多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

歌舞伎座三月歌舞伎(昼)…芝翫と『男女道成寺』の雀右衛門が見どころでした

2018-03-18 | 歌舞伎つぶやき
今月の歌舞伎座、昼の部です。

『国姓爺合戦』、注目は和藤内の愛之助ですが無難にこなし、それに東蔵・秀太郎・芝翫と芝居がそろっていました。

『男女道成寺』は花子の雀右衛門がサラリと踊ると思っていましたが、男女なのか意外と大きく動いていたのが印象的。
『道成寺』と言えば京鹿子の方をイメージしがちですがここが違いかも。
あと、松緑の狂言師は抑え気味で引き立て役と言ったところで、長唄と常磐津もよかった。

昼の部の最後の『芝浜革財布』は芝翫がうまく孝太郎もよく合わせていて、他も役者衆も粒のそろった舞台で成功でした。

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中韓に「特別の会釈には及ばず」…福沢諭吉『脱亜論』

2018-03-18 | Weblog
一昨日になりましたが明治18年のこの日3月16日は福沢諭吉が『脱亜論』を発表した日です。

不幸なことに日本には支那と朝鮮という隣国がある、近くにあるというだけでこんな恥を知らない国と一緒にされるのは迷惑だ、文明を受け入れようともしない支那朝鮮とは付き合いたくない。

有名ですがおよそこんな内容です。

ただ福沢諭吉は支那朝鮮と国交断絶せよと主張しているわけではありません。

隣国だが「特別の会釈には及ばず」と結んでいます。

支那朝鮮は文明を受け入れようともしない国で、こんな国には隣国だからといって特に配慮するする必要などない。
余計な配慮などすれば不幸を招く…。
福沢諭吉に限らず当時の日本人はこのことが分かっていたから、遠慮などせず日清戦争で清朝の脅威を退けることができました。

しかし特に戦後の日本はこのことを忘れたため、支那朝鮮が隣国という不幸が再来。

これが『脱亜論』の教訓では。

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