前編の続き
■ようやく50㎞の大海原を超えて、父島のOC6「イケカイ」が母島に到着しました!
母島のみんながお迎えしてくれて、無事に乗り越えた感動がクルーを包みました♪
この時、先頭を僕は漕がせてもらったのですが、
この時の感動は忘れられません。
古の民と同じ方法で、自分の住む母島に帰って来れたのです。
うまく言葉に出来ないのですが、
自分の中で、何かが変わった気がします。
何かひとつの自信に繋がるものなのですが、
何かもっと根源的な感覚を含めた、
ヒトとしての段階がひとつ進んだ感覚です。
■到着して着かれているはずなのに(笑)、
少し休憩したら聞こえる声が母島のOC6「ベルーガ」と「イケカイ」のランデブーをしたい!と言う声。
そう、小笠原返還50周年にチェコ共和国(ドイツの隣)で作られ、
父島と母島にそれぞれ1台ずつやってきたOC6。
最初はバラバラに分解された状態で父島、母島に届いたわけですが、
今回、ついにそのイケカイとベルーガが初対面できたのです。
船は良く女性に例えられますので、いわば姉妹の感動の再会といったところでしょうか。
父島→母島間の伴走船・アイランドクイーンの見送りを口実に出港しました☆
クルーも疲れているのに、やっぱり海に出ると元気になってしまうタチ(笑)。
みんなで喜びながら2つのカヌーが大海原でランデブーしました(*^_^*)
どちらも先日、進水式に駆けつけて来てくれたデューク金子さんの手筈で、
チェコから小笠原へやってきたカヌーたちです。
このつながりに感謝です♡
ベルーガの船首にも美しいレイがかけられます。
沖に出て帰って来た後は、とても美しい夕焼けが待っていました。
レイに映えますね~
夜は島の居酒屋を貸切り、みんなで祝杯!!
今日は朝の4:30から集合し、漕いできているので、
解散は21時と言う健全な打ち上げでした♡
■さてさて、出発の朝です。
母島でも月ヶ岡神社に集まり、無事の復路の安全と成功をご祈祷しました。
復路である母島→父島の伴走船は朋漁丸。
操船が優しく、イルカが覚えていて寄って来てくれる漁船です☆
元々日除けが無いので、
頑張ってタープなどを使って、日除けを付けてくれる優しさがありました♡
母島のベルーガも見送りで沖に出す準備をしつつ、
母島→父島の打ち合わせを行います。
2台のOC6が並ぶ夢のような光景です。
昨日よりは若干海は悪いですが、航海できないほどではありません。
僕は子どもが翌日に2学期の始業式を控えているので、漕ぎ手は妻と交代し、見送り側になります。
ついに美しい朝にイケカイが母島を発ち、ベルーガが後を追いかけます。
なんて美しい光景なのでしょう♡
僕は島カヌーでさらにその後をつけて見送ります。
脇浜で伴走船の出発を待っているひと時。
イケカイとベルーガの姉妹が並ぶ、夢のような光景。
父島母島のカヌーの民にとっても嬉しい光景で、
みんなが口々に姉妹カヌーの再会を祝福し、未来について語っていました。
■朝日きらめく中、イケカイが父島に向けて出港しました!
ベルーガ、小ベルーガ(島カヌー)も後に続きます。
昔は当たり前だったこの複数のカヌーが沖に並ぶ光景は、感無量でした(*^_^*)
鮫が先からも見送りをして頂いていました♡
■ここから先は僕は参加していないので、あとから聞いた話ですが、
往路と違い、帰りがベタ凪の海域は皆無で、穏やかだったのは母島の島影だけらしいです。
今回このボヤージングには父島のプロカメラマンが同乗し、素晴らしい写真を撮ってくれました!
父島のハートロックを背景に。
往路より過酷な復路を一生懸命漕ぎ、
なんと朝6時過ぎに母島を発ったイケカイは13時過ぎには父島に到着したとのことです!
