東名高速での"あおり運転殺人事件"の犯人が逮捕された。
殺人事件と書いたが、容疑は"過失運転致死"であり、危険運転での立件も見送られた。しかしながら犯人の35歳という年齢を考えれば、高速道路の走行車線で車を停止させることが重大な事故に繋がるであろうことは、容易に予見し得たと思うので殺人事件と書いたものである。しかも原因は、サービスエリアで注意されたことへの報復行動であるらしく、公道上における同様の運転トラブルも多発しているらしい。キレる若者という表現は定着しているが、今回の35歳は若者と呼ぶには些かの戸惑いを感じるが、若者と同じ幼児性から抜けきっていないと思えば納得がいく。今回の事件の遠因を考えると、的外れかもしれないが"ゆとり教育の弊害"かとも思える。ゆとり教育の弊害とは、文科省(文部省)が掲げた「学童の個性を重視して創造力のある人格形成目指す」目標が、教育現場では日教組的個人主義尊重の教育に変貌して、知徳に劣り集団になじめない人間を送り出したことと理解している。今回の犯人にすれば、公道も自分のテリトリーであるとともに、違法な駐車にしてもその駐車方法が自分にとって最も便利なものであり、他人の迷惑など考慮だにしなかったものではなかろうか。それ故、他人の注意は自分の権利の侵害と感じるとともに、後続車が追突したことすら自分のテリトリーに侵入した車が悪いとさえ考えているのではないだろうか。
ゆとり世代が幅を利かせる今"憂き世の習い"は通用しない、息苦しい世情が続くかもしれない。