花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

札幌は毎日雪掻き

2011-01-14 01:34:03 | Weblog
今年に入ってから
休む暇の無い雪掻きが続いている。

昨日も深夜まで
雪だるまになりそうになりながら

雪を掻いては
圧搾した雪レンガを兵のように積み上げた。

朝になって!!!
起き抜けからてんこ盛りの玄関の雪を手始めに、
車庫の前、と屋根の雪下ろし、、

物置、と屋根。

ベランダ、の東サイドに
シャッターのように垂れた雪の滝

軒先をつつくと
8畳大の雪の布団が2枚相当落ちてきた。

裏庭に投げ下ろすと
寒中なのに
汗が流れた。

あちこち出っ張った2畳大の小屋ねの
てんこ盛りの雪山を落とし、

垂れ下がったぶっといツララを
屋根にのぼって、
上からたたき落とした。

庭に「マッターホーン」の頂上と
ミニチュアの山脈が出来た。

めっきり来なくなった除雪車を待ちながらも
道路の雪を圧搾して路肩に積み始めると

海亀のようにも、象亀のようにも見える小山が出来た。
角地になる東北の道路には

クワガタの幼虫に似た
長い雪の長城が出来た。

人生の半分は雪掻きで終わった。

これからは
本格的に雪のシーズンに入る。

北海道の雪は、実に

本当の冬を運んでくる。

トランジスターラジオをポケットに入れて、
今日は、早朝から2時まで
6時間もラジオを聞きながら

休み無く雪と格闘した。

朝も、昼も突貫でママさんダンプで除雪した。

2時過ぎにいったん休むつもりで家に入ると、

出勤前にドリップしてくれたコーヒーが
すっかり醒めて、

午後からの
屋根の雪下ろしのファイトを
静かに、、、静かに、、、抑えて

ほろ苦い。

北国の雪は
汗と、ラジオと
筋肉と、忍耐強い精神を

天から運んでくるのでした。

     春よ!   早く来ておくれ!