多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川沿いの白い道

2011-12-25 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
この写真、多摩川サイクリングコース、立川から昭島に入ったあたりであります

はるか遠方に奥多摩の山並みが見え、その手前には赤いアーチで目立つ多摩大橋がある

そして手前の道は白く、これを撮った初冬はまだ草が緑だった

なんだかイタリアみたいな色のコーディネートであります

ただここの一番のインパクトの色は真っ白く続く道でしょう

多摩川沿いの道(もちろん未舗装の場合!)は関東の赤土が殆どですが、ここだけ花崗岩か何かを入れ土したのか、ご覧の色です

一昔前の観光キャッチコピー風に書けば、白が際立つ夏の晴れた日のその鮮烈な白は、あなたの心象に中にいつまでも残ることでしょう

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羽村で一本ポツン 多摩川の目立つ木シリーズ

2011-12-23 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
多摩川沿いの目立つ木シリーズ、以前にもいくつかご紹介ましたが、なかにはその後台風でかなりやられたのもあります

ただこの写真の木、しぶとく残っています。それも殆ど無傷で

まわりに似た高さの木がなく野中の一本立ちだから余計目立つ

写真は少し前ので最後の紅葉の頃のですが、今は丸坊主の落葉状態でしょう

またそれもそれで絵になるツリーです

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奥多摩はどこから始まる?

2011-12-18 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
というタイトルですが、明確に線引きできるものでもないでしょう

多摩川沿いに上流へ行くと写真、羽村のあたりから山が皮に迫る奥多摩モードになってきます

もっとも下流の聖蹟桜ヶ丘、国立あたりから予告編みたいな雰囲気がチラホラしてきます

寒さや霜などもこのあたりが分かれ目かもしれません

なお当ブログでは奥多摩は対象にしてませんので念のため

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多摩川から雪の富士山の季節です

2011-12-06 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
というタイトルで、そろそろ雪の富士山が多摩川沿いからも眺められる季節になりました

おお晴朗の朝雲に

聳ゆる富士の姿こそ

金甌無欠揺るぎなき

我が日本の誇りなれ

の季節で、『愛国行進曲』の一節ですが勇ましくも難しい

ところで特に写真好きの人は、多摩川沿いのどこがベストの撮影ポイントかとなります

色々なポイントがありますが、手前にビルや民家などが少なくて、ある程度の高さの山も手前にあって富士山を引き立てる場所となると限られてくる

結局、写真みたいに国立あたりとなるのでしょうか

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立川の白い川辺にて…

2010-07-16 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
という冗談的なタイトルです。川の水辺というのは多摩川に限らずどこも似たようなもので、石ころがころがっているとか草が生えているといったところで、海に近い河口なら砂地で貝殻がころがっているといったパターンです

しかし多摩川の水辺には写真のように、川岸が真っ白なところがあります。正体は泥です。関東は大体が赤土で多摩川もそうですが、ここはなぜか白い泥が固まってご覧のような眺めとなっています

はるかな国の白い川辺なら宮沢賢治的な世界にもなるが、立川の白い川辺じゃサマにならないなんて申しません。が、惜しいのは規模が小さいことで、この白い川岸が数キロに渡って延々と続いていたらテレビでも大々的に紹介されるでしょうが、せいぜい数十メートル程度では取り上げるのは当ブログくらいとなります

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多摩川のヘビにご注意

2010-06-29 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
昨日はねむの木の花の話でしたが、ねむの花のシーズンはヘビシーズンでもあります。多摩川の河川敷にはヘビがいる。ヘビに注意の立て札は立川より上流に多いですがそれより下流でもいます

私が見たのでは1メートルの大物もいました。1メートルは当然長さで直径ではありませんが太さはクロスバイクのタイヤくらいはありました。終戦直後、自転車のタイヤのなかった時代にヘビをタイヤ代わりに使ったという話がありましたが確かに使えそうでした

自転車人が注意すべきは道を横断中のヘビをひかないことでしょうが、もし不幸にひいたら交通事故みたいにこっちも不注意だったが飛び出すヤツも悪いみたいな口論になるのでしょうか

さて、写真の立て札、羽村の多摩川沿いのものですが、子ども向けも意識しているのか絵はなかなかリアルで正確です。ただ一つ難を言えば実物はこんなに可愛いつぶらなひとみではないのでは。確かにマムシが出ても全然おかしくないマムシのパラダイスみたいな場所でしたが、羽村市教育委員会だのPTA連合会だのを入れると警告効果が倍増するのでしょうか

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玉川上水 羽村陣屋門

2010-06-11 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
この写真、タイトルの通りというか正確には陣屋の門です。説明によれば玉川上水ができると上水の管理をするための役所の陣屋が設けられた。この門を入ると陣屋敷や水番小屋があったとのことです

門の中には今はもちろんそういう建物は残ってないが、門だけは残っているわけです。ところで場所は先日ご紹介した玉川水神社のすぐ隣で、神社に参拝すれば嫌でも目に入ってくることでしょう

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●新緑の多摩川シリーズ8 ●羽村から先は奥多摩?

2010-06-07 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、今回は終点の羽村の玉川上水取水口のすぐ手前です。前回の福生あたりとどう違うかと言うと、写真のように川幅がせばまり、河原も狭くなって両側から山も迫ってきます。ついでに言うとこのあたり、多摩川でも有数の釣りスポットでもあります

ということは、このあたりから奥多摩エリアで今回のシリーズもいよいよおしまいになりそうですが、話はまだ続きますので次回もどうぞ

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●新緑の多摩川シリーズ 7 ●福生は山の中の街?

