大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

野菜果物細工

2010-01-07 21:09:44 | 海外旅行
最終日の午後は、ルームメイト達3人とホテルの野菜・果物細工教室に参加した。
二人のシェフが、手を取って丁寧に教えてくださった。
トマトときゅうりでハスを作った後、にんじんでバラの花、なすとカボチャで葉を細工した。とても美しくできて、楽しくためになった1時間半だった。
すいかやパイナップルジュースのサービスもあり、900円とはとても安い。
家でも作ってあげたい。
カンボジアは遺跡とバカンスと素敵な出会いのあった天国のような旅でした。
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アンコール小児病院

2010-01-07 07:58:31 | 海外旅行
旅行最終日、まず遺跡保存に取り組んでいるユネスコJASA事務所を訪れた。
日本語ぺらぺらの若いカンボジアの女性スタッフからレクチャーを受けた。
アンコールワットの王様は、自分が神だということを民衆に知らせるために、山を作りたくて、あのような高い寺院を次々と建設したという。
仏教もヒンズー教も多様性を認め、民衆の生活をレリーフに描くなど大切にした。王の道には宿泊所や病院を作るなど、慈悲の心の政治をしたから、平安で豊かな国として繁栄したのだとわかった。現代に通じるものがある。
アンコールワットのおかげで、世界中から多くの人々が訪れ、現代のカンボジアの人々の生活を支えている。
現在世界の49のチームが修復にあたっている。
現状の記録を取り、調査し、解体し、形を変えず、落ちた石は元に戻し、崩れたモノは修復する。2年ぐらいかかるそうだ。砂岩の中にラテライトを入れる。
陶磁器の発掘から、ベトナム、中国、イスラムと交流していたことがわかったという。
庭では、てこで重い石を持ち上げる体験もできた。

次にアンコール小児病院を訪れた。12人に一人の子どもが5歳未満で亡くなるという現実を憂え、なんとかしたいというたった一人の夢から実現した病院。クリントン大統領も訪れたという。
多くの子どもを持つ親子が訪れていた。日本人女性看護士から説明を受けた。
彼女は10年間カンボジアに住み、電気もない、水道もないところで生活し、訪問看護をしているという。「困難こそ楽しい。カンボジアの男性は2,3人の奥さんをもつ等横暴。女性の教育こそが大切。」と言いきる彼女。
今日は朝から、二人の素晴しい女性に出会えラッキーだった。
診療費は500リエル。ほとんど無料に近い。牛や家を売り、地方からこの病院に家族で駆けつける。そんな人のために自炊場や畑まで作られていた。
地方の医療の充実のために、医師や看護士の研修所もあった。
みんな募金をしたり、記念品を買い求めた。

前には、中学校があった。バイクで帰校する中学生。カンボジアではバイクもタバコも年齢制限なし。教育費や医療は無料。
最後に、義足センターを見学した。ここでは、10人が働いている。利用するのは65%が大人で35%が子どもで、完成まで4~5ヶ月かかり、無料だという。
地雷の被害者だけでなく、余り信号もないので、最近交通事故も多いらしい。

コメント (2)
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