総選挙と言っても来月行われるドイツの総選挙です。
世論調査によれば「保守系」のCDUが首位で、「極右」のAfDがそれに続き、以下はショルツのSPDや緑の党だとか。
話の本筋からはそれますが、日本の自民みたいなCDUが「保守」で、それより右のAfDを「極右」と呼ぶのはマスコミの悪意に満ちた用語法で、CDUは「リベラル」でAfDを保守と呼んでもおかしくない。
それはさておき話を戻すと、注目すべきはこれらすべての「保守」や左の政党がAfDの連立を拒否していることです。
単純図式化をおそれずに言えば、冷戦期から左翼にすり寄ってきたドイツの既成政党は、この期に及んでも左翼迎合に固執し保守新勢力を排除しようとしている。
AfDが「真正保守」かは別として、保守新勢力であるのは確かでしょう。
そして左翼となれ合っている既成政党が保守を排除する構図、日本でも起きておかしくないし既に起きている。
「既に」の例が自民党内での高市さんはずしで、ドイツの既成政党と同じく自民も保守を捨てて左翼迎合リベラルと化しているのでは?