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簡便法でのリスクの計算

2016-07-12 10:59:25 | 確定拠出年金・個人型

さて、いよいよとリスクの計算です。

計算に使う資産の組み合わせは、一つが安全資産の預貯金、もう一つが投資信託です。

先週と同じ商品を使います。

預貯金は、スルガ確定拠出年金スーパー定期

利率は0.01%です。 当然リスクはありません。

投資信託は、バランス型のDCインデックスバランス(株式20)です。

こちらのリターン(収益率)は、投資信託(ファンド)を設定してからの
平均が3.13%、リスク(σ=標準偏差)は、3.91%です。

この二つの商品を半分ずつ(50%)、個人型DCの運用商品にしていた場合、

1年後に予想される最大損失率は、(3.13%-2×3.91%)×0.5+0.01×0.5=-2.34% です。
 ※小数点第3位を四捨五入しています。

この商品の組み合わせで100万円の資産がDC個人型にあった場合、
1年後に資産が、100万円から976,600円に目減りする可能性が
あると言うことです。

上の式で、リスク(σ=標準偏差)に2をかけているのは、リターンのブレ幅が
2標準偏差内に収まる確率が95%だからです。

う~~ん、こういう話は嫌いだ、と言う方も多いはず。
 必要なことなので、少しだけお付き合いください。

⇒来週に続きます。

尚、SBI証券の個人型年金(個人型DC)の運用商品は、こちらです。

https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_other&cat1=other&cat2=personalpension&dir=personalpension&file=derivative_pen_list.html#s07

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