今回の父島~母島間の50kmの航海時間は7時間程度という事になります。
父島では往路の伴走船のアイランドクイーンも迎えに来てくれて、
感動の到着だったようです。
扇浦のレストハウスには沢山の横断幕が掲げられ、
沢山のご馳走で長い航海の無事の成功を祝っていたようです。
今回の成功は本当に多くの人と島の自然に支えられて大成功となりました。
交代しながら50kmの大海原を父島と母島をカヌーで繋ぐ。
過去にはサップや他のカヌー、ウィンドサーフィンで父島母島を渡った凄腕がいますが、
今回のボヤージングはみんなで繋ぐことにフォーカスした試みでした。
みんながひとつになって果たす。
すごい充実感に満たされたボヤージングだったと思います。
ついに夢を果たしたイケカイとクルーとその家族(オハナ)。
■大成功の中で、またさらに色んな課題がそれぞれに舞い降りてきました。
母島勢にとっても、普段のボヤージングはせいぜい往復1時間程度なので、
もっともっと漕ぎたい!という声が上がりました。
僕自身もパドリングの上達をもっとしなければと痛烈に感じました。
色んな素晴らしい発見にも繋がりました☆
本当にありがとうございました♪
このボヤージングの翌週には台風の接近があり、
天候的にも奇跡的な穏やかなひと時だったと思います。
帰りのははじま丸で妻も自分が漕いで渡った航路を再確認し、
海況的にもギリギリの隙間をいけた実感を持っていました。
本当に有難いひとときでした。
ちなみに、昨日最接近を迎えた台風15号ファクサイさん。
母島は強風域にすらほぼ入らず、
そよ風台風として通過していきました♪
「養生して損した」が一番です。
通過後の夕焼けがヤバかったです。
今回のボヤージングは漕ぎ手はもちろん、
伴走船や出発、迎えを支えるみんな(オハナ)に支えられた素晴らしいものでした。
これからもどんどん色んな事にチャレンジできる自信となりました。
ありがとうございました(*^_^*)
■ようやく50㎞の大海原を超えて、父島のOC6「イケカイ」が母島に到着しました!
母島のみんながお迎えしてくれて、無事に乗り越えた感動がクルーを包みました♪
この時、先頭を僕は漕がせてもらったのですが、
この時の感動は忘れられません。
古の民と同じ方法で、自分の住む母島に帰って来れたのです。
うまく言葉に出来ないのですが、
自分の中で、何かが変わった気がします。
何かひとつの自信に繋がるものなのですが、
何かもっと根源的な感覚を含めた、
ヒトとしての段階がひとつ進んだ感覚です。
■到着して着かれているはずなのに(笑)、
少し休憩したら聞こえる声が母島のOC6「ベルーガ」と「イケカイ」のランデブーをしたい!と言う声。
そう、小笠原返還50周年にチェコ共和国(ドイツの隣)で作られ、
父島と母島にそれぞれ1台ずつやってきたOC6。
最初はバラバラに分解された状態で父島、母島に届いたわけですが、
今回、ついにそのイケカイとベルーガが初対面できたのです。
船は良く女性に例えられますので、いわば姉妹の感動の再会といったところでしょうか。
父島→母島間の伴走船・アイランドクイーンの見送りを口実に出港しました☆
クルーも疲れているのに、やっぱり海に出ると元気になってしまうタチ(笑)。
みんなで喜びながら2つのカヌーが大海原でランデブーしました(*^_^*)
どちらも先日、進水式に駆けつけて来てくれたデューク金子さんの手筈で、
チェコから小笠原へやってきたカヌーたちです。
このつながりに感謝です♡
ベルーガの船首にも美しいレイがかけられます。
沖に出て帰って来た後は、とても美しい夕焼けが待っていました。
レイに映えますね~
夜は島の居酒屋を貸切り、みんなで祝杯!!
