大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

世界が食べられなくなる日

2014-03-27 19:59:23 | 映画
フォルツァで「世界が食べられなくなる日」の映画を見ました。
遺伝子組み換え作物が、人体にどれだけ影響を与えるかを、フランスの研究者がラットに2年間半遺伝子組み換えでできたとうもろこしの餌を与え続けて、実験をしました。
メスは乳がん、オスは腎臓にがんができました。恐ろしい結果です。モンサント社のトウモロコシを作ったり、運んでいた労働者もがんで亡くなる人がいました。
アフリカでは、ヤシの木を植え、農作物を作り、種を自分たちで採るようにしています。豚や牛を放し飼いにし、育てた野菜をやり、やさしく語りかけているシーンが、本来の農業の姿で美しかったです。
原発の被害で苦しんでいる福島の農民も描かれていました。
人類の未来と命をおびやかす原発と遺伝子組み換えの技術。人類は大変な技術を生み出してしまったものです。子供たちのために汚染された地球を甦らせ、遺伝子組み換え作物を食べさせないようにしなければ。
30年間原発に反対している祝島の住民が希望の姿でした。
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