glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

お節料理

2005-12-29 09:33:24 | エスペラント
 今年はクリきんとん以外はお節を作らないことにしました。30年使った餅つき機も先日処分しました。例年なら、もうガタガタと準備に追われるのに、何をしたら良いのか勝手が分りません。お節作りは単なる正月のためではなく、去り行く年へのけじめをだったと、今頃になって感じています。

 【今週のインターネットテレビ】

 今週は見る時間が無く、昨日はパソコンをつけたまま他の事をし、時々覗き、番組を確認しました。主なフィルムは1987年の第72回のワルシャワ大会でした。
 この大会参加が私の初めての海外旅行でした。ザメンホフの生まれた町ビヤリストックに彼の胸像が立てられ、除幕式がありました。先年他界した友人は途中レストランに雨傘を忘れました。後からパトカーがサイレンを鳴らしてバスを追いかけて来るので何事かと思ったら傘を届けてくれたそうです。

 この大会はエスペラント誕生の100年祭でした。集った人々の熱気が伝わってきました。ワルシャワの文化宮殿前では、東ヨーロッパの人達が自慢の民族舞踊や歌を披露し、会場の内外とも熱気に溢れていました。文化宮殿はエレベーターを間違えると目的の部屋に行けないほど広く恐怖さえ感じほどの巨大さです。植物園や水の宮殿を案内してくれたアリナはモスクワに押し付けられたポーランドの恥じと言っていました。
 私が感動したのは広々とした玄関に飾られた素朴な子どもたちの作品です。日本でも今でこそ、子どもの才能に目を向け、作品を集めたビイェンナーレ展等がますが、当時国立の大会議場の玄関に子どもの作品を常に飾ると言う発想はなかったと思います。現在については知りません。
       


 放送の最後の場面には大会終了を惜しむ人々の姿があり、日本人の姿もあります。もし、私の目が狂っておらず、現在アジア・モヴァードで活躍する堀さんが参加しているとすれば、最後の場面で石に腰掛けているのは若き日の彼ではないかと思いました。見間違いかも知れません。興味のある方は確かめて下さい。

 エスペラントの格言はお休みです。
コメント (2)
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