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トランプ自慢のウクライナ和平交渉ですが、ほぼロシアの側についています。
プーチンがその気になればウクライナの全領土を占領できるとか、支援の代価としてウクライナは自国の資源をよこせなどと、和平の仲介者とは到底言えない。
19世紀列強の植民地分割のようなやり方で、ロシアと米国で「ウクライナ分割」を画策しているのかとすらとれます。
ただ和平交渉の結果にかかわらずこれまでに明らかになったのは、こんな米国は信用できなくなっていること:
これは日本にあてはめればよく分かります。
日本や台湾有事の際、仮に米軍が出動して中共を退けたとしてもトランプならその代償に日本や台湾の領土をよこせなどと要求してくるでしょう。
中共との和平交渉にしても、習近平がその気になれば日台の全領土を占領できるなどと脅して和平交渉には日台に口出しさせず米中の好都合なように決めるでしょう。
日米首脳会談で日米安保が確認できたと石破は喜んでいるかもしれないが、もはやその「常識」は通じなくなっているのでは?
それでは日本はどうすればいいか?
米国が信用できなくなったから中露と等距離で対話をなど問題外で、米国に過度に依存せず、核武装も含め日本は自前の国防力を強化するしかないのでは?