著者は東大を卒業し、司法試験にも合格し、ハ-バ-ドMBAに留学し、上位0・5%に選ばれたという輝かしいキャリアを歩む若者である。その体験記をブログで紹介したところ大変な人気を呼び、発刊されたという経過がある。
2000万円という高い代償を払いながらも、かけがえのない多くのものを得たと言う。リッチな教材、一流の教授陣、80カ国から集まった精鋭たちとの出会い、大量の情報へのアクセス、日々行われる実際の企業や投資の分析や討論によるすばらしい授業、志の高さなど。
年収1000億円稼ぐヘッジファンドとの出会い。世界中から情報を集め、分析し、投資ししているヘッジファンドの内状がよくわかった。彼らは、多大な利益の一部をNPOなどに多く貢献している。プロ中がしのぎをけずっている投資の世界と比べれば、個人投資家は、竹やりで戦っているものだと著者は言う。また、改めて多くの日本のよさ(給食、医療等)にも気づく貴重な機会になったようである。
資本主義の仕官学校といわれるMBAの現場が体験できる興味深い本である。
2000万円という高い代償を払いながらも、かけがえのない多くのものを得たと言う。リッチな教材、一流の教授陣、80カ国から集まった精鋭たちとの出会い、大量の情報へのアクセス、日々行われる実際の企業や投資の分析や討論によるすばらしい授業、志の高さなど。
年収1000億円稼ぐヘッジファンドとの出会い。世界中から情報を集め、分析し、投資ししているヘッジファンドの内状がよくわかった。彼らは、多大な利益の一部をNPOなどに多く貢献している。プロ中がしのぎをけずっている投資の世界と比べれば、個人投資家は、竹やりで戦っているものだと著者は言う。また、改めて多くの日本のよさ(給食、医療等)にも気づく貴重な機会になったようである。
資本主義の仕官学校といわれるMBAの現場が体験できる興味深い本である。