.com/article.php?item_id=4502
2013年9月28日付本欄 女優・佳那晃子さん脳死宣告から回復 「脳死臓器移植」に疑問の声
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6714

 

脳死移植のニュースを見るたびに、提供者の魂の苦しみを考えると本当に毎回いたたまれません。

それが、幼い子供ならなおさらです。

親は霊的真実を知らないとはいえ、子供の内臓を“えぐり出す”のだという現実だけでもいいから、受け止めて思いとどまってほしい!

手術を見ていないから、「あの子の心臓は内臓は誰かの中で生きている」などと、夢で浮かされたようなことが言えるのです!

日本では遺体を火葬しますが、火葬に至るまで、せめて「子供の体を傷つけたくない」という気持ちだけでもいいから、もっていただけたら!そうした自分の親心を大切にしていただきたいです!

 

しかし、また一方で、知らないという事は悪であるとも思います。

 

「そんなこと、学校も親も教えなかった、世間では霊魂やらそんなの常識ではない。」

では済まされないこともある。

常識が真実とは限らないのです。

脳死状態が本当に患者の意識まで無になる死であるという証拠など、どこにもない。

確かに、このままだと手の施しようが無くいつかは心臓が止まるのを待つばかりという状態かもしれません。

しかし、その時点で、脳波を見て意識が有るのか無いのかということは本当は医師にもはっきりとした確証のあることではないはずなのです。

それを、脳波が動かないから「死」んだと“勝手に”定義しているにすぎないのです。

それは、臓器を新鮮なうちに移植したいという医療側の“勝手”な定義にすぎません。

霊など信じられないあるいは、脳死状態で意識があるなど信じられないというなら、確率論でも結構です。

脳死状態で意識が有るか無いか五分五分だとして

かわいい我が子にそんな危ない橋を渡らせられますでしょうか。

あるいは愛する家族を・・・。


医療関係の会社や病院の利権も生じているでしょうが、そうしたことに反対しているのではありません。どうか再生医療の方面の研究に力を入れていただきたいと思います。時間はかかりますが、焦って急いで脳死移植を進めないでもらいたい。


また、もちろん、臓器提供しか生きる道は無いという方を助けたくないといっているのでもありません。そうした病におかされるというのは、それは人生として意味の無いことではありません。貧乏くじを引いたということではありません。霊的真相は何らかの理由があり、そのような人生を歩んでおられるのです。

それは一生健康で生きる人も少ないですが、そうした大きな病が無い人生であっても、どこかで、全ての人の人生において必ず一度は生死を考えてしまうような問題に突き当たることになっているようにです。

そうした事を踏まえ、この記事にもあるとおり臓器提供の全てを否定する事はできないこともあります。それは提供者本人が霊的真実を理解したうえで、尚、提供したいということであり、提供者の魂もさほど苦しむことなく天上界へ還ることができた場合。その臓器は提供された方に対し拒絶反応も無く受け入れられるでしょうし、一人の人生を救ったことなので素晴らしいことだと思います。そうした事が本当に成されたらその提供者の魂は菩薩様か観音様となり得ます。

つまり一般的にそのような道を選ぶのは非常に困難だということです。

どうか、せめて、まだ自分で判断できない子供に対しては、せめて、親は最後の最後まで責任を持っていただきたいと思います。

 

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死をコントロールすることは是か非か アメリカの女性が尊厳死を実行

2014-11-05 10:45:16 | 脳死・臓器移植・医療

死をコントロールすることは是か非か アメリカの女性が尊厳死を実行
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8682

アメリカで「尊厳死を実行する」と告知していた女性が死亡したことが2日報じられた。この女性は今年1月に悪性脳腫瘍であると診断され、医師から余命6カ月と宣告された。女性は結婚したばかりの夫と尊厳死が認められているオレゴン州に移住。「ひどい痛みがあるが、これ以上の苦しみの前に尊厳死したい」と、尊厳死に反対する人々に訴えていた。女性は医師から処方された薬を自ら飲み、家族に見守られながら死亡したという。

今回は「尊厳死」という言葉が使われているが、彼女のように自分の体の自由が効く状態で投薬などにより死期を早めることは「安楽死」とされ、回復の見込みがない患者の延命治療を打ち切ることとは異なる。日本では医師の自殺幇助にあたるとして認められていないが、アメリカではオレゴン州、ワシントン州、モンタナ州、バーモント州、ニューメキシコ州で医師の診断により死期を早めることが認められており、全米に広げるべきどうかも議論の的になっている。ヨーロッパではスイスやオランダ、ベルギー、ルクセンブルクなどで既に合法だ。

