多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川の天気は崩れるぞ…冬の雲

2010-01-16 | Weblog
写真のような雲は今頃の真冬にはあまり見られずこの写真も初冬のものですが、こういう雲が出ると天気が崩れるな、と思います

ただ崩れると言っても、そうなるまでは結構時間がかかって、こんな雲を見たのを忘れた頃に天気が悪くなることも多く、特に冬は崩れのパターンもまちまちなようです

それにしても多摩川沿いは都心よりも空が広い分、雲がよく観察でき、河口から奥多摩までこまめに動けば(と口で言うのは簡単だが…)、さらに観察範囲も広がり、多摩川の雲ブログもできそうですが、そういうサイト、実際に存在するのでしょうか

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羽田空港から富士山!

2010-01-15 | 多摩川の景色 世田谷・大田
この写真、今年のお正月に羽田空港から朝焼けの富士山を撮ったものです。手前の建物は建設中の国際線新ターミナル。多摩川とどう関係があるかと言えば、この新ターミナルと富士山の間を多摩川が流れているのであります

以前、川崎側から多摩川の対岸にある新ターミナルと羽田空港を撮った写真を投稿しましたが、今回の写真は多摩川を挟んでそのちょうど反対側から撮ったわけで、地理オンチの女の子は位置関係がお分かりかな

富士山の写真とくれば写真ファンは撮影スポットはどこだ、となるでしょうが、ラウンジからしか見えないよ、などとキザなことは言いません。誰でも入れる一般待合室で、しかも赤ん坊のオムツをこっそり代えられるような目立たない場所です。ただ実はラウンジの方が富士山の展望はいいですが、ああいう所で写真を撮る人はあまりいなくていかにも田舎者みたいなのでやめときました

それにしても、富士山を目の前に国際線ターミナルを建てるとはなかなかやるじゃないか。実際は他に建てる場所がなかっただけの話しかもしれませんが、これで成田とまたまた差がつきました。やはりニッポンは桜に富士の右翼で、これで外国人にもおおいにアピールできます

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多摩川の彫刻はおもしろい?

2010-01-14 | Weblog
絵画や彫刻の分からない人間が、芸術作品をサテどう評する、となると基準は「笑える」かどうかしかありません。それが少し進化すると「おもしろい」かどうかとなるのでしょう

この写真の彫刻、多摩川沿いではなく土手から一歩入った通りにありますが、さしずめ「笑える」と「おもしろい」の中間あたりでは

男女の像を石から掘り出す発想はすごいが、全部掘り出すのが面倒くさくなってお花マークをつけてすましちゃった、みたいに見えなくもないですが、石から掘り出されているのがこの作品みたいな普通の男女じゃなくて仏様なら思想と信仰が付着して、「笑える」から一歩踏み出して「おもしろい」になったのでは。お賽銭を置いて拝む人もでることでしょう

とか言いましたが、それにしても不特定多数を相手にするアーティストは大変ですな

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向こう岸に日は沈み…

2010-01-13 | Weblog
同じようなタイトルの写真が続きますが、これも冬の多摩川の夕日です。通勤でこの時間帯に多摩川サイクリングロードを使う人はおなじみの光景でしょうが、やはり夕暮れ時は昼間とは違ったムードがあります

対岸の川崎や稲城に日が沈みますが、昼間ならスーパーだ駅だラブホテルだとバカバカしく見慣れていても、夕暮れでこうしたチャゴチャしたのが見えなくなると、向こう岸は西方極楽浄土か彼岸の世界かと一瞬オゴソカな雰囲気になります

写真では手前にある枯れ草や壊れかけた橋げたも、昼間は全然どうということはないが夕日に染まるとすべては影となって浮かび…、これはあなたの心の中の世界が浮かんできたのですぞ、となるのであります

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府中競馬場のメインスタンド

2010-01-12 | Weblog
多摩川沿いではないが、まあ近くにあるということで府中の東京競馬場はたびたびご紹介しています。で、この写真は府中街道・府中本町駅側から眺めたメインスタンドの大屋根です。かなり遠くからも目立つランドマーク的存在でもあります

しかしこうやって壁の外から眺めると、競馬をやらない人間からすれば競馬場というのは中で何をやっているか分からない巨大で不気味な存在で、その点米軍基地に似てなくもない

ただ米軍基地は軍隊と戦争の荒々しさがどことなく漏れ出ているようなコワイ部分がありますが、競馬場はやはりギャンブルのバカバカしさが端々からこぼれてくるようです

と、米軍基地の話が出ましたが、そのうち、多摩川側から眺めた横田基地なんて記事をやるかもしれませんのでお楽しみに

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多摩川の河原が焼けた!

