厚生年金基金の後継制度として、簡易型DC、簡易型DBを推奨する動きがあります。
簡易型DCは、「掛金の負担や商品数を絞って、中小企業の事務負担を軽くする。」
という内容を、厚生労働省が準備しているそうです。
簡易型DBは、簡易な制度設計や手続きとなっており、中小企業が導入しやすいと
されています。
本当にそうでしょうか?
簡易型というのは、中小企業のためというより、金融機関のためではないかと
思います。
金融機関としては、中小企業のために、時間と手間はかけたくないので、“簡易”に
に導入できる企業年金が便利なのではないでしょうか。
“簡易型”は、要注意です。
望んでいない内容、制度設計になってしまう可能性があります。
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