”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

平湯の湯X2&荒神の湯X15

2019年05月23日 | 
■AmazonFireタブレット
自宅を出て10km程来たところで忘れたのに気がついたが、戻るのが面倒でそのまま奥飛騨に来た。寝転んで本は読めないし落語も聞けない。ちょっとWi-Fiに繋いでメールチェックも出来ない。ノートPCでも可能だがその都度起動するのが面倒。充電もFireならモバイルバッテリーでOKだが、ノートだとシガー電源を使うのでアイドリングしないといけない。忘れてタブレットの便利さを痛感した。

■外国人も車中泊
3日前から成田ナンバーのレンタカーを何度か見かけた。今朝荒神の湯朝風呂に行ったら昨夜から停まったままで若いカップルが川沿いのベンチで景色を眺めていた。レンタカーで移動宿泊したら、安上がりで自由自在。今後こんな旅人が増えてくるだろう。



■蛇は吉兆と言うけれど
荒神の湯に浸かってから、平湯へ移動。湯小屋手前の池に2mは有るでかい蛇が泳いでいた。福地山の登山道でも1m程の蛇を踏みそうに成った。蛇に遭遇するは幸運と言うがあまりイイことは起きない。無事湯治が出来たのでまあ運が良かったと言えるかも。

・新緑が眩しいこの季節は、老人には息苦しいなあ


・平湯民俗館内の食堂、rokujiだから6時から、イイね


■食堂rokujiと篠原無然:篠原禄次(本名)
福地山にも無然平という地名が有る、鞍部に成っておりここに小屋を造り山籠りしていたらしい、民俗館の脇には無然の資料館が有り地域の人が未だ教えを伝承している。民俗館の食堂がなぜ「禄次」か不思議だったが篠原の本名から取ったと思われる。牧水が平湯を訪れた大正10年は篠原も平湯に居た可能性が有るなあ、98年前の事である。



・平湯峠へのゲートが開いていたので入る


・牧水の歌碑、大正10年10月、峠を越え高山へ下る。みなかみ紀行の平湯温泉の段は面白い


■ハゲ頭の老案内人・・「としよりの喜ぶ顔はありがたし残りすくなきいのちを持ちて」・・牧水
白骨→上高地→焼岳→中尾→蒲田(栃尾?)→福地→平湯・・と案内してきた老人と牧水が平湯の宿で飲んで唄って大騒ぎ。当時の平湯には宿が一軒と共同浴場が1ヶ所有っただけらしい。この案内人は白骨に戻ってその後どうなった、最後は古川に戻ったのだろうか。老人とは言うがおそらく50歳?台程、43歳で亡くなった牧水より長生きしたと思われる。ネットに大正時代の平湯温泉の写真が有った、二人が泊まったのはこの宿の屋根裏部屋かな。

・ひだの平と白山遠望
コメント
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