花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

インフルエンザの季節

2011-11-09 18:27:02 | Weblog
早いものですね
札幌では、家々の小さな庭に
冬囲いの、ミニミニ雪吊が始まりました。

束の間の
「燃える秋」が散り

重たいタイヤに履き替えた
旧式の乗用車からは

襟を立てた
恋人たちが降りてきて

敷き詰められた銀杏の葉の秋に
佇みながら冬に運ばれてゆく

松ノ木が好き!
それだけで、深い考えもなく赤松を植えた

子供たちも巣立ち
孫も3人

松の木は
大きな樹になっていた。

屋根を隠し
鶴が、片足で羽をいっぱいに拡げた姿である

我が家が天空に運び去られて行くのではと
毎朝気になり始めた。

吹雪が来れば
あたり一帯停電になりかねない。

断腸の思いで「松の木」の枝をすべて払った
樹は「裸の大将」のように姿を変えた

葉をすべて落とした松のイメージは
華麗な鶴の舞いから

彫刻の造詣の厳ついオブジェに変貌した。

枯れるかもしれないが
都市の電化生活の邪魔になる以上

せめて、40年の歳月の形だけは残したかった。

ごめんね、、、家族の一員だった樹よ。
枯れないでがんばってくれるかもしれないが、、、

70を過ぎた主には
もう、、、剪定に付き合える限界が来た。

舞子で見た姫松
いしで寺で見た3葉の松
お宮の松
なんとも優雅な五葉の松
沼津の御用邸の松

松は心の友である

一大決心で剪定を終えると
一挙に冬がやってくる

大自然のかけらのようなメッセージに答えて
冬支度が終わった今日。

孫子の為にも
家族のためにも
老いた自分の免疫を考慮し

札幌市がせっかく用意してくれたんだから
インフルエンザの予防注射をした。

健康を維持し
地球が病気にならないように

地球にも植樹の予防注射を忘れずに
PPTが日本の緑の心を剪定してしまわないことを

祈るような気持ちで
成り行きを見守りながら」

死滅させない剪定が
政治家の腕の見せ所ではなかろうか?

豊かな十勝
豊かな北海道全域

インフルエンザの予防注射を
冬に備えてしておくことが

今、唯一できることかもしれません。

地球はひとつかもしれません。
経済の数字で剪定してしまうことの怖さも知って

根っこは
自分の力でしっかりと、また芽を出すしかありません。

松の木よ
どうか、、、枯れないでいてよね。

日本に農地がなくなったら
オブジェ「日本」になってしまうかもしれない。

オブジェ日本のコンクリートの大地を
絶妙に動き回り、走り続けるロボットを

人口の増えることがない日本人と間違う日が
夢の中に出てきて、

ダビンチも
ノーベルも
ソフトバンクも

本当の事を証明したり、EBMの実証実行は
時には暴力のように「命」の恐怖でもあると

、、、老いるということは
時代についてゆけない感性にとどまってしまう、

地球よ!いつまでも緑多き星であれ!
海よ!いつまでも、魚の跳ねる命の海であれ!

宇宙よ
お前の正体は、、、何なのだ!

命の「生命論」は
原子爆弾のように、原子に向かうのか?!

孫たちよ!
爺婆が死んだあとも

地球に生まれた事を
かんしゃしてくれるだろうか?!