14日の予算委員会、枝野、原口、藤野氏3人の質疑がすばらしかったです。
枝野さん・・・法的な知識を駆使して首相に迫ります。9条3を憲法に明記すれば法的に変わってくることを明らかにしました。「9条3に自衛隊書いても、それが国民投票で否決されても、自衛隊が合憲であることはかわらない、」という首相。それならなんで850億円もかけて国民投票をするのか?
解散権について、イギリスやドイツの例を挙げて解散権は国会の承認が必要である。日本もそのようにしたらよい。政府は、4分の一の国会議員の要請で臨時国会を開く義務があるが、開く期限が明記されていないので、憲法を改正するのならこれこそ入れてほしい。
原口さん・・・自衛隊機の事故現場も視察し、2人の自衛隊の葬儀にも参加され、アメリカにも事故機の調査に行くそうです。事故機が家の中につきささっていて、女の子はどんなに恐ろしかっただろうと言われました。素晴らしい感性と行動力です。
最近、政府の武器費用がとても拡大していることを資料で示し、今度の事故も修理にアメリカ軍の中古品を使っていたということがわかりました。高額な武器をアメリカに買わされ、不誠実な修理で重大な事故を起こし、隊員の命までうばったのです。アメリカにしっかり意見を届けてくれそうな人です。
藤野さん・・・FMS,核の持ち込みについて、首相に迫りました。オバマと広島、長崎を訪問し、核の放棄を訴えたのに、アメリカの小規模な核の開発に賛成するのは裏切りではないのか。政府は、「非核三原則があるので、そんなことはない」という、逃げ切り答弁ばかりでした。
本当に国民の知りたいことを鋭く追及する国会議員に拍手です。