「自分の思う通りに死にたい」という願いに共感する人たちもいるが、尊厳死や安楽死の是非を問うには、人間の本質は魂であるという霊的人生観を踏まえる必要があるだろう。人間はどのような人生を送るのが自分の魂を磨くために最適であるか、生まれる前に予め計画を立てており、その「問題集」の中に病気の計画を入れてくる場合があるのだ。

また、過去世の問題をカルマとして持ち越している場合、病気を経験することがカルマの解消になることもある。たとえば霊能者のエドガー・ケイシーは、病気の原因をリーディングする中で、「ポリオにかかり車椅子生活をしていた人が、古代ローマ帝国時代、大競技場でキリスト教徒が残虐に迫害されているところをせせら笑っていた」「目に障害を負った人が、過去世で兵士として敵の目を突いた」などの事例に直面している。本人は病気に苦しむが、実は「他者を傷つけた」という魂の罪悪感を解消していることになる。カルマを解消できなければ来世に持ち越しになり、もう一度苦しみを味わうことになってしまう。

このように、病気は必ずしも一方的に本人を襲い、害するものではない。人生の問題集の一つとして、必ず大きな意味がある。過去世や来世まで含めて考えれば、原因・結果の法則は貫かれている。また、人間の肉体は機械と違い、病気を治す力もある。余命宣告を受けていても、反省によって心の傾向性が180度変わったり、信仰の奇跡によって回復することがある。

今回の尊厳死についても、苦痛や家族の負担を考えると理解できなくはないが、霊的視点やカルマの法則を踏まえたならば、違う結論になっていたのではないかと考えざるをえない。(晴)


【関連書籍】
幸福の科学出版 『ザ・ヒーリングパワー』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1224
幸福の科学出版 『奇跡のガン克服法』 大川隆法著
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=50

【関連記事】
2014年1月号記事 病気とカルマ - 心の力で病を癒した人々
http://the-liberty.com/article.php?item_id=6968
2013年12月21日付本欄 「怒りと炎症に関係がある」という研究 結局は「心が病気をつくる」
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7128

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年82億円の薬剤費の無駄 病院やクスリから早く「卒業」させる医療の実現を

2014-07-22 08:46:11 | 脳死・臓器移植・医療

年82億円の薬剤費の無駄 病院やクスリから早く「卒業」させる医療の実現を

 「疑義照会」とは、薬の相互作用の懸念などで処方箋に疑わしい点がある場合、薬剤師が医師に問い合わせて、処方箋が適切であるかなどを確かめるというもので、薬剤師法によって義務付けられている。患者にとって不利益な処方や調剤を未然に防ぎ、医療の質を向上させることが目的である。

 この調査を報じた日経新聞(17日付)は、「疑義照会によって薬剤費の削減につながった主な理由として、薬剤師が患者から過去に処方された薬の使い残しがあることを聞き出して、薬の量を減らすよう照会したケースが目立った」などと報じた。

 一方で、一時的に診療を妨げるなど、医師への気兼ねから、疑義照会の実施件数がわずか3%だった点にも注目したい。

 疑義照会をしなかったために、過去には、患者が肺炎の治療薬を通常の5倍の量で3日間投与され、腎不全が原因で死亡したというケースもあるという。疑義照会は医療費の無駄を削減する上でも、患者の生命を守る上でも非常に重要だ。

 不必要な投薬や入院の事例は後を絶たないが、重要なのは、「患者の立場に立つ医療」の実現だろう。医療者側には、治療の内容を見切って無駄を減らすなどの経営マインドが求められる。

 大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『幸福実現党宣言』の中で、「病院には、もう少し経営の視点を入れなくてはなりません。現在は、税金を無限に吸い込んでいくシステムが出来上がっていると言えます。医療費といっても、必ずしも全部が善だとは限らないと思うのです。病院に行くと、薬が増えることはあっても、減ることはあまりありません」と述べている。

 「患者の立場に立つ医療」とは、突き詰めれば、病気を早く治し、病院やクスリなどから早く「卒業」させる医療だろう。それは同時に、医療費の無駄の削減にもつながり、国家財政の無駄の削減にもつながる。そのためには、病院を株式会社化し、各病院が医療費を自由に設定できるようにするなどの大胆な「医療改革」が必要だ。(冨)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『幸福実現党宣言』 大川隆法著

http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=113

 

【関連記事】

2014年7月号記事 病院やクスリが「病人を増やす」- 医療の「常識」逆転 前編

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7882 

2013年9月2日付本欄 「売れない医療」調査で浮き彫り もし院長がドラッカーを読んだら!?

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6586 

2013年5月8日付本欄 「医療後進国になるな」読売新聞社提言 病院の経営改善も必要

http://the-liberty.com/article.php?item_id=6001

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