今日は朝の4:30から集合し、漕いできているので、
解散は21時と言う健全な打ち上げでした♡
■さてさて、出発の朝です。
母島でも月ヶ岡神社に集まり、無事の復路の安全と成功をご祈祷しました。
復路である母島→父島の伴走船は朋漁丸。
操船が優しく、イルカが覚えていて寄って来てくれる漁船です☆
元々日除けが無いので、
頑張ってタープなどを使って、日除けを付けてくれる優しさがありました♡
母島のベルーガも見送りで沖に出す準備をしつつ、
母島→父島の打ち合わせを行います。
2台のOC6が並ぶ夢のような光景です。
昨日よりは若干海は悪いですが、航海できないほどではありません。
僕は子どもが翌日に2学期の始業式を控えているので、漕ぎ手は妻と交代し、見送り側になります。
ついに美しい朝にイケカイが母島を発ち、ベルーガが後を追いかけます。
なんて美しい光景なのでしょう♡
僕は島カヌーでさらにその後をつけて見送ります。
脇浜で伴走船の出発を待っているひと時。
イケカイとベルーガの姉妹が並ぶ、夢のような光景。
父島母島のカヌーの民にとっても嬉しい光景で、
みんなが口々に姉妹カヌーの再会を祝福し、未来について語っていました。
■朝日きらめく中、イケカイが父島に向けて出港しました!
ベルーガ、小ベルーガ(島カヌー)も後に続きます。
昔は当たり前だったこの複数のカヌーが沖に並ぶ光景は、感無量でした(*^_^*)
鮫が先からも見送りをして頂いていました♡
■ここから先は僕は参加していないので、あとから聞いた話ですが、
往路と違い、帰りがベタ凪の海域は皆無で、穏やかだったのは母島の島影だけらしいです。
今回このボヤージングには父島のプロカメラマンが同乗し、素晴らしい写真を撮ってくれました!
父島のハートロックを背景に。
往路より過酷な復路を一生懸命漕ぎ、
なんと朝6時過ぎに母島を発ったイケカイは13時過ぎには父島に到着したとのことです!
今回の父島~母島間の50kmの航海時間は7時間程度という事になります。
父島では往路の伴走船のアイランドクイーンも迎えに来てくれて、
感動の到着だったようです。
扇浦のレストハウスには沢山の横断幕が掲げられ、
沢山のご馳走で長い航海の無事の成功を祝っていたようです。
今回の成功は本当に多くの人と島の自然に支えられて大成功となりました。
交代しながら50kmの大海原を父島と母島をカヌーで繋ぐ。
過去にはサップや他のカヌー、ウィンドサーフィンで父島母島を渡った凄腕がいますが、
今回のボヤージングはみんなで繋ぐことにフォーカスした試みでした。
みんながひとつになって果たす。
すごい充実感に満たされたボヤージングだったと思います。
ついに夢を果たしたイケカイとクルーとその家族(オハナ)。
■大成功の中で、またさらに色んな課題がそれぞれに舞い降りてきました。
母島勢にとっても、普段のボヤージングはせいぜい往復1時間程度なので、
もっともっと漕ぎたい!という声が上がりました。
僕自身もパドリングの上達をもっとしなければと痛烈に感じました。
色んな素晴らしい発見にも繋がりました☆
本当にありがとうございました♪
このボヤージングの翌週には台風の接近があり、
天候的にも奇跡的な穏やかなひと時だったと思います。
帰りのははじま丸で妻も自分が漕いで渡った航路を再確認し、
海況的にもギリギリの隙間をいけた実感を持っていました。
本当に有難いひとときでした。
ちなみに、昨日最接近を迎えた台風15号ファクサイさん。
母島は強風域にすらほぼ入らず、
そよ風台風として通過していきました♪
「養生して損した」が一番です。
通過後の夕焼けがヤバかったです。
今回のボヤージングは漕ぎ手はもちろん、
伴走船や出発、迎えを支えるみんな(オハナ)に支えられた素晴らしいものでした。
これからもどんどん色んな事にチャレンジできる自信となりました。
ありがとうございました(*^_^*)