「そろそろ、目を覚ます時です。」
『サウンド・オブ・フリーダム』チャキオさんの映画レビュー(感想・評価) - 映画.com
https://eiga.com/movie/99795/review/04350700/
この映画を見ようかどうか迷っている方は、是非、鑑賞してください。現実を知ってほしいものです。
陰謀論界隈の話に少しでも興味をもっている人にとっては、「当たり前のことで、今さら・・・」って感じる内容ですが、見ようかどうか迷っている人にとっては、恐らく、人身売買のようなこの手の陰謀論的と呼ばれる話が現実にあるということは衝撃的かも知れません。
しかし、そろそろ、我々、日本人も目覚める時だと思います。疑問に思うべき時だと思います。知りたくないという人もいるかもしれませんが、知っていて知らないフリをするよりも、本当に知らないということの方が、このような犯罪組織には、「真に」都合が良いからです。
なぜ、この映画の公開には時間がかかったのか?
なぜ、トランプ元大統領は、メキシコとの国境に壁を作ろうとしたのか?
なぜ、バイデン大統領は、それに反対しているのか?
なぜ、トランプ元大統領は、2度も暗殺されかけたのか?
なぜ、エプスタイン島事件やプチエンジェル事件が起きたのか?
なぜ、イーロンマスクは、ツイッターを買収したのか?
なぜ、米ディズニーランドの周辺で、行方不明事件が多いのか?
なぜ、日本で以前は数多くあった「行方不明者探索番組」が、今は全く放
送されないのか?
なぜ、経済先進国がアフリカ等の発展途上国に対して、毎年多額の政府開
発援助をしているのに現状全く変わらないのか?
なぜ、なぜ、なぜ、・・・・・・・・・・・。
忙しい日常生活の毎日を送る中で、このような疑問に思いを馳せる時間は、なかなかないかもしれません。しかし、我々一人一人が、少しでもそれらに疑問を持って考えて、その一つ一つの点が線に変わった時、あなたの意識は大きく変わっていることでしょう。
そして、この映画は、きっとそのきっかけを与えてくれる素晴らしい映画だと思います。
映画だからドラマ形式になっていますが、事実を基にしています。
これは、今現在も未解決の問題です。
大変衝撃的で重い事実がテーマなので、映画は楽しみたいと思っている人にとっては、なかなか足が向かないかもしれません。
どうした訳か、上映する映画館も少なくて、東京でもたった4つの劇場でしか上映されません。
でも、テレビでも紹介するべきだし、NHKはこういった映画こそ取り上げるべきなのです。
世界がグローバル化していろいろと便利になりましたが、悪いこともあっという間に世界中に広がっていくという特徴があります。
奴隷制度が廃止になって久しい昨今。しかし実は現代は奴隷制時代よりも奴隷が多いという事実をご存知でしょうか。
世界人口80億人に達しようという時代に、多くの子供たちが犠牲になっている。
そしてその問題にどの国も知ってか知らずか、向き合おうとしない。国に見捨てられた何十万或いは何百万という幼子たちがいるのだという事実を、一人でも多くの方々に知ってもらいたいと思います。
その中には、日本人の子供もいるという証言だってあるのです。
この映画は比較的マイルドに作ってあると感じました。
衝撃的なシーンは避け、象徴的なところで抑え見る人に訴えかけていました。
実際に、性被害にあった幼子は、どれほどの肉体的精神的苦痛でしょうか。その挙句に絶望の中で死んでいくのです。または、運よく助け出されたとしても、その後の人生はどのように壮絶でしょうか。想像もできません。恐らく酷いPTSDに生涯悩まされることでしょう。もう終わった事とかたずけられやしないのです。
主人公で実在する元警察官は、人身売買組織を追う仕事に携わり、容疑者たちを逮捕しますが、結局、行方不明の子供たちを助けることが出来ない現状に疑問を持ちます。子供たちがいたであろう部屋にはすでに子供たちはおらずその痕跡を見たときの衝撃と落胆。
この元警官ティム・バラードは警察官を辞め、子どもたちの救出に立ち向かう決意をする。その動機はとても単純なことでした。その子供たちが彼の子ども達と重なり涙を禁じ得ない、そして居ても立っても居られなくなる。そんな衝動が彼を突き動かしたかのようでした。しかしそれはただの衝動ではない、怒りや焦りを抑え狡猾に自分は小児性愛者だと容疑者に思わせ囮になっていくところから始まっていきます。彼のような愛情深く使命感のある男性が、卑怯で下劣な小児性愛者を見事に演じきるそのいじらしい俳優の演技(あるいは訴え)に、涙が滲みました。
5、60人の子供たちと、最後に苦労の末、目当てのメキシコ人の幼い姉弟を救出するのですが、実際の彼の闘いは今も続いています。クレジットの最後にはティム・バラードからのメッセージを主演俳優さんが真摯に伝えてくれています。
何よりショッキングなことは、この世界的な問題を暴露した映画の上映が邪魔され、なかなか実現しなかったということです。
スポンサーの問題なのか、映画会社がヒヨったのか、いったい誰の圧力なのか・・・
前述のレビューから察していただくしかありません。
映画ではそこまで表現できなかったようですが、これはアメリカ民主党が深く関わる、世界中の有力者たちをも相手にしたグローバルビジネスになってしまっているという事実。
おそらく、日本のマスコミも薄っすらと知っているのでしょう。アメリカ絡みだからなのか黙っている。
なにしろ、何十年と「ジャニー喜多川」のやっていることを黙認していた卑怯な輩達ですから。
こうした犯罪に優劣はつけられませんが、アメリカ民主党や世界中の有力者たちがしていることは「喜多川」以上に恐ろしい事なのです。
日本人の子供達も犠牲になっています。
日本の国会で問題提起され、アメリカのトランプ氏と連携できるようになり、超党派で対策本部が設置され、大勢の行方不明の子供たちが早く救出されることをイメージし、選挙投票に向かいたいと思う。
時々日本の現状に嫌気がさして、もうどうでもよくなるけど、犠牲になっている子供たちのために日本の政治も諦めるわけにはいきませんね。
『サウンド・オブ・フリーダム』全国上映劇場 https://theaters.jp/20788