2010-01-11 | Weblog
多摩川の河川敷の草が燃える火災(?)は、ニュースになるほどの規模のものなら年に一回あるかないかですが、小規模ならしょっちゅうあります。極端に言えば対岸の河原から煙が上がるのを見ながら仕事に出かけることもあります

小規模の中でも一番小さいのは焚き火がバッと燃え上がった程度でしょうが、この写真の焼け跡、小規模の中でもかなりの規模、と言っても何のことか意味が分かりにくいですが、ニュアンスはお分かりかな。写真では対岸に写っている聖蹟桜ヶ丘の町と見比べて、これが多摩川の河川敷じゃなくて都心の住宅地だったらどのくらいの面積か、と想像してみると規模が見当がつくのでは

ところで河原が焼けるのはどの季節の季語というか風物詩かですが、シーズンは一面枯れ草で風の強い冬の今頃が真っ盛りで、当然ながらシトシト雨のふる梅雨時に緑の草が派手に燃えるようなことはありません

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多摩川に日は沈み…

2010-01-10 | Weblog
長々と続いた「多摩川初詣シリーズ」は昨日にて終わり、今日からは平常どおりの営業になります

その第一弾がこの写真で冬の多摩川に沈む夕日です。いつ撮ったかと言えばほかならぬ去年の大晦日で、2009年の最後の日没なわけです。が、初詣シリーズの次が大晦日の夕日だと順番がメチャメチャなので、一応こういうタイトルにしておきました

ところで、大晦日のこの時間の多摩川サイクリングロードですが、寒いとか暗いとかを別にすると人がきわめて少ない。だから今頃言っても仕方ないですが、年末年始の休みの穴場の時間帯でもあります。覚えておいて今年の年末の過ごし方の参考にでもして下さい

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等々力不動尊 多摩川初詣シリーズ14

2010-01-09 | Weblog
初詣シリーズもそろそろやめにしようかと思いましたが、大物を忘れるところでした。等々力不動尊です

もっともここは多摩川本流からは離れていますが、多摩川の支流の矢沢川沿いということで強引に取り上げました。写真は目黒通りからのものですが、ここから入って本堂だけ拝んでサッサと帰るのはもったいなく、この裏手の急坂を下って不動尊の霊場をまわるのが本筋でしょう

となると交通の便は東急大井町線の等々力駅で下車しゴルフ橋のところで等々力渓谷に降りて写真のところまで登ってくるのが正統派では

ということで自転車人には申し訳ないですが、このコースは多摩川サイクリングロードからょっと入って、と気軽に立ち寄るには無理がありますので、ご了承くださいませ

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関戸九頭竜神社 多摩川初詣シリーズ13

2010-01-08 | 多摩川沿いの神社
この写真の神社というか祠、多摩川沿いの町聖蹟桜ヶ丘の駅からも多摩川からも近いところにありますが、道順は文章で書くと面倒くさいので各自調べて下さい。わざわざ遠くから初詣に行くというより何か来たついでにお参りするといったところでしょう

それにしても九頭竜という名前は、小さな祠に似合わずと言ってはバチがあたるがカッコいい。九頭竜はもとは仏教の神だそうですが、多摩川の水神と関係があるのでは、とロクに調べもせずに推理しています

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稲城大橋そばの島守神社 多摩川初詣シリーズ12

2010-01-07 | 多摩川沿いの神社
正月三が日はとっくに終わったのもなんの、今日も引き続き多摩川沿いの初詣シリーズです

今日ご紹介するのは稲城大橋そばの島守神社で、場所は稲城大橋の稲城側から少し南に下ったところにあります。初めての際は稲城大橋下流側歩道の上から社殿の千木がチラホラ見えますので、それで場所の見当をつけて行けばいいでしょう。ただ土手上のサイクリングロードや車道からは殆ど見えません

