個人型DCでの運用商品が二つで、そのうち一つが安全資産の預貯金、
もう一つが投資信託の場合のリターンとリスクの計算方法です。
今週は、リターンについてです。
SBI証券の個人型DC(SBI証券では個人型年金と表示されている。)の
元本確保型商品のうち、預貯金は、スルガ確定拠出年金スーパー定期
を選択したとします。預入期間は1年ですが、途中で解約しない限り、
1年ごとに自動継続となります。
利率は0.01%です。
投資信託は、バランス型のDCインデックスバランス(株式20)を
使うことにします。
この株式20というのは、株式を20%組み入れていると言うことです。
こちらのリターン(収益率)は、投資信託(ファンド)を設定してからの
平均が3.13%です。
この二つの商品を半分ずつ(50%)、個人型DCの運用商品にしていた場合、
期待リターンは、0.01×50%+3.13%×50%=1.57% です。
期待リターンと言うのは、将来において確約されているリターンではありません。
過去の実績から、現時点で計算されるリターンということです。
運用商品の組み入れ比率を変更する場合は、50%のところを変えてください。
尚、SBI証券の個人型年金(個人型DC)の運用商品は、こちらです。