先週は、リターンがマイナスの場合、1年間にこうむる損失は
どれくらいかでしたが、リターンがプラスの場合はどうなるのか?
計算に使う商品は、先週と同じです。
預貯金は、スルガ確定拠出年金スーパー定期
利率は0.01%です。 当然リスクはありません。
投資信託は、バランス型のDCインデックスバランス(株式20)です。
こちらのリターン(収益率)は、投資信託(ファンド)を設定してからの
平均が3.13%、リスク(σ=標準偏差)は、3.91%です
計算式は、(3.13%+2×3.91%)×0.5+0.01×0.5=5.48% です。
つまり、上記二つの運用商品が、それぞれ50%ずつの場合、
資産残高が100万円とすると、1年間に、1,054,800円まで
値上がりする可能性があると言うことです。
先週の記事と合わせると、値下がりは最大で976,600円、
値上がりは、最大で1,054,800円ということになります。
この範囲に収まる確率が95%で、それ以上、それ以下になる
可能性は、それぞれ2.5%です。
来週に続く⇒