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裁判員裁判制度の問題点

2009-11-07 21:10:06 | 政治
スタートした裁判員裁判制度について、弁護士水谷弁護士の講演があった。
①面接審査があるので、裁判員候補者のプライバシー侵害の危険性がある。
②裁判所による裁判員の解任もある
③3日間という迅速裁判で、えん罪は防げれるのだろうか
④公開裁判の原則が守られなくなり、権力の監視がおろそかになるおそれがある。
⑤裁判員にとっては、現代の赤紙でえん罪に荷担させられる恐れもあり、精神的苦痛ははかりしれない。
⑥裁判員制度は、国民をして裁く側に強制的に立たせ、治安の取り締まりに荷担させるもので、エセ民主主義である。
等、多くの問題点がわかりやすく語られた。
余りにもひどいこれまでの裁判官による裁判なので、国民が参加することによって、すこしはましになるのではないかと弁護士も賛成した裁判員制度だが、無責任なシステムであることがわかった。
裁判官を増やす、庶民の中から裁判官を選ぶ、最高裁が人事権を握っていることを改善するなど司法の民主化を進めていくことが大切だとわかった。
コメント
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