例によって由来も何もよく分からない地元の鎮守の神様的な神社ですが、社殿とか最近改修したと見え、手前の狛犬も新しく、コワイ顔と手まりみたいなきれいなボールが印象的です

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是政八幡神社 多摩川初詣シリーズ11

2010-01-06 | 多摩川沿いの神社
昨日に続き今日も多摩川初詣シリーズです。今日ご紹介するのは府中の是政八幡神社。場所は多摩川にかかる是政橋から府中街道が競馬場に向かいますが、橋と競馬場の中間あたりから少し入ったところです。が、道順がややこしいので説明は勘弁してくれ、電車では西部多摩川線の是政駅が最寄りでしょう

この神社は天正年間にできたが天明の多摩川の洪水で流され、川沿いから離れて現在の場所に移ったとのことです。洪水で川から離れた場所に移ったという多摩川沿いの神社ではよくあるパターンです

ところでこのあたりの領主だった井田是政のことは当ブログでときどき取り上げましたが、競馬場と井田是政の関係とか、話の奥は深く、是政専門ブログや是政オタクサイトができるくらいですが、そこまではやらないにしてもまた機会があったらご紹介します

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矢口の東八幡神社 多摩川初詣シリーズ10

2010-01-05 | 多摩川沿いの神社
いつまで初詣シリーズをやってんのよ、とお思いかもしれませんが、まあそう言わずに読んで下さい。今回は昨日の国立からまたドンと下流に飛んで大田区矢口の東八幡神社です

場所は多摩川大橋東詰めから、車道か土手の上のサイクリングロードを少し北上すると右手にあります。社殿が奥まったところにあり、建物もいたって地味なので気がつかないかもしれません

この神社の由来もまた全然分かりませんが、多摩川の対岸にあるどこかの八幡神社と関係があるのでは、と推理しています。歴史好きの人は調べてみたらいかがかな

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国立の青柳稲荷神社 多摩川初詣シリーズ9

2010-01-04 | 多摩川沿いの神社
昨日までは二子玉川周辺でしたが、今回は場所がドーンと飛んで国立の青柳稲荷神社です。場所は多摩川サイクリングロードが国立から立川に入る手前、車道を通るところで詳しくはバックナンバー記事「多摩川サイクリングロードガイド 国立から立川へ」をご覧下さい。ただ電車の駅からとなると歩いてすぐの便利な駅は見当たりません

この辺は住宅地が終わって多摩川沿いの樹林になり、周囲には結構緑が多いです。この神社の由来は多摩川の大洪水と関係があるそうですが、詳しいことは境内に書いてありますので興味のある方はそちらを

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二子新地の二子神社 多摩川初詣シリーズ 8

2010-01-03 | 多摩川沿いの神社
昨日は東急田園都市線の二子玉川駅の近くにある諏訪神社をご紹介しましたが、今日はその対岸の川崎側にある二子神社です。なんだか場所や名前がややこしくなってきましたね

この神社もまた、別に本格的に調べたわけでもありませんが由来とかは全然分かりませんが大きくて目立つ千木が印象的ですな。ただ深い鎮守の森があるわけでなく、おまけに岡本太郎さんの作った「岡本かの子文学碑」のニョロニョロモニュメントがすぐそばにあって、すっかり街中の神社になっています

交通の便は二子玉川から二子橋を渡って、橋の西詰めから多摩川に沿っている車道を上流に行けば神社が見えてきます。平行してほぼその下を通っているサイクリングロードからも、チラッと見えます

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二子玉川の諏訪神社 多摩川初詣シリーズ 7

2010-01-02 | 多摩川沿いの神社
昨日は東横線の多摩川沿いの浅間神社をご紹介しましたが、今回は東急田園都市線の二子玉川の諏訪神社です。例によって由来とかは全然わかりません

写真では鳥居の奥、左側に石段がありますが、そこをのぼったところが社殿です。場所は新二子橋東詰のすぐ北側、写真でも木の間から橋がチラッと見えております

道順は田園都市線の鉄橋の下から多摩川沿いにある車道を少しばかり上流に向かい新二子橋をくぐるとすぐ、右手にありますがあまり目立たないので見落とすかもしれません。多摩川沿いの駅から歩いてゼロ分という寺社は聞いたことがありませんが、ここはかなり駅から近い方でしょう

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