これまた森友の陰に隠れたニュースですが米国で台湾旅行法が成立。
さらにまた名前が観光客誘致のようにも聞こえて分かりにくいですが、要するに米台の間で首脳レベルの行き来を認めるという内容。
米国、これまで日本と同じく中共の顔色うかがっていたのに比べれば画期的です。
保守の人には残念ですが、台湾関係強化、日本より米国が一歩先んじました。
対して中共。
台湾に対しては恫喝していますが、米国に対しては吠えつつも顔色をうかがう。
相手の強弱次第で態度をガラリと変えるのは清朝とまるで変ってなく笑えます。
それはさておき米国、いったいどういう意図で台湾と関係強化するのか?
中共が北朝鮮制裁にあまり協力的でないことへの報復ともとれますが、トランプのことだからそんなまわりくどいことでなくもっと単純では?
中共が力をつけてきたのでパートナーから脅威として警戒するようになった。
要するにこれでは?
実際、トランプ就任前後から米国の対台湾外交、ブレることなく一貫して強化一筋です。
そして日本の保守の人にはこれで日米韓から日米台の同盟に米国は軸足を移すとの見方もありますが、それはいささか希望的観測先行では。
ただし曲折はあってもそうなっておかしくないし、やはりそうなるべきでしょう。