オールとやま県民連合の総会で新潟国際情報大学の佐々木寛さんの講演「政治を市民にとりもどす!新潟の軌跡の経験から」がありました。
米山知事の辞任という大変な事態を迎えている新潟県ですが、このような「文春砲」の衝撃と言うことがなければ、大変優秀な知事として広大な新潟県を治めた歴史に残る知事になったのにと、とても残念そうでした。
参院選・知事選・衆院選の≪奇跡≫の軌跡の映像を見ながら、勝利のポイントをわかりやすく、ユーモアたっぷりに講演してくださいました。
市民政治の育成のために
①政策協定をする、選対ではなく連絡調整会などと呼ぶ。
②民進と共産党、連合などを長い机で座る場所を離し、一緒に写真が撮りにくくする。生長の家など多様な人々とも連携する。
③選挙は政治家が新たに生まれ変わる場所・・市民政治家
④双方向の開かれたしくみづくり
⑤実を取るという新潟の県民性
⑥メディアとどのようにつきあうのか・・「未来の責任、権力にすり寄る知事ではなく、県民に寄り添う知事を」のキャッチフレーズ 選挙が盛り上がると投票率も上昇
⑦市民エネルギー協議会、ソーラーシェアリングなど日頃から地域で活動する
⑧これからは、地域分散ネットワーク型社会、自立、自立型社会をめざす
とてもしなやかで、幅広い市民を結集した選挙活動で、大変示唆に富んだ講演でした。