花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

株安?

2009-03-10 23:50:41 | Weblog

     恥ずかしながら、
     「株」のノウハウも
     高値、安値、や
     「ダウ」とか「ダウ平均」という
     連日連夜、
     ニュースで話される意味もわからない。

      (\ ¥)


    新聞では、マザーズとか、、
    ヘラクレスとか
    毎日、
    目に留まる単語の由来も、
    本来の意味する事がらも、
    知らない。

    何度か、
    本やさんで立ち読みしても、
    退屈な難解な説明は
    すぐに忘れる。

    若いころ、「拓銀」の株を
    進められて買った事があった。

    とにかく「株」というものを持ってみたかった。

    「株」を持っている事で、
    社会人として、
    参加しているという
    不思議な安心感もあった。

    意味もわからず、270円で買った。

    230円に下がったとき、買い足した。

    200円より下がった。

    また買い足した。

    そして、、、
    160円になり、

    「銀行がつぶれるかも知れない」と噂が出た。

    『都市銀行はつぶれないよ!』

    どこともなく聞かされて、
    おめでたい私は根拠もなく信じた。

    証券マンの受付が言った。


    《このまま、下がり続けるはずはありません!

    買い足しておくと、株値が270円あたりに戻ったとき、

   「海外旅行費がただで手に入りますよ!」≫


    はじめに、
    高値で買ったため、購買した時の平均株価値段を下げるためにも

    無理をして買い続けた。

    かくして、、、ある日突然!
          
          ***

    株券は紙くず同様になってしまった。

          ***

    子育ての最中でお金も必要な時期であった。


    子供と夕食を済ませると、
    19時にアルバイト先に出勤した。

    12時に終了。

    処方箋を整理して、
    統計を取り、
    早朝の当番薬剤師に引き渡すと、
    帰宅は夜中の2時になった。

    朝、子供を学校に送り出すと、
    2時間寝た。

    何年か、
    こんな暮らしをしていると、

    電話一本で、
    増える株券が、結構楽しかった。

    しかし、、、、
    拓銀の倒産とともに
    貴重なアルバイトの収入は消えた。!


            (++!

    拓銀は期待を裏切ってつぶれてしまった。

    都市銀行だってつぶれる事を知った!!!

    「株」の意味も、
    業界地図も解らない素人のやり方は、

        *****

    無一文になることもあることを思い知った。

        *****

    あれから、、、
    株主に「優待」をくれる株だけ残し

    値のあるうちに全部売ってしまった。

            (@ @)

    「アルバイト」のお金だけの限定した購買にとどめていたため、

    被害は最小限にくいとどめたが、、、、ショックだった。




    株の解説を「初心者向けに掲載してくれるとよいですね!」

    いまだに、「株」って良く解りません。

    「株」は機敏に動ける経済観念がないと、、、
    大損害を避けられない!。

    漠然と、、、身をもって知りました。

    今!
    世界は株安です!

    一昔前は手も足も出なかった、千円以上の株達が

    軒並み、、、200円とか180円とか、、、70円、、、です。

    拓銀の時のように、、、
    今、買っておけば、、、、と

    勧める窓口の証券マンもいなくなりました。

    システムが電子文字によって、取引されるため、

    買い方も売り方も、
    勉強しないとわかりません。

    不勉強なおかげで、
    「株」を買う方法が解らなくって、

    拓銀事件以来、
    株の売り買いは能力不足でしておりません。

    「塞翁が馬」かもしれません。

    株のイロハの手ほどきを、
    マンガか図解で新聞に出していただければ、

    老後の財テクが出来るようになるかもしれませんね。

    せめて、、、「ダウ」って何なのか?

    理解できると
    株もまた面白くなるのかも知れません。

    やる気が起きない株や
    税金の勉強は、
    いつまでたっても人頼み。

    ここら辺で心を入れ替えて
    世界経済を学問しますか?

    自分の専門職の知識についてゆくだけで
    へトヘトの私にとって、

    日経新聞を
    理解できるように読むことは
    大学入試並に
    努力が必要だと思いました。

    当分、
    株価の上下のニュースが続きますが
    解らないものにとっては、、、

    危機感すら感じないから、、、、恐ろしいことです。

    ひたすら、、、世界の経済の安定を祈っています。

おくりびと 映画見てきました

2009-03-10 03:16:17 | Weblog
  二番目の兄が言いました。

  「おくりびと」の映画観てきたよ。
   良い映画だったよ、、、

   私も、今日13時20分上映のを観たいと思いました。

   お天気も良いし、暖かいし、
   
   会場に1時に到着しました。

   入場券は売り切れでした。

   16時上演の券を買って、本屋さんで時間を待っていました。

   3時30分に会場の入口に再び来るとびっくり!

   自由席のせいか?長い行列が出来ています。

   60過ぎの夫人、70近い旦那さん

   若い女性もいます。

   行列は退屈しのぎに、

   見知らぬ同士おしゃべりが楽しいようです。

   「俺なんか、、、そろそろ「おくられびと」だから

   人生卒業しておくられるのを見ておこうかなってさ!

   まだまだでしょう、、、(^^!

   ようやく会場に入りました。

   「『賞』を戴いた日本映画ですもの、、、

   観なくっちゃね!」、、、太ったおばあさんが元気に言った。

   シルバー世代の「ヒット」映画である。

   老人も若者も主役の奥の深い愛情が伝わってきた。

   ヒトラーも、びっくりの

   美人女性の「中絶地獄」の愛の不毛砂漠の科学の時代に

   何と心に沁み入る情けの深い映画であることよ!

   「命」という人と人のかかわりの間で愛を知るとき、

   妊娠しても、中絶してしまう昨近の愛の不毛状況のエゴと

   息子を置いて出て行った男の浮気、
   娘を置いて恋に溺れた女の浮気、

   卵を産み、、、力尽きて死んで流れる鮭の描写。

   魚にも劣る人間のエゴ、
   どうにもならない心の狭間で

   おくりびと  

   残された者たちへの、、、救い。

   弦楽器の音色が山野を駆けて空に吸い込まれていった。

   観て良かった、、、ありがとう、、、愛。