2010-06-06 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、だんだんと終点に近づいてきました。前回は拝島で、要するにこの辺になると田舎で山が近くなるという話でしたが今回は昭島市の北の福生市であります

米軍基地の街の福生には多摩川沿いの田舎という顔もあり、どういう田舎かというとズバリ写真の通りです。別に説明しなくてもおわかりのように、要するにこのあたりまで来るとさらに山が近くなり建物が殆ど見えなくなる。多摩川の向こう岸にあるのは山と林でそのまた向こうに奥多摩の山並みも見えてきます

なお写真でははっきりしませんが、はるか上流にはJR五日市線の多摩川鉄橋も見えてきます

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●新緑の多摩川シリーズ 6 ●森が深くなる拝島

2010-06-05 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、前回の昭島の今回も同じ昭島市で行政区画は同じだが、さらに上流の拝島エリアに入ったわけです

どこがどう変わると言えば写真でもチラッと写っているように山が近くなってきて、河原もだだっ広い草地でなく、雑木林が増えてきて山の中森の中のムードが増してきます

とは言ってもときどき横田基地の米軍機が低空で飛んで、この区間は羽田、調布と並んで多摩川沿いの空港エリアなのでした

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●新緑の多摩川シリーズ 5 ●昭島の渓流

2010-06-04 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、前回の立川の多摩川沿いの広々とした草地を離れ再び土手上の道を行くようになると、左手下に見えてくるのが写真のような急流であります

硬い岩盤を多摩川の流れが削って渓流ができたようで、「多摩川八景」の一つにも数えられています。「八景」と言いましたが、八景のランキングでもトップクラスでベスト3あたりでしょう。今回みたいな行程だと高揚感も盛り上がる場所でもあります

ただ意外なのは特に名前がついていないことで、江戸時代頃に何々渓とか、難しい漢語の名前が付いても不思議はないのですが、タイトルのように「昭島の渓流」と事務的に呼ばれています

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●新緑の多摩川シリーズ 4 ●立川の「大草原」?

2010-06-03 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
新緑の多摩川沿いに狛江から羽村に向かうシリーズ、前回の府中の次は立川であります。多摩川の右岸沿いにさかのぼると府中の次は国立では、少し飛躍では、と思うかもしれませんが、国立区間は短いのでとばしました。ただ国立エリアにもそれなりの見所はありますのでそれはそれで別の機会にご紹介します

多摩川に沿っての立川の見所は、写真のような広々とした草地でしょう。JR中央線の多摩川鉄橋を挟んでエンエンと広がっています。草地ばかりでなく雑木林も少しはありますし、猫もいればマムシもいます。また写真ではよく分かりませんが奥多摩の山も一段と近づいて見えます

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木造にこだわり? 貝殻坂橋

2010-02-24 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
多摩川サイクリングロードが国立を抜けて立川に入る境のあたり、多摩川の支流の根川にかかっているのがこの写真の貝殻坂橋です。貝殻坂というのは橋に降りて来る手前、国立側の坂道ですがこまかい話をするのは面倒くさい

この橋、特に自転車人の皆様はおなじみのはずですが急げ急げで通り抜けて、この橋なんぞどうでもよく気にもしてないのでは。が、ご覧の通り、短いながらもオール木造に隅々までこだわり、しかも上部のデコレーションなどなかなか凝っている。写真では小さくて見えませんがてっぺんには変なマークが入っていて、根川貝殻坂橋と書いた立派なネームプレートもあります

というわけで多摩川本流ではないものの多摩川周辺ではかなりユニークな橋ですが、わざわざ見物に行く人はいるでしょうか

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奥多摩の山並み展望ベストは福生?

2009-11-01 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
多摩川沿いから奥多摩の山並みの展望はどこがいいかと言えば福生あたりでは。別に福生が好きで愛しているわけでもないですが、やはりこの辺となるでしょう。付け加えれば福生の両隣りの羽村と昭島にも、探せばまあまあの展望場所があります

この辺からの展望がいい理由は山に近づいているが、かと言って山の中にはまだ入らないという絶妙のロケーションにあるのでは。福生と一言で言いましたが、場所によって微妙な違いもあるのでそれは各自ご研究下さい

ただいつも見えるかというとそんなに甘くなく、山の名前まではっきり分かるくらい見えるのは冬以外だと台風の後の空気が澄んだときくらいしかありません。写真はそうしたひとときです

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多摩川から奥多摩の山並みを見れば…

2009-10-24 | 多摩川の景色 国立・立川・羽村他
多摩川の緑の季節もそろそろ終わり、と以前書きましたが、今年はなぜかしつこく青々としているようです。この写真、福生から羽村にかけての多摩川の川筋で、この辺まで来ると奥多摩の山並みも近づいて写真でも上流に写っています、となります

ところでこの写真、水の色にご注目下さい。普段なら清流というか澄んだ流れですが、このときは台風で濁った後再び元の清流に戻りかけている、ちょうどその変わり目です

写真では分かりにくいですが、青味がかった白濁色でその濁り具合と青の微妙な組み合わせが何とも言えない。水量も普段より多くて勢いがあり、増水の荒れたさまから穏やかな日常に戻るところ、川の流れは生きていることが感じられる、と何だか骨董品の鑑賞みたいになってきました

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