1964東京オリンピックは立派だった…五輪記念硬貨の箱

この写真、ご覧の通り1964東京オリンピックの記念硬貨の箱です

中身のコインより箱というのがミソです

安っぽいビニールクロスの箱に不釣合いに、和箪笥みたいな手の込んだ金具がついていて大切な昭和のお宝の思いがにじんでいます

大体、記念グッズは10年もすればどこかへ消えてなくなるのが大半なのに、50年近く経っても箱付きで残った

やはり日本の大行事だったのでしょう

TPPは田舎で考えるべし

TPPに参加すると日本の農業が滅びる、などと言われています

東京で部屋にこもってネットや新聞ばかり見ていると確かにそういう気もしてきます

しかし写真みたいに田んぼの中にいると考え方、少し変わってきます

TPPやアベノミクスがどうなろうと、目の前の田んぼが消えてなくなるわけでもなし

農業が滅びるなんて観念的・図式的な発想のほうがむしろ気になってきます

放射性物質から命を守れといった発想も劣らず観念的ですが、現場から離れていると、とかく観念に流れやすいのでは

そして田んぼを眺めて日本の農業の先行きを心配するなら、耕作放棄地の心配のほうが余程実感もあるのですが