マンションの老朽化
2月も中ごろの15日、息子のマンションの排水管の総取替の工事が始まった。
全戸同時の工事だけに、飛行機で上京し、天井や床をくりぬき鉄管の配管を
ポリ製に取り換える工事である。
モルタル固定している床下は
削岩機で粉塵をあげて
床穴からコンクリを、運び出す。
ビニールであたりをおおい最新の養生を施し工事を施工するが、
部屋の中での騒音、粉じんは
マスクなしでは立ち会いもできないほどで
ガリガリという爆音に勝手に神経が緊張して
奥歯が欠けそうになり、
肩に力が入って首も回りにくくなる。
歯医者さんのお化けと言える音の拷問だ。
みんな、現場はこんなに頑張っているのだから、
とりあえず、、、、、、、、
「居るという仕事」を
2週間した。
工期の合間に札幌の自宅が気になり、
2月23日飛行機で一時帰宅と
空港に行ったが、大雪で飛ばず、
毛布弁当で、
翌日に持ち越し飛行機を待った。
あと2時間遅れます。。。。あと1時間です。、、、、
とうとう19時30分まで
引っ張られ引っ張られ、
飛行中止が放送された。
天気のせいだから、
怒りのもって行き場がありません。
それから又、行列で2時間かかり
やっとキャンセルのお金を戻してもらって
深夜帰宅した。
本来なら、
予想される事態に、
もう少しANAは日常訓練をしてくれれば、
こんなに、
2日間も飛びそうで飛ばない
放送を繰り返さないのではないかと、
言いたくもなるほど、空港は混乱した。
同じ23日1時JALを選んだ夫は
3時間かかったらしいが札幌に到着した。
危険な時ほど、
私たち夫婦はどちらかが生き残れる方法を考えて、
いつも別便を取る。
今回ばかりは、
JALを選んだ夫は鼻高々で、
勝ちどきの大笑いをする。
、、、笑いごっちゃない!
おかげで半月間工事現場にくぎ付けになった私は
懲りずに、ANAで札幌に帰ってきた。
三月三日、お雛様の日にやっと帰宅。
すぐに町内会の班長会議、回覧、雪かき、
てんこ盛りの選択が終わる頃、
工事現場で感さされた「アレルギー」反応がはじまり、
くしゃみ鼻水、タン、涙の異常分泌と
喉がいがらっぽくて喋るとせき込む。
レスタミン、二ポラジン、ダーゼン、ムコダイン、
麦門湯に小青竜湯、、、、
良かれと思うものを飲むが、
薬が切れる頃、またまた症状はぶり返す。
七日になって夫が
「アレギザール」はどうかな?と持ってきた。
何と、!効いた!すごい効き目!自分でも驚いた。
薬とは、
その人の症状や病状にさえピッタリ合えばこんなにも効くものだと、
自ら劇的な回復を体感した。
結局、
春を迎える二月後半の梅の季節から紅梅美しい三月初旬まで、日にちが飛んだ。
踏んだり蹴ったりという日々であったが、
患者さまに迷惑をかける事もなく
何事もなかったかのように、病院に勤務し続けている夫も息子も、
たぶん、孤軍奮闘に明け暮れた私の存在には気がつかないほど、
患者さまだけを見続けているのです。
相手が女性というわけではないだけに、
やきもちを焼くわけにもゆきませんが、
どんなときにも、「患者さま」との予約しか頭にない医師たち。
大雪に飛行達成した夫に、
どこかで、完敗の気持ちがあります。
医師になる人間は天気からも
一瞬の晴れ間を与えられる「強運」も、持っていることに、
しみじみと孤独になった半つきでした。
私は私、、、黙々と私の役割を果たすことに全力を尽くすのみ。
2月も中ごろの15日、息子のマンションの排水管の総取替の工事が始まった。
全戸同時の工事だけに、飛行機で上京し、天井や床をくりぬき鉄管の配管を
ポリ製に取り換える工事である。
モルタル固定している床下は
削岩機で粉塵をあげて
床穴からコンクリを、運び出す。
ビニールであたりをおおい最新の養生を施し工事を施工するが、
部屋の中での騒音、粉じんは
マスクなしでは立ち会いもできないほどで
ガリガリという爆音に勝手に神経が緊張して
奥歯が欠けそうになり、
肩に力が入って首も回りにくくなる。
歯医者さんのお化けと言える音の拷問だ。
みんな、現場はこんなに頑張っているのだから、
とりあえず、、、、、、、、
「居るという仕事」を
2週間した。
工期の合間に札幌の自宅が気になり、
2月23日飛行機で一時帰宅と
空港に行ったが、大雪で飛ばず、
毛布弁当で、
翌日に持ち越し飛行機を待った。
あと2時間遅れます。。。。あと1時間です。、、、、
とうとう19時30分まで
引っ張られ引っ張られ、
飛行中止が放送された。
天気のせいだから、
怒りのもって行き場がありません。
それから又、行列で2時間かかり
やっとキャンセルのお金を戻してもらって
深夜帰宅した。
本来なら、
予想される事態に、
もう少しANAは日常訓練をしてくれれば、
こんなに、
2日間も飛びそうで飛ばない
放送を繰り返さないのではないかと、
言いたくもなるほど、空港は混乱した。
同じ23日1時JALを選んだ夫は
3時間かかったらしいが札幌に到着した。
危険な時ほど、
私たち夫婦はどちらかが生き残れる方法を考えて、
いつも別便を取る。
今回ばかりは、
JALを選んだ夫は鼻高々で、
勝ちどきの大笑いをする。
、、、笑いごっちゃない!
おかげで半月間工事現場にくぎ付けになった私は
懲りずに、ANAで札幌に帰ってきた。
三月三日、お雛様の日にやっと帰宅。
すぐに町内会の班長会議、回覧、雪かき、
てんこ盛りの選択が終わる頃、
工事現場で感さされた「アレルギー」反応がはじまり、
くしゃみ鼻水、タン、涙の異常分泌と
喉がいがらっぽくて喋るとせき込む。
レスタミン、二ポラジン、ダーゼン、ムコダイン、
麦門湯に小青竜湯、、、、
良かれと思うものを飲むが、
薬が切れる頃、またまた症状はぶり返す。
七日になって夫が
「アレギザール」はどうかな?と持ってきた。
何と、!効いた!すごい効き目!自分でも驚いた。
薬とは、
その人の症状や病状にさえピッタリ合えばこんなにも効くものだと、
自ら劇的な回復を体感した。
結局、
春を迎える二月後半の梅の季節から紅梅美しい三月初旬まで、日にちが飛んだ。
踏んだり蹴ったりという日々であったが、
患者さまに迷惑をかける事もなく
何事もなかったかのように、病院に勤務し続けている夫も息子も、
たぶん、孤軍奮闘に明け暮れた私の存在には気がつかないほど、
患者さまだけを見続けているのです。
相手が女性というわけではないだけに、
やきもちを焼くわけにもゆきませんが、
どんなときにも、「患者さま」との予約しか頭にない医師たち。
大雪に飛行達成した夫に、
どこかで、完敗の気持ちがあります。
医師になる人間は天気からも
一瞬の晴れ間を与えられる「強運」も、持っていることに、
しみじみと孤独になった半つきでした。
私は私、、、黙々と私の役割を果たすことに全力を尽くすのみ。