山上千恵子監督のドキュメンタリー映画「たたかいつづける女たち~均等法前夜から明日~バトンをつなぐ~」を見ました。
30年以上前、働きながら普通に生きられる社会を求めた女性たちの運動と、長時間や非正規、シングル女性の貧困、マタハラ、セクハラなど今の課題を映像でつないだ映画でした。
1984年12月、現在の男女雇用均等法制定の動きに対し、「真の男女雇用平等法の成立」を求めて労働省まで要望書を入れたバトンをつなぐリレーをする彼女たちの姿がとても素敵でした。
彼女たちの闘いがあって獲得した権利だとわかりました。しかし、まだまだ不十分で、女性差別撤廃条約の履行状況をチェックする国連の機関からもセクハラ対策など均等法の改善を政府は求められています。
経済学者で大阪市立大名誉教授の竹中恵美子さんは、男女ともに保護と平等の双方が必要と言われました。
国連の差別撤廃委員会の委員長を務めた林陽子さんのお話など大変示唆に富んでいました。
6月24日10時より12時までサンフォルテ308号室で上映されますので、多数ご参加ください。500円です。